経名を誦したり 拝したり
他人に教えたりするだけでも
災や 自己の無数の罪過が除かれ 功徳が得られるとされ、
大陸では 経名のみを誦して拝する方法も 行われています。」
「南無(なむ)
度一切諸仏境界智厳経(どいっさいしょぶつきょうかいちごんきょう)
南無(なむ)
毘倶胝菩薩一百八名経(ぐびていぼさついっぴゃくはちみょうきょう)
南無(なむ)
仏説除蓋障菩薩所問経(ぶっせつじょかいしょうぼさつしょもんきょう)
南無(なむ)
仏説縁生初勝分法本経(ぶっせつえんしょうしょしょうぶんぽうほんきょう)
南無(なむ)
仏昇とう利天為母説法経(ぶっしょうとうりてんいもせっぽうきょう)
南無(なむ)
広博厳浄不退転法輪経(こうはくごんじょうふたいてんぼうりんきょう)
南無(なむ)
経大樹緊那羅王所問経(きょうだいじゅきんならおうしょもんきょう)
南無(なむ)
仏説文殊師利現宝蔵経(ぶっせつもんじゅしりげんほうぞうきょう)
南無(なむ)
仏説大方等大云請雨経(ぶっせつだいほうとうだいうんじょうきょう)
南無(なむ)
仏説楽瓔珞庄厳方便経 (ぶっせつらくようらくしょうごんほうべんきょう)
南無(なむ)
大乗離文字普光明蔵経(だいじょうりもじふこうみょうぞうきょう)
南無(なむ)
仏為勝光天子説王法経(ぶついしょうこうてんしせつのうほうきょう)
南無(なむ)
仏説大乗百福庄厳相経(ぶっせつだいじょうひゃくふくしょうごんそうきょう)
南無(なむ)
仏説仏頂尊勝陀羅尼経(ぶっせつぶっちょうそんしょうだらにきょう)
南無(なむ)
仏説菩薩行五十縁身経(ぶっせつぼさつぎょうごじゅうえんしんきょう)
南無(なむ)
仏説観普賢菩薩行法経(ぶっせつかんふげんぼさつぎょうほうきょう)
南無(なむ)
金剛秘密善門陀羅尼経(こんごうひみつぜんもんだらにきょう)
南無(なむ)
阿難陀目きょ尼訶離陀経(あなんだもくきょにかりだきょう)
南無(なむ)
仏説尸迦羅越六方礼経 (ぶっせつしからのつろっぽうらいきょう)
南無(なむ)
仏説閻羅王五天使者経 (ぶっせつえんらおうごてんししゃきょう)
南無(なむ)
頻毘娑羅王諸仏供養経(ひんびしゃらのうしょぶつくようきょう)
南無(なむ)
仏説長者子六過出家経(ぶっせつちょうじゃしろっかしゅっけきょう)
南無(なむ)
大寒林聖難臥陀羅尼経 (だいかんりんしょうなんがだらにきょう)
南無(なむ)
勝虚空蔵菩薩陀羅尼経(しょうこくうぞうぼさつだらにきょう)
南無(なむ)
仏説大護名大陀羅尼経 (ぶっせつだいごみょうだいだらにきょう)
南無(なむ)
仏説大乗日子王所問経 (ぶっせつだいじょうにっしのうしょもんきょう)
南無(なむ)
仏説楼閣正法甘露鼓経(ぶっせつろうかくしょうほうかんろこきょう)
南無(なむ)
仏説無涯際総持法門経 (ぶっせつむがいさいそうじほうもんきょう)
南無(なむ)
文殊師利宝蔵陀羅尼経 (もんじゅしりほうぞうだらにきょう)
南無(なむ)
仏説十支居士八城人経(ぶっせつじっしこじはちじょうにんきょう)
南無(なむ)
仏説十一想思念如来経(ぶっせつじゅういちそうしねんにょらいきょう)
南無(なむ)
仏説摩訶迦叶度貧母経 (ぶっせつまかかようどひんもきょう)
南無(なむ)
比丘避女悪名欲自殺経(びくひにょあくみょうよくじさつきょう)
南無(なむ)
仏為年少比丘説正事経(ぶついねんしょうびくせつしょうじきょう)
南無(なむ)
仏説弁意長者子所問経(ぶっせつべんいちょうししょもんきょう)
南無(なむ)
仏説如意摩尼陀羅尼経(ぶっせつにょいまにだらにきょう)
南無(なむ)
仏説大自在天子因地経 (ぶっせつだいじざいてんしいんじきょう)
南無(なむ)
仏説普賢菩薩陀羅尼経(ぶっせつふげんぼさつだらにきょう)
南無(なむ)
仏説末利支提婆華鬘経(ぶっせつみりしていばけまんきょう)
南無(なむ)
仏説華積楼閣陀羅尼経(ぶっせつげじゃくろうかくだらにきょう)
南無(なむ)
仏説聖ひん瓔珞陀羅尼経(ぶっせつしょうひんようらくだらにきょう)
南無(なむ)
仏説大金剛香陀羅尼経(ぶっせつだいこんごうこうだらにきょう)
南無(なむ)
仏説遍照般若波羅蜜経(ぶっせつへんじょうはんにゃはらみつきょう)
南無(なむ)
仏説大乗無量寿庄厳経(ぶっせつだいじょうむりょうじゅしょうごんきょう)
南無(なむ)
仏説殃檀香身陀羅尼経(ぶっせつようだんこうしんだらにきょう)
南無(なむ)
仏説無量功徳陀羅尼経(ぶっせつむりょうくどくだらにきょう)
南無(なむ)
仏説辟除諸悪陀羅尼経(ぶっせつへきじょしょあくだらにきょう)
南無(なむ)
仏説秘密八名陀羅尼経(ぶっせつひみつはちみょうだらにきょう)
南無(なむ)
観自在菩薩母陀羅尼経(かんじざいぼさつもだらにきょう)
南無(なむ)
仏説延寿沙門陀羅尼経(ぶっせつえんじゅしゃもんだらにきょう)
南無(なむ)
仏説大乗大方広仏冠経(ぶっせつだいじょうだいほうこうぶつかんきょう)
南無(なむ)
一切如来名号陀羅尼経(いっさいにょらいみょうごうだらにきょう)
南無(なむ)
仏説息除賊難陀羅尼経(ぶっせつそくじょぞくなんだらにきょう)
南無(なむ)
仏説無畏授所問大乗経(ぶっせつむいじゅしょもんだいじょうきょう)
南無(なむ)
仏説発菩提心破諸魔経(ぶっせつほつぼだいしんはしょまきょう)
南無(なむ)
仏説大方広善巧方便経(ぶっせつだいほうこうぜんほうべんきょう)
南無(なむ)
仏説浄意憂婆塞所問経(ぶっせつじょういうばそくしょもんきょう)
南無(なむ)
仏説八大菩薩曼荼羅経(ぶっせつはちだいぼさつまんだらきょう)
南無(なむ)
大乗理趣六波羅蜜多経(だいじょうりしゅろっぱらみつたきょう)
南無(なむ)
仏説大乗菩薩蔵正法経(ぶっせつだいじょうぼさつぞうしょうほうきょう)
南無(なむ)
仏説最上秘密那臥天経(ぶっせつさいじょうひみつながてんきょう)
南無(なむ)
金剛頂瑜伽理趣般若経(こんごんちょうゆがりしゅはんにゃきょう)
南無(なむ)
菩薩憂婆夷五戒威儀経(ぼさつうばいごかいいぎきょう)
南無(なむ)
無能勝大明心陀羅尼経(むのうしょうだいみょうしんだらにきょう)
南無(なむ)
大勇菩薩分別業報略経(だいゆうぼさつふんべつごうほうりゃくきょう)。」
「諸眞言」
★「オン・フリーム・タハ。」
誦す事で 暴力と自己を隔てるへりが生じる。
また 世界和平のために誦す事ができる。
★「ヴァジュレスワリ・ヴァーマデヴィ・ヴァヨ・アヴァスタ
ヴィヴァルジタ。」
誦す事で 寝たきりのままで亡くなる事なく
自然死を迎える事ができ
また 若さと心臓の強化が得られ
また 他の有情への 愛徳が増長し
また 人々から愛されるようになる。
★「サフン・サフン・ジョエ・レ(Lの発音)ウ
バウ・ヨウ・ウー。」
左右の指先を 鉤状にして
左右の指先同士を絡め合わせて誦す事で
肉体の若さが戻るとされる。
「般若経の功徳を受ける」
般若経を一部でも
読経したり 聞いたり
写経したり 他者に教える事で
守護を受け 正法を受持し
阿耨多羅三藐三菩提果や 菩提記が得られるなどの
数多くの功徳が得られるとされます。
以下 「開覚自性般若波羅蜜多経」の一部です。
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「須菩提(すぼだい)
若菩薩摩訶薩於諸色中能具(にゃくぼさつまかさつのしょしきちゅうのうぐ)
三種心種子縁而摂受者(さんじゅしんしゅしえんにしょうじゅしゃ)
是為浄法(ぜいじょうほう)
何等為三(かとういさん)
一信解心種子(いっしんげしんしゅし)
二厭離心種子(にえんりしんしゅし)
三不壊心種子(さんふかいしんしゅし)
須菩提(すぼだい)
受想行識亦復如是(じゅそうぎょうしきやくぶにょぜ)
若菩薩摩訶薩於諸識中能具(にゃくぼさつまかさつのしょしきちゅうのうぐ)
三種心種子縁而摂受者(さんじゅしんしゅしえんにしょうじゅしゃ)
是為浄法(ぜいじょうほう)
何等為三(かとういさん)
一信解心種子(いっしんげしんしゅし)
二厭離心種子(にえんりしんしゅし)
三不壊心種子(さんふかいしんしゅし)
復次須菩提(ぶじすぼだい)
菩薩摩訶薩於諸色中(ぼさつまかさつのしょしきちゅう)
応当発起三種之心(おうとうほっきさんしゅししん)
何等為三(かとういさん)
一無取著心(いつむしゅじゃくしん)
二無和合心(にむわごうしん)
三清浄心(さんしょうじょうしん)
是故須菩提(ぜこすぼだい)
菩薩摩訶薩(ぼさつまかさつ)
於彼色中若心有生(のひしきちゅうにゃくしんうしょう)
若心無生(にゃくしんむしょう)
大生平等生(だいしょうびょうどうしょう)
悉応如実平等観察(しつのうにょじつびょうどうかんさつ)
由能如是平等観察故(ゆうのうにょぜびょうどうかんさつこ)
是菩薩速疾証得(ぜぼさつそくしつしょうとく)
阿耨多羅三藐三菩提果(あのくたらさんみゃくさんぼだいか)
須菩提(すぼだい)
受想行識亦復如是(じゅそうぎょうしきやくぶにょぜ)
菩薩摩訶薩(ぼさつまかさつ)
於諸識中応当発起三種之心(のしょしきちゅうのうとうほっきさんしゅししん)
何等為三(かとういさん)
一無取著心(いちむしゅじゃくしん)
二無和合心(にむわごうしん)
三清浄心(さんしょうじょうしん)
是故須菩提(ぜこすぼだい)
菩薩摩訶薩於彼識中若心(ぼさつまかさつのひしきちゅうにゃくしん)
有生若心無生(うしょうにゃくしんむしょう)
大生平等生(だいしょうびょうどうしょう)
悉応如実平等観察(しつのうにょじつびょうどうかんさつ)
由能如是平等観故(ゆうのうにょぜびょうどうかんこ)
是菩薩速疾証得(ぜぼさつそくしつしょうとく)
阿耨多羅三藐三菩提果(あのくたらさんみゃくさんぼだいか)
復次須菩提(ぶじすぼだい)
若菩薩摩訶薩(にゃくぼさつまかさつ)
於諸色中見有見無者(のしょしきちゅうけんうけんむしゃ)
当知是菩薩不実知解(とうちぜぼさつふじつちげ)
須菩提(すぼだい)
受想行識亦復如是(じゅしょうぎょうしきやくぶにょぜ)
若菩薩摩訶薩(にゃくぼさつまかさつ)
於諸識中見有見無者(のしょしきちゅうけんうけんむしゃ)
当知是菩薩不実知解(とうちぜぼさつふじつちげ)
次須菩提(じすぼだい)
若菩薩摩訶薩(にゃくぼさつまかさつ)
起心欲住平等界中(きしんよくじゅうびゅどうかいちゅう)
彼心於色求解脱時(ひしんのしきぐげだつじ)
即於色中其心動転(そくのしきちゅうごしんどうてん)
有動遍動(うどうへんどう)
由如是故(ゆうにょぜこ)
当知此菩薩難得解脱(とうちしぼさつなんとくげだつ)
須菩提(すぼだい)
受想行識亦復如是(じゅそうぎょうしきやくぶにょぜ)
若菩薩摩訶薩(にゃくぼさつまかさつ)
起心欲住平等界中(きしんよくじゅうびゅどうかいちゅう)
彼心於識求解脱時(ひしんのしきぐげだつじ)
即於識中其心動転(そくのしきちゅうごしんどうてん)
有動遍動(うどうへんどう)
由如是故(ゆうにょぜこ)
当知此菩薩難得解脱(とうちしぼさつなんとくげだつ)
復次須菩提(ぶじすぼだい)
若菩薩摩訶薩(にゃくぼさつまかさつ)
起心欲住平等界中(きしんよくじゅうびゅどうかいちゅう)
彼心於色求解脱時(ひしんのしきぐげだつじ)
若於色中心無繁著無不繁著(にゃくのしきちゅうしんむはんじゃくむふはんじゃく)
由如是故(ゆうにょぜこ)
当知此菩薩善得解脱(とうちしぼさつぜんとくげだつ)
須菩提(すぼだい)
受想行識亦復如是(じゅそうぎょうしきやくぶにょぜ)
若菩薩摩訶薩(にゃくぼさつまかさつ)
起心欲住平等界中(きしんよくじゅうびゅどうかいちゅう)
彼心於識求解脱時(ひしんのしきぐげだつじ)
若於識中心無繁著無不繁著(にゃくのしきちゅうしんむはんじゃくむふはんじゃく)
由如是故(ゆうにょぜこ)
当知此菩薩善得解脱(とうちしぼさつぜんとくげだつ)。」
復次須菩提。(ぶじすぼだい)
若菩薩摩訶薩於諸色中解無相法。
苦自止息諸相寂静
如夫異生不能如実了知色故。
即於色中而生取著現転覆蔽
由彼於色生取著心現覆蔽已。
即於声聞縁覚乗中不能出離
何況大乗
又由如是取著覆蔽因故
長時在於地獄畜生餓鬼人天諸趣
受生死苦輪転無尽(じゅしょうしくりんてんむじん)。」