宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「時輪金剛の加持を受ける」

2016年07月30日 | Weblog



(時輪金剛)



「オン・ソハハンバ・シュダ・サラバタラマ・ソハハンバ・シュド・カン。」(3遍誦す)


自分が時輪金剛となり 仏母を抱き
上丹田に「オン字」 喉元に「アー字」  胸の中央に「ウン字」
下丹田に「フリー字」が光輝いているのを観じる。


(上から オン・アー・ウン)




(フリー字)

生殖器の部分に「ソー字」があり



頭には 「ハー字」がある。



胸の中央には 「ウン字」を中心に
このような眞言の輪が光輝いている様子を観じる。





「于空境中(うくうきょうちゅう)
自身刹那頃与(じしんせつなけいよ)
時輪成為倶生(じりんじょういぐしょう)
于四大(うしだい)
須弥蓮華日月(しゅみれんげじつげつ)
羅侯等重畳之宝座上(らごとうちょうじょうしほうざじょう)
自身現為吉祥時輪(じしんげんいきっしょうじりん)
身青色(しんせいしき)
一頭二臂三眼(いっとうにひさんげん)
持金剛鈴杵(じこんごうりんしょ)
擁抱仏母(ようほうぶつも)
左足白色(さそくはくしき)
巻屈(かんくつ)
壓白色自在天(えんはくしきじざいてん)
壓足紅色直伸(えんそくこうしきちょくしん)
壓紅色欲天心間(えんこうしきとくてんしんかん)
頂有髪髻(ちょうゆうはつけい)
厳飾如意宝弯月(ごんしょくにょいほうわんげつ)
佩戴金剛厳飾(はいたいこんごうごんしょく)
穿著虎皮裙(せんちゃくこひくん)
手節三色(しゅせつさんしき)
頭頂厳飾金剛薩た(とうちょうごんしょくこんごうさった)
在五色火焔之中而坐(ざいごしきかえんしちゅうじざ)
面帯非怒非愛之容貌(めんたいひどひあいしようぼう)
尊所擁抱之雑色母身黄色(そんしょようほうしざつしきもしんこうしき)
一面二臂三眼(いちめんにひさんげん)
右手執弯刀(うしゅしつわんとう)
左手持天霊蓋(さしゅじてんれいかい)
与仏父合抱(よぶつふごうほう)
足巻右展左(そくけんうてんさ)
与仏父合赤身(よぶつふごうせきしん)
骨質五印作為厳飾(こつしつごいんさくいごんしょく)
頭髪作半散状(とうはつさくはんさんじょう)
額間厳有オン(がくかんごんゆうおん)
喉間アー(こうかんあー)
心間ウン(しんかんうん)
臍間フリー(さいかんふりー)
密処ソー(みつしょそー)
頭髪髻上ハー等字(とうはつけいじょうはーじとう)
従心間放出光芒(じゅうしんかんほうしゅつこうぼう)
器世間化為無量官(きせげんけいむりょうかん)
情世間倶化為時輪聖衆(じょうせげんぐげいじりんせいしゅう)。」


自己を取り囲む一切のものが光となって 自己に融け入り
自己もまた光となって虚空に融け入る様子を観じる。

「オン・カンハ・マラ・ワリアヤ・ソーハー。」(108遍誦す)


(回向)

「願仗此善使衆生(がんじょうしぜんししゅじょう)
フリー棄輪回無義事(ふりーきりんねむぎじ)
修要義金剛瑜伽(しゅうようぎこんごうゆが)
従速即証時輪位(じゅうそくそくしょうじりんい)
願仗此善我速能(がんじょうしぜんがそくのう)
修成加行六支法(しゅうじょうかぎょうろくしほう)
度尽衆生けい無余(どじんしゅじょうけいむよ)
咸令登入此聖位(かんれいとうにゅうしせいい)。」



「一切の障を除き 陰魄を純陽に変容させる」





「マ・カム」の眞言を3遍か5遍 または7遍誦しながら
自己の有機体を感じ
その中に 黄色に光り輝く地母が出現するのを観じ

「カム・ラ・ズィ・キェレ・ドゥ。」を誦しながら
その女神に 自己の一切の障や業を取り除いて下さるように祈る。

地母の左手には 甘露を満たした瓶があり
地母の左手には 時計回りの卍があり

そして 自己の障や業や病が 陽気に転換された事を感じる。

そして何遍も誦す。

「アー・ヤン・マン・カン・ブルム・ドゥ。」


最後に 地母が自己に融合し
自己が地母になる様子を観じる。



「十地行願を円満ならしめる」





両手を合掌し 左右の親指を立てて
両手を額→右肩→左肩→→喉元→頭頂の順に当てながら
各所で眞言を1遍誦し 計5遍誦す。

「ナモ・サンマンタ・ボダナン・アサンメイテイリ
サンメイ・サンマエイ・ソワカ。」

そのようにして十地行願と十波羅蜜を満たすとされる。



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2 コメント

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自分はいまこそ言おう (小さな名詩集Ⅱ)
2016-07-30 01:21:53
        自分はいまこそ言おう


なんであんなにいそぐのだろう

どこまでゆこうとするのだろう

どこで此の道がつきるのだろう

此の生の一本みちがどこかでつきたら

人間はそこでどうなるだろう

おお此の道はどこまでも人間とともつき

ないのではないか

谿間(たにま)をながれる泉のように

自分はいまこそ言おう

人生はのろさにあれ

のろのろと蝸牛(ででむし)のようであれ

そしてやすまず

一生にニどと通らぬみちなのだからつつしんで

自分は行こうと思うと

  
  リベラル社  自分はいまこそ言おう 山村慕鳥
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オーストラリアに出現した巨大雲 (もみ@巨人、大鵬、卵焼き )
2016-07-30 04:57:51

|・)…

見るものを圧倒する 長さ800キロの巨大雲が
オーストラリアに出現したそうばい。

+++++++++++++



オーストラリアに出現した長さ800km超の巨大回転雲「モーニング・グローリー」

http://earthreview.net/rare-morning-glory-cloud-sighting-in-queensland/
返信する

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