「地球からのメッセージ」

「化石燃料の燃焼により排出される硫黄
酸化物や窒素酸化物が大気中で酸化され、
硫酸や硝酸などに変化し、これらを取り込んで
酸性雨となり、地上に降ってきます。

この雨が森林や湖沼、建物などに深刻な
影響を与えます。
これらの現象は中部ヨーロッパやアメリカ・
カナダ国境地帯、中国の工業地帯、日本などで
観測されています。
大気汚染による公害は国境を越えるため、
防止策には国際的協力が不可欠です。」

わたくしが空から降る雨の危険性を最初に
聞いたのは、かのチェルノブイリの原発事故後の、
放射能雨への注意でした。
その後に酸性雨に関します報道が流れ、遺跡が
溶け出している映像など、自然環境に関わる忠告を
様々な所で見聞きして衝撃を受けましたが、本日
こちらで酸性雨によって無残な姿となった「ドイツの
黒い森」の写真を見て、改めてその被害を感じました。

更に自然環境問題を総合的に詳しく取り上げている
こちらのサイトを見つけましたが、「日本が熱帯雨林樹の
世界最大の輸入国である事」や「世界第二位の野生生物
消費大国」であり、「世界第四位のCO2排出国」である
事を知りました。
個人レベルでの環境保護活動家は少なくない様に
感じますが、一方で痛みを自分の事として感じない人、
お金で全てを買う事に満足している人もいるという
事なのでしょう。