誦す事で 十根によって犯した罪が滅する。
「南無(なむ)
一万八千金迦羅王仏(いちまんはっせんこんがらおうぶつ)。」
誦す事で 十方の信施の罪が滅する。
「南無(なむ)
三千見釈迦牟尼仏(さんぜんけんしゃかむにぶつ)。」
誦す事で 一生の殺生の罪が滅する。
「南無(なむ)
大光伝法功徳仏(だいこうでんぽうくどくぶつ)。」
「随求仏母の加持を受ける」
(随求仏母)
随求仏母に 礼拝や供養を捧げて誦す事で
加持が得られます。
「オン・マニダリ・ベンシュルニ
マハー・ザディ・サレ・ウン・ウン・パッタ・パッタ・ソーハー。」
「大般若経を読経して回向し功徳を得る」
「大般若経」を4文字でも 聞いたり 読経したり
思惟したり 書写したり 他者に教えたり、
または「大般若経」の経巻に 灯明や香や奏楽などを捧げて
供養を行ったりする事で
種々の病や 火水の災 刀兵 毒薬などを免れ
無量の功徳が得られるとされます。
以下 「大般若経」の一部と回向です。
「仏言(ぶつごん)
舎利子(しゃりし)
菩薩摩訶薩菩提心無間(ぼさつまかさつぼだいしんむげん)
入金剛喻定(にゅうこんごうゆじょう)
得一切相智(とくいっさいそうち)
成就仏十力(じょうじゅぶつじょうりき)
四無所畏(しむしょい)
四無礙解(しむげげ)
大慈大悲(だいじだいひ)
大喜大捨(だいきだいしゃ)
十八仏不共法(じゅうはちぶつふくほう)
無障無礙解脱仏眼(むしょうむげげだつぶつげん)
菩薩摩訶薩由此仏眼(ぼさつまかさつゆうしぶつげん)
超過一切声聞(ちょうかいっさいしょうもん)
独覚智慧境界(どくかくちえきょうかい)
無所不見(むしょふけん)
無所不聞(むしょふもん)
無所不覚(むしょふかく)
無所不識(むしょふしき)
於一切法見一切相(おいっさいほうけんいっさいそう)
舎利子(しゃりし)
是名菩薩摩訶薩清浄仏眼(ぜみょうぼさつまかさつしょうじょうぶつげん)
舎利子(しゃりし)
菩薩摩訶薩証(ぼさつまかさつしょう)
阿耨多羅三藐三菩提時(あのくたらさんみゃくさんぼだいじ)
乃得如是清浄仏眼(ないとくにょぜしょうじょうぶつげん)
舎利子(しゃりし)
若菩薩摩訶薩(にゃくぼさつまかさつ)
欲得如是清浄五眼(よくとくにょぜしょうじょうごげん)
当勤修習六到彼岸(とうごんしゅしゅうろくとうひがん)
所以者何(しょにしゃか)
此六到彼岸総摂一切善法(しろくとうひがんそうしょういっさいぜんほう)
謂一切声聞善法(いいっさいしょうもんぜほう)
独覚善法(どっかくぜんほう)
菩薩善法(ぼさつぜんほう)
如来善法(にょらいぜんほう)
舎利子(しゃりし)
有問如来(うもんにょらい)
応(おう)
正等覚(しょうとうがく)
以実而言(にじにごん)
何法能摂一切善法(かほうのうしょういっさいぜんほう)
仏正答言(ぶっしょうとうごん)
所謂般若波羅蜜多(そいはんにゃはらみった)
何以故(かにこ)
此般若波羅蜜多(しはんにゃはらみった)
是一切善法之母(ぜいっさいぜんほうしも)
能生五波羅蜜多(のうしょうごはらみった)
及五眼等諸功徳故(ぎゅごげんとうしょくどくこ)
舎利子(しゃりし)
若菩薩摩訶薩欲得(にゃくぼさつまかさつよくとく)
清浄五眼(しょうじょうごげん)
当学般若波羅蜜多(とうがくはんにゃはらみった)
若菩薩摩訶薩欲得(にゃくぼさつまかさつよくとく)
阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)
当学如是清浄五眼(とうがくにょぜしょうじょうごげん)
舎利子(しゃりし)
若菩薩摩訶薩(にゃくぼさつまかさつ)
能学如是清浄五眼(のうがくにょぜしょうじょうごげん)
定得阿耨多羅三藐三菩提(じょうとくあのくたらさんみゃくさんぼだい)
舎利子(しゃりし)
復有菩薩摩訶薩(ぶうぼさつまかさつ)
修行般若波羅蜜多時(しゅぎょうはんにゃはらみったじ)
能引発六神通波羅蜜多(のういんほつろくじんつうはらみった)
所謂神境智証通(そいじんきょうちしょうつう)
天耳智証通(てんにちしょうつう)
他心智証通(たしんちしょうつう)
宿住随念智証通(しゅくじゅうずいねんちしょうつう)
天眼智証通(てんげんちしょうつう)
漏尽智証通波羅蜜多(ろじんちしょうつうはらみった)。」
(回向)
「至心発願唯願教主(ししんほつがんゆいがんきょうしゅ)
釈迦如来(しゃかにょらい)
千仏善逝十六(せんぶつぜんぜじゅうろく)
般若妙典法誦常啼(はんにゃみょうてんほうしょうじょうてい)
一切菩薩心身善(いっさいぼさつしんしんぜん)
告一切賢主(ごいっさいげんしゅ)
般若守護十六善神(はんにゃしゅごじゅうろくぜんじん)
般若威光(はんにゃいこう)
哀憫納受心中所願成就(あいみんのうじゅしんちゅうしょがんじょうじゅ)
円満乃至法界平等(えんまんないしほうかいびょうどう)
利益同円種智(りやくどうえんしゅち)
十方三世一切諸仏諸尊菩薩(じっぽうさんぜいっさいしょぶつしょそんぼさつ)。」