楽善な日々

新社会人となった楽と、大学生善、おとん、そしておかんの日々を綴ります。新しい街に引っ越して、新しいスタートを切りました。

成人する楽さんへ

2021年01月09日 | 2021年日記
生まれたばかりの楽を見たとき
なんてきれいな子なんだろうって感動したよ。
こんなきれいな子がお腹に入っていたのか!と驚いた。
とっても安らかな顔をした赤ちゃんだった。
きらきら光る大きな目をした赤ちゃんだった。

強い赤ちゃんだったね。
広い公園の地面に置いてみたら、ハイハイでどこまでも進んでいって
サッカーをする男の子の集団の真ん中を通り抜け
砂遊びする子供たちとお母さんたちの横を通り抜け
公園を横断してしまったよね。

どんどん大きくなって
どんどん楽しい子に育って
周りの大人たちを皆笑顔にしてくれたね。
おとんの実家の犬、ロッキーとも大の仲良しだったね。
おかんの実家の猫、みっこが、いつも楽の近くでじっと見守ってたね。
善が生まれてきたときは、楽大喜びで、
おかんのお見舞いに来た時には「名前考えてきたで!バイキンマンにしよう!」と関西弁で言ってたね。
お多福にかかったときは、変顔をして善を笑わせてたよね。
赤ちゃん善はあんまり笑いすぎて、座っていられずに、背中から転がっちゃってたよね。

小学生の楽は、パワフル少女だった。ベリーショートが似合ってた。
水泳を習っていて、どんどん肩幅が広くなって。
何事にも全力で。騎馬戦の大将にもなって。
一輪車を日が暮れるまで練習して。
そのうちおかんの買い物に一輪車でついてくるようになって。
すごい角度の坂道も自転車で勢いつけて登ってしまったね。

中学生の楽は、反抗期がすごかったね。
切れるナイフのようだったよ。
怒りに任せて壁を殴ったら穴が開いたよね。
おとんとおかんで、引っ越しの日に必死に修理したよ。
ツーブロックの髪型。
刈り上げ部分はおかんがスキカル君でときどき刈り上げてあげてたよね。
反抗期のくせに、スキカル君を時々持ってくるから、なんだか笑ってしまった。
バスケ部の厳しい顧問の先生のおかげで、どうにか反抗期を乗り越えられたね。バスケ部の仲間は、今でも大親友だね。

高校生の楽は、反抗期も過ぎて、楽しそうに日々暮らしていたね。
男子バスケ部マネージャー。
とにかく皆のバックアップをがんばった。
バスケ部のみんなに手作りマスコット毎年作ったね。
おとんとおかんも縫う手伝いをしたよね。
楽の誕生日には、バスケ部員たちからすごい数のお菓子が届いたね。
今でも、月に一回は、集まる仲良し集団だよね。

大学受験もよい思い出だ。
受験帰りに楽とレストランで美味しいものを食べながら、英語の採点をしてあげたり。思ったよりも英語ができるようになっていて、本当に驚いた。
受験の前日一人でホテルに泊まる楽と、バイバイするとき、涙が出そうだったり。
頑張る楽を、おかんは心が爆発するくらい応援してたよ。
おとんなんて、楽より受験科目に詳しくなっていたよ。

おかん、おとん、おとんのお姉さん、ばあば。
大所帯で参加した大学の入学式。
大学で山登りを本格的に始めたね。きっと一生の趣味になるね。
コロナ禍のオンライン授業。ハプニングだらけだったね。

なんだかここまであっという間に時が過ぎていった。
これからも、おとんとおかんは、楽をずっと見守っていくよ。
もうすぐ成人式だね。おめでとう!


1月9日   おかん




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