楽善な日々

新社会人となった楽と、大学生善、おとん、そしておかんの日々を綴ります。新しい街に引っ越して、新しいスタートを切りました。

水のように生きる (読書感想)

2023年06月27日 | 読書
「自由訳 老子」新井満著

上善若水

日本酒のこと?
そうではないらしい。

「水のように生きるのが 最高の生き方なのだよ」
という意味の、老子の言葉だという。

「世の中には
 やわらかなものと固いものがある」

「やわらかいといえば
 水ほど
 やわらかく弱々しいものはないよね
 しかも決して争おうとはしない
 丸い器に入れば丸くなり
 四角い器に入れれば四角になる
 形にとらわれず、自由自在だ
 ところが形をもたないからかえって
 どんな小さなすきまにも入ってゆき
 どんな巨石をも粉々にしてしまう」

老子の教えの根本には、「道」という考えがある。

「道( Dao)は・・あるがまま自然に
 いのちの宇宙大河となって
 流れ続けている
 ゆったりとおおらかにね」

宇宙大河に逆らうことなく
水のように生きていく。
ゆったりとおおらかに。

2年前に仕事を辞めて以来
それまで勢いよく働いてきたぶん、かえって、
どう生きていくとよいのかが分からなくなってしまった。
そこで色んな本を読んでみた。
この本も、そんな迷いの中、手に取った。

水のようにゆらゆらと
今日一日を無理なく生きて、
満足して明日へ流れていく。
ゆったりとおおらかに。

そんな風に生きられるように
なっていくといいな。

6月27日  おかん






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