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サイフォンの向こう側

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選挙公約

2009-08-01 | Language
昨日の記事の続きってわけじゃありませんが、自分の復習もかねて、選挙関連の語彙をば。


最近よく耳にする「マニフェスト」(manifesto)。訳は「政権公約」で定着しつつありますが。
選挙前に各党が発表するもので、何をいつまでにどれくらいやるか、という数値化した具体的な目標を文書化したものや、それについての演説を指すようです。英英辞典では、「manifesto=文書化したもの」とはっきり書いてありましたが。

単なる願望だけを並べ立てた「選挙公約(campaign promise)」よりも具体的で、しかも党全体への拘束力があるってとこがマニフェストの特徴なのかなー。って違ってたらごめんなさい。

ところでこの"manifesto"って単語、アメリカだと通じないことが多いみたいで、今日もアメリカ人の先生と民主党のマニフェストの話をしたら、「そういうのはmanifestoとは言わないなー」と言われました。

まあ、日本の「マニフェスト」は、もともと19世紀から始まったイギリスの選挙の慣習がお手本になっているのですけども…アメリカでは別の呼び方があります。
それはなんでしょう。




正解は"platform"。
駅の「プラットフォーム」と同じ単語です。

ちなみにmanifestoは、feにアクセントがかかり、「マニフェストウ」というのが発音として近いです。イタリア語が起源であります。

で、oをとって"manifest"とすると、「明らかな」とか「現れる」という、別の意味の単語になります。

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なんか具合悪い

2009-07-03 | Language
もいっちょ英語ネタね。


「何となく具合が悪い」という場合、英語では"I'm under the weather."とか言いますが、イディオムで別の言い方もあります。

"I'm on the blink." とかね。結構砕けた感じですけど。

人間が調子悪いときだけじゃなくて、こちらは機械が調子悪いときにも使える。
blinkって、「まばたき」の意味なんだけども。成り立ちはよくわかりまへん。


ちなみに、"I'm under the weather."というと、「二日酔い」を遠まわしに指すことがある。
一方、"I'm on the blink."は「酔っ払っている」って意味になることもある。
なんか不思議。

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おごり。

2009-07-02 | Language
久々英語の問題でも。

問題:意味に合うように、下線部に単語を入れてください。

このチョコレートケーキは、ダニーのおごりだ。
This chocolate cake is ___ Danny.
















正解:This chocolate cake is on Danny.

前置詞の"on"で「~のおごり」という意味になります。
上の例文はイギリスの映画"Hot Fuzz"から。

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最近よく耳にするフレーズ

2009-06-27 | Language
最近、勉強しても勉強しても、どんどんアホになっていく気がします。
家に閉じこもってるせいだろうか…(しくしくしく…)

それはともかく、マイケル・ジャクソン死去の関連ニュースで、よく耳にする言葉がひとつ。

"cardiac arrest"というやつである。

医療用語なんだけど、cardiac は「心臓の」という意味の形容詞。
英検一級の重要単語だった。と思う。

で、arrestは「逮捕」って意味がまずあるけど、「動いていたものや機能が突然止まること」という意味もある。

んで、この場合は「心拍停止状態」の意味。

It is believed he suffered cardiac arrest in his home.
「(マイケル・ジャクソン氏は)自宅で心停止に見舞われたと考えられています」てな具合に使用。

heart attack(心臓発作)とは微妙にニュアンスが違うような気がするんで、使うときは注意したいと思います。


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デカイ数を英⇔和に変換してみようや

2009-06-18 | Language
某SNSでも同じこと書いたんですけど、こっちにも備忘録代わりに(よく見るのはこっちの方なので)。

問題:5秒以内に答えてください。
「789 millon」は日本語でいくつ?










5秒以内に答えの「7億8900万」が出てこなかった、かつ、出てこなかった事実がすげ~悔しい、または仕事上ですごく困ることになるという方、参考まで下記をお読みください。

スーパー文系人間で数字にからっきし弱い私。上の問題も、コツを聞くまではゼロの数を数えて考えてました。

こないだ通訳講座で先生から数字の変換の仕方を聞いて、すぐに変換できるようになりました。
びっくり。

数字と英語の単位の関係はこちらを参照。

10万までは、裏ワザなしでもなんとかなりますよね(ならなかったらごめん)。
1兆は、「1兆=1 trillion」とわかりやすいので、裏ワザいらず。

というわけで、混乱するのはきっと「100万(1 million)」以上、「1兆」より小さい数じゃないかなと。

裏ワザの前にこちらを覚えましょう。何かと便利っす。

「日本の人口=1億3000万=130m (one hundred and thirty million)」

1.英語の数字→日本語に直す場合

通訳とかする場合。たとえば「fifty-eight million」と言われたら、まず「58m」とどこかにメモっておきます(翻訳の場合は必要ないけど)。

んで、million と言われた場合は、頭の中でこの「58」という数字の後に、ふたつゼロをくっつける。
そうすると「5800」。これに「万」をつければ換算完了。

58 million=5800万、です。

3 millionも(ゼロふたつつけて考えるほどでもないでしょうけど)300万。

で、「496 million」ときたら…上で覚えた「日本の人口」を頼りに変換できる。
=4億9600万、ですね。

8.5mときたら…変則的ですが…850万ですね。

一方「billion(10億)」が来た場合は、数字にゼロひとつくっつけて、「億」をつける。

たとえば「3 billion」と言われた場合、ゼロひとつくっつける。「30」として、これに「億」で「30億」。

「190 billion」なら、190にゼロひとつつけて「1900」…つまり「1900億」。
同様に「62 billion」なら620億。「45b」なら450億、「902b」は「9020億」…という具合。


2.日本語の数字→英語に変換

これは1番の逆をやればいいだけ。

「100万」が来たら、ゼロをふたつ取って、「million」をつければOK。
このときも、数字はメモっておくのがよろしいかと。
数字って、すぐに忘れるからね。

「300万」=「3 million」
「2900万」=「29 million」
「2580万」とか来たら、ちょっと考えるかもですが…「25millon and 8 hundred thousand」ですね。

「億」と言われたときは、さっきの「日本の人口」を思い出すこと。
「4億7000万」=「470m」がすぐ出てきます。

「10億」以上を言われたら、ゼロひとつ取って、billion、と。
「560億」=56 billion
「2050億」=205 billion
「1873億」=187 billion and 300 millionか。(変則的なやつはまだ考えるなあ)

というわけで。
最近の経済ニュースや新聞記事にやたらとデカイ額の借金が出てきますが、そんなときにも、落ち着いて英語に変換できますよ。

プロの裏技、なかなか役に立つなあ…と感心。
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語学の勉強=筋トレ、あるいは楽器の練習

2009-06-16 | Language
先週末は英検の一次試験だったとか。
受験生のみなさん、お疲れ様でした。
合格者の方々は、2次試験まで間がないですが頑張ってください。

さて。
通訳のクラスも、相変わらず週イチで通っております。

で、なるべくシャドウイングとか音読とかもやるようにしております。通訳トレーニングの王道ですんで。
しかし、週によってはなかなかできない時もあります。
でも大体そういうときって、授業のときのパフォーマンスって、まったくよろしくないですね。(^^;

語学の勉強は筋トレ、あるいは楽器の練習に通ずるものがあります。
上達するためには何より毎日の積み重ねが大事で、「週に1回スクールに通う」というのは、「練習の成果を専門家に見てもらう」ということです。
たとえば、1日5分のシャドウイングを毎日繰り返すことこそが大事なわけで。
練習を怠けると、すぐ能力は衰えますな。

さて、今日も頑張るかー。

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一気飲み。

2009-06-08 | Language
最近あんまり面白い英語の表現に出くわすことも少なくて、英語の話題もご無沙汰してますけども。
なんかフツーに難しい単語はしょっちゅうなんだけど、ネタ的にはつまんねーというか(笑)。

…しかしネタもないので、昔の単語ノートから復習がわりに。

問題:「一気飲み」を英語で言うと?








答え: binge drink

"binge"は大量に、しかも短時間で何かを摂取することを指します。
なので、一気飲みは「binge drink」で表わせるというわけで。


「(私は)もう一気飲みは卒業だよ」「もう一気飲みって年じゃないよ」
と言いたいときは…

"I have grown out of binge drink." …が一例。

"grow out of"=「成長して子供じみた行為から脱却する、やめる」という意味です。

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毛が立つ。

2009-05-24 | Language
英語で「hair-raising」(形容詞)というと…








答えは「身の毛もよだつ、ぞっとする」という意味です。
raiseは動詞だと「上にあげる、上がる」とか、そんな感じですけど。

この"hair-raising"を聞くと、人間がどうっていうより、どうしても「犬が心底怖がっているときに背中の毛が逆立つ様子」を思い浮かべちゃうんだけど…(ネコとかもそうだと思いますが)

イヌって、怖がってる時はしっぽが中に入っちゃって、背中の毛がボッと立つんですけど。なんかそんな感じ。

まあ、hair-raisingという言葉自体は、人間にも使うんですけどね。
なんちゅーか、個人的なイメージの問題です。

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再び通訳講座

2009-05-19 | Language
本日から、再び通訳講座(つーても、市民講座みたいなもん)が始まりました。
前回が初心者向けだったのですが、今回はちょっと発展形ということで。前の学期よりは表現も厳しく見ていこうという趣向(使用するテキストも厚いし 汗)

実は申し込んだものの、先週まで「キャンセルしちゃおうかな~」と思ってたんです…。
何だかいろんなことに対してやる気がなくなってたので。
キャンセルすればお金も返ってくるし。

そんな私を見かねてか、ダンナが「通訳やって、気分転換してきた方がいいよ」と言ってくれた。

確かに最近、節約のために家にこもりっきりになってることが多い。あと、在宅で翻訳してると、さらに外に出なくなるし(〆切りに追われてると、外出するヒマが惜しい)。


ダンナの言うことも「ごもっとも~!」と思ったので、素直に今週から通うことにしました。

で、今日初回の講座を受けてきましたが。
やっぱり、勉強することは楽しい。
大事なことを忘れてました…。

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ううむ

2009-05-11 | Language
ネタはたくさんストックしてるんだけど、諸般の事情により長い記事が書けずにいます(最近いろんなものに追われすぎて、なんだか全く余裕がない)。
レビュー書きたい。

そんな感じなのに、来週から再び通訳講座が始まるんだけど…大丈夫なのかな、オイラ…。

そういえば、最近英語の話題書いてないな。
ひとつ問題をば。

"They are playing celebrity card."ってどんな意味?
(Theyは「その会社」ってことで。)















答え:その会社は有名人をうまく(効果的に)使っている。


"be playing ~ card"で、「~を自分が有利になるように使う、切り札として使う」ということ。「~」の部分には名詞が入るようです。

ところで、"Celebrity"は「有名人、著名人、名士」の意味。当然男性に対しても使うし、「お金持ち」とか「優雅な暮らしを送っている」といったニュアンスは含みません。
なので、日本語で言うカタカナの「セレブ」と安易に訳すと、誤解が生じるので注意。
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ありがたい。

2009-05-10 | Language
先月から在宅の翻訳のアルバイトを増やしたのですが(ちゅーても、週1回数時間で終わるくらいの量だけど)、これがなかなか英語が難しい。そんなに長い内容ではないのに、毎週息切れ気味です。
調べものも多いし。
そのうちスラスラできるようになるんか?(汗)

チェッカーの人に直されて真っ赤になった原稿が返ってくることもしばしば。
頑張らないとなー、と思いつつ、ついでに勉強。

なんにせよ、ちょっとでも仕事があるのはありがたい話です。


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豚インフル。

2009-04-25 | Language
今日英会話で話題になった話。

WHO事務局長、豚インフル「深刻な状況」=米・メキシコ以外で拡大なし(時事通信) - goo ニュース
世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン(陳馮富珍)事務局長は25日、豚インフルエンザの感染拡大に関し、「事態は急速に進んでおり、深刻な状況だ」との認識を示した。一方で米国とメキシコ以外での感染拡大は見られないとも指摘。今回の感染が大流行(パンデミック)をもたらすかどうかについては「可能性はあるが、実際に大流行となるかどうかは分からない」と述べた。
ウイルスの実態はまだ不明な点も多いとして、各国に対し異常な感染がみられないか検査体制を強化するよう訴えた


で、この「豚インフルエンザ」を英語で言うと…




pigじゃないですよ~。ましてやporkでもないです(豚肉か)。





答えは"swine flu"(スワイン・フルー)。

swineてのはブタの総称、特に家畜として飼われている豚を指す言葉。
fluてのは「influenza」の略です。


ところで。
「日本で流行った伝染病ってある?」という話になって、最近はやっているらしい「結核」の話になりました。

結核は"tuberculosis"(略して「TB」。読み方は「テューバークローシス」が近いかな)と言うんだよ、と先生に教えてもらったのですが、帰ってから辞書を引いて気付いた。

"tuberculosis"をローマ字読みしたら…「ツベルクリン」に似てるなあ、と。

tuberclo- という接頭語は「結核の」という意味を表すそうで。
ツベルクリン(tuberculin)自体は、コッホが結核菌から作り出したものなので、なんか納得。
これで難しい単語をひとつ覚えられそうだ。

ちなみに、「ツベルクリンテスト」は、「TB test」だす。
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藤の花

2009-04-20 | Language
天気のいい日に外に出たら、なんだかいい香りがした。
ふと見れば、こんもりと藤の花が満開。

きれいだなあ~。いつの間にこんなに春になったんだろ…。

ハチもすごい数、労働にいそしんでましたけど(笑)
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こいのぼり

2009-04-19 | Language
とある場所からの帰り道、ふらふら歩いてたら、すっかり迷子になった。

思いがけず見かけた鯉のぼり。
…もうすぐ5月なのねえ。

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むきーーーっ!

2009-04-16 | Language
こないだ、やんわりとムカツク一言を言い放ってくれた人材派遣会社。実はそこで宿題を出されまして。翻訳のスキルチェックなんですが。よーするにトライアルですよ。
…これがホントにモチベーションがあがらず、困った。

「もう(あの派遣会社に)お世話になることもないけど、でもここでスキルチェックを放棄したら、逃げたと思われるし…それだけはシャクに触るからトライはする。トライはするが…やりたくねえなあ…。でも(最初に戻る)」

…の無限ループにハマり、進まない進まない。
英訳も和訳もすんげえ難しいもんだから、さらにやる気がなくなるし。

英訳は、英語にしづらい日本語ばっかりを選りすぐってる感じ。
「脱却する」とか「従来型」とか「閉塞状況」とか「抜本的な改革を断行する」とか。しかも他は経済用語だらけ…。

いちおうこんな感じにしたけど(あってるかどうかは不明なので鵜呑みにしないでね)。
脱却する=to break
従来型=conventional
閉塞状況=deadlock
抜本的な改革を断行する=push a fundamental reform

一方和訳は、英語がわけわからん(笑)。文章の構造がよくわかんなくなってる悪文もあるし。なんか聞いたことのない経済用語もたくさん入ってるし…。

試験とか、そういうの通り越して、挑戦状をたたきつけられてる気すらしたよ…。

とにかくそこを頑張って、どうにかこうにか終わらせて、メールで送信しましたけど…〆切り一日延ばしてもらって。
はあ、キツかった。訳文の精度は、もう知らん。てか、もうあの会社とは縁を切りたい。

…さて、あとひとつ、今度は別口のトライアルが残ってるのねーん。
こちらは本命ともいえるお仕事につながってるので、本気だします。
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