祭壇に浄水と灯明 香を捧げ、
可能であれば花や飲食物を用意して
跪いて合掌して誦します。
「願此香花果 (がんしこうげか)
遍満十法界(へんまんじっぽうかい)
供養仏法僧(くようぶっぽうそう)
増長諸福慧(ぞうちょうしょふくえ)
正法伝十方 (しょうぼうでんじっぽう)
皆共成正覚(かいくじょうしょうがく)。」
3遍誦す。
「南無(なむ)
本師釈迦牟尼仏(ほんししゃかむにぶつ)。」
3遍誦す。
「南無(なむ)
護法韋陀尊天菩薩(ごほういだそんてんぼさつ)。」
「六方と娑婆の有情を供養する法」
生米を7粒用意して 右手の平に載せて握り、
五指を勢いよく開いて 米粒を弾き出して誦します。
「供養東方法界衆生(くようとうほうほうかいしゅじょう)
「供養西方法界衆生(くようさいほうほうかいしゅじょう)
「供養南方法界衆生(くようなんぽうほうかいしゅじょう)
「供養北方法界衆生(くようほっぽうほうかいしゅじょう)
「供養上方法界衆生(くようじょうほうほうかいしゅじょう)
「供養下方法界衆生(くようかほうほうかいしゅじょう)
「供養娑婆世界法界衆生(くようしゃばせかいほうかいしゅじょう)。」
「孔雀明王より事業の加持を受ける」
孔雀明王の図像に 礼拝供養を捧げて誦します。
「明王功徳聚(みょうおうくどくじゅ)
寂静心常誦(じゃくせいしんじょうしょう)
一切諸大難(いっさいしょたいなん)
無能侵是人(むのうしんぜにん)
天上及人間(てんじょうぎゅじんかん)
受福如仏等(じゅふくにょぶっとう)
遇此如意珠(ぐうしにょいしゅ)
定獲無等等(じょうかくむとうとう)。」
そして 息災の加持を授かりたければ
孔雀明王が 自己に白色の光を注がれる様子を観じ
(もし他者に加持を望む場合は 他者に光が注がれる様子を観じ)
「オン・マユラ・キランテイ・スヴァーハー。」と何遍も誦す。
増益の加持を授かりたければ
孔雀明王が 自己に黄色の光を注がれる様子を観じ
(もし他者に加持を望む場合は 他者に光が注がれる様子を観じ)
「南無(なむ)
大孔雀仏母明王経(だいくじゃくぶつもみょうおうきょう)。」
と何遍も誦す。
敬愛の加持を授かりたければ
孔雀明王が 自己に赤色の光を注がれる様子を観じ
(もし他者に加持を望む場合は 他者に光が注がれる様子を観じ)
「南無(なむ)
大孔雀仏母明王尊(だいくじゃくぶつもみょうおうそん)。」
と何遍も誦す。