サイフォンの向こう側

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マルク・シャガール

2008-07-08 | ためになるかもしれない話
なにげなくgoogleを開いたら、トップが尋常でないことになっていて、すんごいびっくりした。

・・・これ、シャガール(へのオマージュ)か・・・。と気付くのに、ちょっと時間がかかったよ。
7月7日はフランスの画家、マルク・シャガールの誕生日でした。

シャガールって、ユダヤ系のロシア人だったんですね。今日調べてみるまで知らなかった。

詳しいことは上記にリンクしたウィキペディアに任せておくとして。

シャガールといえば、思い出すことが1つ。
映画"Notting Hill"(ノッティングヒルの恋人)で、ハリウッド女優のアナ(ジュリア・ロバーツ)が、ロンドンで古本屋を営む冴えない中年ウィリアム(ヒュー・グラント)に贈った絵が、シャガールでした。
"La Mariée"(日本語のタイトルだと「結婚」ってことですが・・・これ、「花嫁」って意味じゃないのかしら・・・)って絵でしたけど。
この絵を見ながら二人が話してるセリフも好きだったなあ。

Anna: I can't believe you have that picture on your wall.
(あなたがこの絵を壁にかけてるなんて)

William: You like Chagall?
(シャガールが好きなの?)

Anna: I do. It feels like how being in love should be. Floating through a dark blue sky.
(ええ。恋に落ちるってことがどういうことか感じさせてくれる気がして。紺青の空をゆっくりと浮遊しているところとか)

William: With a goat playing the violin.
(バイオリンを弾くヤギもいるし)

Anna: Yes... happiness isn't happiness without a violin-playing goat.
(ええ・・・幸せっていうのは、バイオリンを弾くヤギが欠かせないのよ)

シャガールの絵って、このシリーズはどれも愛に満ち溢れてる感じですよね。
好きか嫌いかってきかれたら、個人的には微妙な感じですけど(←オイ)、でも、何か素敵な感覚を思い出させてくれるというか。
それこそ、映画のウィリアムのセリフじゃないけど、"Surreal, but nice."(シュールだけど、素敵だ)って感じ。そんな絵が多い気がします。シャガールって。
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切るか切らないか。

2008-02-08 | ためになるかもしれない話
切るか切らないか、それが問題だ。

…といっても、先般お騒がせしている手術のお話ではなく。

今日ダンナさんに頼まれて、ダンナの友人に贈るギフトを買いにいきました。
しかも、新築祝いと結婚祝いのダブル。めでたいねー。

ダンナの指令は、
①値段の違うカタログギフトを2つ買い、
②別々に包んでもらって、
③それぞれに熨斗がけしてもらってくれ、
とのこと。

どっちも同じ人に贈るんだから、一緒に包んでもらえや~と思うんだけど。

で。デパートの店員さんに事情を話し、「熨斗お願いします」とお願いしたわけで。
「なんのお祝いですか?」
「新築祝いと結婚祝いなんですが、二つとも同じ熨斗でいいですよ」
「あの・・・結婚祝いは結び切りで、新築祝いは蝶結びなので、同じというわけには・・・」

…目が点。

しまった!
「切るか切らないか」…つまり結び切りかそうでないかで、熨斗の意味合いが違うの、すっかり忘れてた。しかも、書く字も違うし。



結婚は一度しかないほうがいいので、解けないように「結び切り」で。字は「寿」でもOK。
(熨斗の名前はイメージです。全国の田中さん、勝手に使ってごめん)



その他のお祝い事。何度あってもいいことは、解けるように蝶結び。
新築祝いはこっち。
(熨斗の名前はイメージです。全国の山田さん、勝手に使ってごめん)

恥ずかしいわ~。
結婚祝いに蝶結びの熨斗をかけるとこだった。

しかも、どっちのギフトにどっちの熨斗をかけるかを確認してなかったので、慌てて仕事中のダンナに電話。
汗かいちゃった。

日本の習慣てややこしいな。慶事と弔事で包み方も違うし・・・。
気をつけないとねー。
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レゴ50歳。

2008-01-29 | ためになるかもしれない話
googleのトップ画面が、レゴっぽくなってました。
かわいい~。

こちら(英語)を読むと、どうやらレゴがこういう形状のおもちゃになって50周年ということのようですね。
上記リンクによれば、「もちろん、色、形、デザインには少しずつ手を加えているものの、今日のレゴブロックは1958年からほとんど変わっていません。」とのこと。だからgoogleもお祝い・・・っちゅーわけで。


レゴはデンマークの会社で生まれたブロック玩具。
「レゴ」という名前は、もともとデンマーク語の"Leg"と"Godt"という言葉を組み合わせた造語です。日本語にすると「よく遊べ」。
子供の創造性を育むのに良さそうだ。

このブログでもレゴについては何度か記事にしてますけど(これとかこれとか)、このブロックで出来るものをみると、「遊び」の範疇を超えて、むしろ芸術に近いんじゃないかって気がします。

ますますのご発展をお祈りいたします。

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機種変更【一部追記】

2007-09-13 | ためになるかもしれない話
ケータイの会社に勤めているせいか、「今度機種変更しようと思うんだけど、どの機種にすればいい?」とよくきかれます。

これ、実は一番困る質問なんですよねー。(^^;
カタログ見せられながら、「どの服が一番私にあうと思う? 気に入ると思う?」ときかれてるようなもんなので・・・。正直「知らん。(きっぱり)」と言いたくなるんですが(おいおい)。

一番いいのは実機に触れて操作してみることなんですが、店頭でもそういう機会は皆無だと思います。
実際お店に行く前に、「これだけ考えておいたほうがいいかも・・・」というポイントを書いておきますね。
私なりの意見ですが、何かの参考にどうぞ。


--------------------------
まず考えるべきポイントは「何を重視するか」ということでしょうか。
大まかにわけて、デザイン、操作性、機能・・・かな。

○デザイン
 メーカーは全くこだわらない。操作の仕方を一から覚えなおすのも苦ではない。一番気になるのはとにかく見た目! 絶対あのデザイン(もしくは色)のケイタイが使いたい! 

・・・というのが、一番話が早いです。(笑)

この場合、店頭で実物(つーてもモックアップ(模型)だけど)を見ましょう。
テレビCM、ネットやカタログだけ見てると、随分よく見えてくるもんです。実物見たら「ん? 思ってたのと違う・・・」というのもよくある話。

あとは重さや実寸も大事なポイント。持ってみたら「あれ~?」ってことも多いです。
たとえば、度子藻から出てる「μ」というライン。薄型ですが、薄くしたぶん、本体は二周りくらい大きくなってます。これは実際にモックアップを見ないとわからないかと。

あと、形の問題。

・クラムシェルタイプ(いわゆる折りたたみ)
・スライドタイプ
・ストレートタイプ

とあります。

私の場合、いつも両手に荷物を持ってるので、歩いてる最中に電話がかかってきた場合、折りたたみ式だと電話に出られないんですよ。(片手でケータイを開けられないから。どんだけ不器用なんだ)。
なので、思い切ってスライド式にしました。片手で操作できてすごく楽。

スライドやストレートタイプは、どこのキャリアでも少ししか出していないので、これでかなり機種は絞り込めます。(ストレートなんか皆無じゃない? 汗)


「デザインにこだわりはないんだけど、使いやすいのがいいなあ~」という方。
考えるところは2点。

○操作性
 操作を覚えなおすのがメンドクサイしねえ・・・。というなら、現在使用しているメーカーの製品を選ぶのがいいでしょう。
 しかし、まれに共同開発をしてるところもあって、操作はほとんど同じってところもあります。(度子藻だとFとDとか)

○機能
 それでもなんだかピンとこない場合は、機能面で選んでいくしかないですね。
 今いろいろあるからなあ・・・。
 ケータイで何をしたいかを考えて、ふるいにかけたらいいんじゃないかと。
 
【追記】
機能面は直接ケータイの価格と関係してくるところなので、ちょっとでも価格は抑えたい!という方は、ここをよく検討してください。
たとえば、ラインによってはカメラの画素数が100万画素以上違ってたりするので・・・。(ハイスペックなほうが当然高い)

・ワンセグはあったほうがいいか? Yesの場合、録画機能はほしいか。
・カメラの画素数はこだわるか?
・おさいふケータイ機能は使うか?
・ケータイで音楽は聴くか? 
・パソコン用のサイトを携帯で見ることが多いか?
・海外ローミング機能は?
・防水機能もあったほうがいいか?
・GPS機能はどうか?

以上8点かなあ。


ワンセグ携帯は、録画機能の有無が大きい。

あと、カメラの画素数はかなり左右されますね。
ブロガーは重視するところ?(笑)
英雄ではカ○オからデジカメとくっついた携帯とかも出てますけど。
この辺は店頭で店員さんに聞いてみるのがいいかも。

防水機能はアウトドア派の人や、お風呂やトイレでもケータイを使うようなヘビーユーザー向けですね。(この機能を搭載しているケイタイは少ないので、モデルは限られてきますけども)

「それでもどうしていいのかよくわかんないなあ。」という方は、せめてワンセグとカメラについて考えておくといいと思います。


・・・というわけで。
私としては、ケータイはメールが出来て電話がかけられたらそれでいいかなー、と思いますが。
昔に比べると、機能も増えたなあ・・・としみじみ。
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夜船と北窓。

2007-09-04 | ためになるかもしれない話
お萩は甘くて食べられませんが、「おぎやはぎ」は大好きな喫茶室マスターです。こんにちは。無理ありすぎの枕ですみません。めがねーめがねー♪(メガネストアのCMソング)

昨日テレビを見て「へー」と思った話。

牡丹餅とお萩は同じものを指し、春と秋で名前が違うだけ、という話はみなさんご存知かと思います。
じゃあ夏と冬はどうなんだ、と。
やっぱり名前があるそうで。

夏が「夜船」(よふね)、冬が「北窓」(きたまど)という。

今は秋なので「お萩」と言わせていただきますが・・・。
「お萩」は、餅と違って杵でつきません。もち米とお米を混ぜて炊いたやつを、すりこぎでつぶしていきます(詳しくはよくわからんけど 笑)。

とにかく、夜船と北窓という名前は「杵でつかない=つき知らず」というシャレからきてます。

夜船の場合は、「夜は船がいつ着いたかわからない」(着き知らず)から、「夜船」。
北窓は、「北の窓から月は見えない」(月知らず)から、「北窓」。

うわー、苦しいなー(^▽^; と思いつつ、なんとなく風流に聞こえるのも事実。
四季の感覚を大事にする日本の食べ物だなー。なんてね。

詳しくはこちらへどうぞ。
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精密検査を受けました。

2007-08-04 | ためになるかもしれない話
これ、書こうか書くまいか迷ったんですが・・・。ひょっとしていろいろ悩んでいる方もいらっしゃるかもしれないなと思うので、書かせてもらいますね。
男性の方にも知っておいてもらいたいことですし。


6月の半ばくらいですか。健康診断でエコー受けたら、「左胸部にしこりっぽい画像が描出されたので、精密検査受けてちょんまげ」って通知がきた。
平たく言えば、乳がんかもしんないから、詳しく調べてもらってね、っていうことです。
去年も同じようなことを言われたのに放置していたので、「今年こそ病院行くかー」と、決心したわけで(・・・のんきだなー・・・)。

英検でごたごたしていた頃、インターネットで病院について調べる。
乳がんの検査って、内科でいいんだろうかと思っていたら・・・違うのね。
乳がんの検査・治療は外科になります。しかし普通の外科ではなく、「乳腺外科」という診療科。知らなかった・・・。

とりあえず、インターネットで検索する条件はこんな感じ。

・都内で、うちから電車1本、もしくは乗り換え1回で通える場所にある病院
・乳腺外科が専門にある病院で、マンモグラフィー(乳房のX腺撮影機器)を完備してるところ
・ついでに婦人科もあるところ(卵巣にも異常が見つかったから)
・土日もやっている病院(平日に会社休むのが面倒だから)

・・・キーワードは「乳腺外科」「東京都」。
埼玉は絶対こんな条件のそろった病院はないだろうと確信していたので(苦笑)、最初から除外しました。

この条件でヒットしたところは本当に少なかったな~。しかしいいところが一件あったので、早速予約。
「外来の診察」ということでスケジュールの空きを確認したら、運よく7月末に乳腺外科、8月頭に婦人科の空きがあったので、予約を入れました。

というわけで、英検も終わって落ち着いた頃に精密検査を受けたわけですが、行った病院、あたりだった。とても感じが良いし。女性専門のフロアだったので、スタッフも女性ばっかりでした。先生も若い女医さんでしたし。なんか安心できました。

健診でもらったエコー写真を見ながら、これから受ける検査について、先生から詳しく説明してもらう。
「見た感じでは悪性の腫瘍っぽい形ではないけれど、これじゃよくわからないので、触診してから、エコーと細胞検査とマンモグラフィーをやりましょう」

しかしその日はマンモグラフィーの空きがなかったので、それは翌週にまわすことにして。
まず触診。リズミカルに触られましたが、こんなんでわかるのかー?と不思議。プロにはわかるんだろうなあ・・・。

それからエコー検査。妊婦さんが胎児の様子を見るのに使うやつですね。
いわゆるあれです、超音波で体の中の画像を見る機械。
マンモグラフィーがX線を使用するのに対し、こちらは音波なので、体にも安全。臓器の形や腫瘍の有無をつぶさに見ることができます。
プローブをあてて体の中を見て行きます。

いやー、これがまた良く見える見える。
健康診断のときに使ったエコーよりも、数段性能が上なんだろうなあ。あのときよりもいろいろ見えた。これが肋骨でー、これがリンパ腺でー、という先生の説明を聞きながら、自分の胸の中をしげしげと眺めてしまった・・・。面白すぎる・・・。

問題のしこりっぽいものも、ばっちり写ってる。
「1cmくらいですかねえ? じゃ、しこりの一部をとりますねー」

「穿刺吸引細胞診」ってやつです。問題の箇所を一部取り出して、細胞の検査をするわけですが。
え、どう取るんだって? そりゃーもちろん、読んで字のごとく。
胸に注射針刺して、ポンプでしゅっこんしゅっこんと吸い取るんですよ・・・。

注射針はさほど太くないんですけどね。しかし、柔らかくて敏感な場所にうつ針は痛いのなんのってー!(涙)
しかし、その様子をエコーで見ながら、「痛いけど面白いぞ!」と思ったりして(^^;
針がしこりに刺さってるところも良く見えるし。

しかし、この細胞検査はまだ楽なほうで、組織検査となると、麻酔かけてもっとぶっとい針で組織とるんだそうで(涙) 痛たたたた。

で、その翌週にマンモグラフィー。
これはさきほど書いたとおり、乳房のみをX線撮影する装置。X線の被爆も少なくて済みます。触診やエコーじゃとらえられない小さい腫瘍や、石灰化した細かい石の粒の集まり具合なんかがわかります。

乳房をプラスチックの板でぎゅーっとつぶしていき、ぺちゃんこにした状態でX線撮影をするんですが、これまた圧力かかるから痛いのね・・・。丁寧な撮影技師さんの説明を聞きながら撮影。(横と上、あわせて左右1枚ずつ)

「ちょっと痛いですよ~。大丈夫ですか?」
「・・・大丈夫です・・・」
といいつつも、心の中では「あいだだだだだ~」な感じ(涙)
でも泣かないもん・・・。

で、頑張ること15分くらいで終了。
そのあとで先生の説明を聞く。すごく丁寧でした。

もろもろの検査の結果、良性。
でも経過観察が必要とのこと。年に一回はマンモグラフィーを取りに来てください、と言われました。
とりあえず大したことがなくてホッとしましたが、やっぱり自分の体と向き合うことは大事だなあと、つくづく思いました。

今回の教訓:
・「私は平気」なんてことは、誰にもわからない。
・しかし、エコー検査等で異常画像を描出したからといって、すべて悪性とは限らない。
・というわけで、気になることがあるなら、四の五の言わずに医者へ行け
・何もなくても、一度は乳がん健診を受けてみるべし。
・エコーだけじゃなくて、できればマンモグラフィーもあわせて撮りましょう。本当ににいろんなことがよくわかる!


それにしても、いい病院だったなー。安心できるというか。検査ひとつとっても、きちんと説明してくれたし。お医者さんも、全然高圧的でなかったし。
ああいう感じのいいお医者さんだと、安心して通えるなーと思うですよ。

あ、今度は婦人科のMRI検査だ・・・。
もうこの際だから、いろいろ見てもらってきますよ・・・。
今月は医療費かかるなあ。ま、ええか・・・。

乳がんについて、基本的な知識はこちらでどうぞ。
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ガガーリン、宇宙へ。

2007-04-12 | ためになるかもしれない話
久しぶりにGoogleから。

このイラスト見て、「野球か?!」と思ってしまいましたが。
イチローさんと松阪さんの初対決だったな・・・それでか。と、妙に納得してしまいましたが、全然違った・・・。(^^;

1961年4月12日、ソ連(現ロシア)のユーリイ・ガガーリンが宇宙に旅立った日であります。
ボストーク1号に乗って、「宇宙は青かった」って言った人。

私が言葉を重ねる必要もないな・・・というくらい、ウィキペディアのほうにいろいろ書いてありましたので、ガガーリンの生涯はこちらを。
そういや、この人のこと、今まで何にも知らなかったな。

人が宇宙に飛び出して、46年なんですね。
その間にテクノロジーも進歩して、もうすぐ一般の人が宇宙に旅行するかも、なんて話も出ていますが、その歴史を振り返るのって大切だな・・・と思いました。
開発の苦労を知るのももちろんですが、それがどんな風に冷戦時代のパワー・オブ・バランスに影響していたか、何てことまで考えると、結構深いもんがあります・・・。

というわけで、今日のイラストは宇宙を飛び回るボストーク1号と、宇宙人か・・・(笑)



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叫んでみた。

2006-12-12 | ためになるかもしれない話
久々に来ました!googleのトップ画像、誕生日編(笑)

12/12は、エドヴァルド・ムンクの誕生日でした!
てかこの画像、怖いんですけど(笑)
このモチーフにもなってるムンクの「叫び」、2002年にオスロの美術館から盗まれたものの、2004年に無事戻ってきた、なんてニュースを思い出しました。

ところで、その「叫び」もそうなんですけど、「愛」と「死」、そして「不安」・・・これら一連のテーマのもとに描かれた作品群は、「生のフリーズ」と呼ばれております。

その他にも「不安」とか「マドンナ」とか、鬼気迫るものがあって好きなんですが(詳しくはこちらのサイトへ)、「ガツン」とやられたのが「吸血鬼」。
ムンクが奔放な人妻と不倫したときの経験をモチーフに描かれたものときいています。
「愛をください」と懇願する男から、赤い髪の女は無情にも生き血をすする・・・。
はじめて見たとき、すごいインパクトでした。

倉敷の大原美術館にある別バージョンの「マドンナ」も見たことがありますけど。「生は死の始まりである」ということとか、不安定な感じとか、またすごいな~と思います。

女性関係はどろっどろのムンク。彼の不安の原因て、根が深かったんだと思います。
内面からから吐き出されたような暗~い絵も、そんな理由があって描かれているのですが・・・。ムンクの人となりを知ってから見ると、一味違って見えてきます。
きっと死ぬまで、ある種の不安とか孤独を捨てきれない人だったんだろうな。
そんなこんなもあって、一目見ると忘れられません。


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シェリー

2006-09-26 | ためになるかもしれない話
気がつけばもうすぐ10月なんですね。
ボジョレヌーヴォーの解禁日まで二ヶ月きってるんだ~と思うと、何だか変な感じ。この調子で、今年もあっという間に終わるんだろうなあ。


←ヤフーのアバター(「私はこんな人です」って感じで出す自画像みたいなもの)も、ずいぶん前から秋仕様です。
ワインなんか並べてみたり。
しかしいつも思うが、このアバター、実物と全然違うよなあ。
(特に胸部。こんなにでかくないし 笑)


話は変わりますが、この間「ヤフー知恵袋」を見ていたとき、エドガー・アラン・ポーの小説「アモンティリャードの酒樽」("The cask of Amontillado")に関する質問が出ているのを発見。
「『アモンティリャード』ってなんですか?」というような内容だったのですが、面白そうだったので調べてみました。

・・・なんでも調べてみるもんですね。
知らなかったよ。シェリーがワインの一種だったって。
今までそんなことも知らずに飲んでたよ。ごめんね、シェリー。

知ってる方には基本中の基本ですけど、ちょっと書かせてください。

まず、「アモンティリャード」というのが、シェリーの一種なんです。
お酒を飲まない方には「シェリー」が何なのかピンと来ないと思いますが、多くは「食前酒」として親しまれています。

シェリーはスペインの南、アンダルシアの南西に位置する「ヘレス」という町と、「その周辺のみ」で造られており、それ以外はシェリーと呼んではいけないと条約で決められています。
白ワインに、発酵の途中でブランデーなどを加えて、アルコール度数を高めた「酒精強化ワイン」(fortified wine)がシェリー。つまりは白ワインの一種です。
このような酒精強化ワインにはポート、マデイラがあり、シェリーとあわせて「世界三大酒精強化ワイン」(長い)と呼ばれるそうです。

大航海時代、普通にワインを持っていくと長旅の途中で変質してしまうため、度数の高いアルコールを添加して、変化しにくくしたのが始まりだとか。
塩分濃度を高めて腐りにくくさせた、漬物やハムと同じ発想。

・・・ポートワインも酒精強化ワインだったのか・・・。
ポルトガルのワインは、全部「ポート」っていうのかと思ってた・・・。
あ、これはポルトガルの北部の港「ポルト」から出荷される、アルコール度数を高めたワインのことです。
道理でいろいろと濃ゆいはずだ。
あんだけ飲んでおきながら、何も知らなかったよ。ごめんね、ポートワイン。(そんなんばっか)

話を戻すと、シェリーにはいくつか種類があり、味や風味、色によって名前が違います。その中のひとつが「アモンティリャード」というわけで。
画像のヤツがアモンティリャードの色です。
その他、よく知られているものには辛口のフィノ、マンサリーニャ、オロロソなんてのがあります。
シェリー委員会の日本語版HPが詳しいので、醸造法など、細かいことはこちら

で、このアモンティリャード、上述の小説の中では重要な役割を果たします。
主人公が「上質のアモンティリャードをひと樽買ったが、本物かどうか疑わしいので鑑定してほしい」と、ワインの目利きに自信のある友人をおびき出すのですが。つまりおとりというか、エサですよね・・・(^^; 通にはたまんない口実なのかなあ・・・。この友人は、かわいそうな目にあってしまいます。
興味のある方は本もどうぞ。下記短編集に収録してます。

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コーヒー? それとも・・・

2006-09-15 | ためになるかもしれない話
私が風邪を引いた、と電話で言うと、必ず「紅茶でうがいしなさいよ」とアドバイスするのは、うちの母です。こんにちは。
みのもんたの受け売りらしいですが・・・(笑)

さて、ブログの常連さんたちはコーヒー党が多いんでしょうかね? (私は紅茶派ですが)
そんな方たちに朗報?なニュース。

コーヒー飲んで健康に=さまざまな病気を予防-コーヒー科学協会(gooニュース)
コーヒーには心臓や胃に悪い、がんの原因になるなど、一般的に悪いイメージがあるが、当地で開かれた国際コーヒー科学協会の会議で、実際はそうではなく、パーキンソン病や糖尿病などの病気にかかりにくくなる効果があることなどが報告された。

国際コーヒー科学協会・・・いろんな学会があるなあ(笑)
研究者の発表によれば、コーヒーには以下のような働きがあるそう。(同サイトから抜粋)

・DNAに損傷を与えるフリーラジカル(遊離基)と呼ばれるものを捕らえる働きがある

・クロロゲン酸やメラノイド(細胞の損傷を防ぐ強力な抗酸化剤でもある物質)が含まれている。

・肝硬変にかかる危険性を最高80%まで軽減

・パーキンソン病が予防できる

・毎日5、6杯のコーヒーを摂取することにより、食事習慣や運動不足が関係する2型糖尿病にかかる危険性が半減

・特にがんなどの一連の重大な病気の原因となる、DNAの酸化防止に効果あり

・・・毎日5~6杯って、多いっす。何CCなんだろう。
私はコーヒーを飲みすぎると胃痛と睡眠不足を引き起こすので、そこまで頑張れませんけども(笑) 
カフェイン摂取しすぎて眠れないほうが怖いよ。
特に、就寝前のカフェイン摂取は避けたほうが、安眠につながりますしね。

でも、コーヒーも悪いことばかりでないということは覚えておいて損はないか。

で、もうひとつ、今度は緑茶の話。

毎日5杯、緑茶で長寿…脳こうそく死亡率が大幅低下 (読売新聞) - goo ニュース
緑茶を1日5杯以上飲む人は脳こうそくなど循環器疾患による死亡率が顕著に低く、長寿の傾向があることが栗山進一・東北大助教授らの調査でわかった。
ガン防止の効果は特に確認することはできなかったそうですが。

調べてみると、一日5杯、800mlの緑茶で、血管の弾力性が改善されるとのこと。血管が切れにくくなったりするってことかな。気になる方は試してみてください・・・。

一日5杯・・・私はちときついな。(^^;

でも、カラダにいい食べ物だとメディアで取り上げられたからと、そればっかり食べてかえって体を悪くするという病気もありますので、ほどほどに。
「みのもんた症候群(シンドローム)」って呼ばれて、ちょっと前から問題になってましたけど・・・。

過ぎたるは及ばざるが如し。大切なのはバランス!
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盲導犬

2006-08-02 | ためになるかもしれない話
電車の中に、でっかいラブラドールレトリバーが横たわっていて、ちょっとびっくりした喫茶室マスターです。
それは盲導犬としてお仕事中のわんちゃんでしたが、よっぽどお疲れなのか、ずーっと横になってうとうと・・・。と思ったら、降りる駅の3つ手前で突然すくっと起き上がり、パートナーであるご主人様に知らせていました。

はー、偉いなー。

その様子を始終観察してしまいましたが、触りたい気持ちは、もちろんぐっとこらえましたよ。ぐっと。
わんちゃんはお仕事中ですから。邪魔しちゃいけません。
はー、それにしても、思いがけないところで目の保養(?)をしてしまった。いい一日だ。

昨日の記事で「ボストンのホテルに勤務する黒ラブ」のことをちょこっと書きましたが、彼女(ケイティって名前だから、きっと「彼女」)も元盲導犬だそうで、引退したあとの余生をホテルの客室係として送っています。

(写真はこちらから抜粋)

ケイティが引退した理由は「白内障」でしたが、盲導犬は約10歳で引退するそうです。ある程度年を取ったら、引退して、若い盲導犬にバトンタッチします。
盲導犬として一生をまっとうするわけじゃないんですね。(すごい勘違い・・・)

で、日本の場合、引退した盲導犬はどうなるかというと、一般の家庭で普通のペットとして暮らしていきます。
「リタイアウォーカー」と呼ばれるボランティアの方にお世話をお願いしているそうです。

生まれたときは「パピーウォーカー」で、引退したら「リタイアウォーカー」。わかりやすい・・・。

どちらのボランティアも数は不足しているようですので、犬に興味がある方なら、こういう形でボランティアに携わるのもいいかもしれません。うちは環境が許さないからなー。はは。残念・・・。

詳しくは日本盲導犬協会まで。
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コナン・ドイル

2006-05-22 | ためになるかもしれない話
最近、googleには林家ペー並みの誕生日マニアでもいるのだろうか・・・。
こないだのジュアン・ミロの誕生日といい、今日といい・・・。

5月22日は、サー・アーサー・コナン・ドイルの誕生日。
そういやこの人、ホームズ以外にいろいろ書いてたんだよなー。
「白衣の騎士団」といった歴史小説や「失われた世界」といったSF小説とか(これは映画「ロスト・ワールド」の原案にもなってましたっけ)。

1859年エディンバラ生まれ。10人兄弟の第2子として生を受ける。
1876年から1881年にかけて、エディンバラ大学で医学を学んでいたが、大学在学中に父がアルコール中毒で入院したため、捕鯨船に乗り込んで一家の家系を支えていたこともあったそう。
大学卒業後は各地を転々とした後、ポーツマスで診療所をひらく。病院の方は大して儲からなかったが、患者を待つ間に小説を執筆していたのは有名な話。

1884年には『J・ハバクック・ジェフソンの証言』を発表。『コーンヒル・マガジン』1月号に匿名で投稿、掲載されて評判になる。これは1872年のメアリー・セレスト号乗組員失踪事件に基づいた短編小説。

その後、1887年にシャーロック・ホームズシリーズ第一作「緋色の研究」を発表。
最初こそ売れなかったものの、アメリカの出版社の依頼により「四つの署名」を発表してから、ホームズは大人気となる。
しかしながら、ドイル自身は歴史小説やSFのほうが大事だったらしく、シャーロック・ホームズを快くは思っていなかったらしい。たまに手紙の中でもそのことをグチっている。

1890年にはウィーンに眼球の研究のため留学。91年に帰国したのちはロンドンで眼科医として開業するが、患者はさっぱり(笑)。
時間だけはありあまっていたので、ますます執筆に没頭するようになる。
やがて、ドイルは医者を廃業して作家で生計を立てることを決意する。

それでも、高まりすぎるホームズ人気にはプレッシャーを感じていたのか、とうとう小説の中でホームズ殺害を実行(笑)
93年発表の「最後の事件」で、ホームズをモリアーティとともにスイスの滝つぼに落下させてしまった。

が、ファンの熱意というのはすごいもので、シャーロック・ホームズの復活を切望するファンレターが殺到。行方不明(=事実上死亡)のホームズを悼んで、喪章を着けて外出する読者もいたという。
(「あしたのジョー」の力石の葬儀に通じるものがあったりする・・・? しかし力石は復活しなかったけど 笑)
その熱意におされて、ドイルはあっさりホームズを生き返らせてしまう。この辺、いつも「何でやねん」ってツッコんじゃうんだけど・・・。
(それにしても、生き返らせたら生き返らせたで、「なんで復活させたんだ」っていう声もあったっていうんだから・・・読者って勝手ね(笑))
結局「最後の挨拶」で引退するまで、ホームズは実に56の短編・4つの長編に登場している。

ドイル自身はといえば、ボーア戦争に従軍し、「南アでの戦争 : 原因と行為」と題された小冊子を執筆。これは各国で翻訳され、海外でも広く読まれることとなった。この作品がきっかけで、1902年にサリー州の副総監に任ぜられ、ナイトの称号を受ける。

一方、ジョージ・エダルジ事件、オスカー・スレイター事件で被疑者の無実を主張し、冤罪を晴らすために奔走。また冤罪を防ぐために刑事事件の控訴院を設立することに尽力した。

ジョージ・エダルジ事件:1903年、イギリス人とインド人とのハーフであるジョージ・エダルジが冤罪で投獄された事件。自分の家族宛に脅迫状を送り、馬の足を切断したという事件だが、結局、エダルジが投獄されたあとも犯行は別人の手によって行われていた。
1906年に釈放されたが、警察の捜査は続行していたため、ドイルがこれに介入し、彼が犯人ではないというレポートをデイリー・テレグラフ紙と内務省に送った。結局真犯人はわからないまま、事件はうやむやに。

オスカー・スレイター事件:1908年、ユダヤ系ドイツ人のオスカー・スレイターが82歳の女性を撲殺したかどで有罪を宣告された事件。スレイターから「無実を証明してほしい」という手紙がきたことをきっかけに、ドイルが調査に乗り出す。1912年には「スレイターには犯行不可能」という調査内容を執筆・出版しているが、結局裁判はこじれにこじれて、スレイターは18年後に釈放された。これも真犯人は捕まっておらず。


その後2回選挙に出てどちらも落選したり、歴史小説やSF小説を執筆したりで晩年を迎える。
また、1916年から20年にかけて、世間を騒がせたコティングリー妖精事件では、「妖精はいる!」と支持しちゃったがために、大失態をやらかしてしまうんだけど(結局、妖精の写真はトリックだったと結論付けられた)。

彼の伯父さんは妖精の小説とか書いてた作家リチャード・ドイルだそうなので、なんか影響を受けてたりしたのかなあ(推測ですけども)。
息子、兄弟、二人の甥を第一次世界大戦で亡くしたショックも大きかったので、冷静な判断も欠けてたところがあったかもしれない。
オカルトに傾倒していた時期もあったというし。

1930年、71歳で心臓発作により逝去。
現在、ドイルはイギリス・ハンプシャーの墓地に眠っている。

まあ晩年の騒ぎはともかく、ホームズが未だに愛されているのは事実で、ベイカー・ストリート221B には未だにホームズ宛に手紙が届くそうだし。シャーロキアンはいっぱいいるし。ジェレミー・ブレットは渋くてかっこいいし(それは関係ないだろう)。
名探偵は不滅なんだな。

【参考文献】
ウィキペディア
Wikipedia(English)
Crime fiction
The George Edalgi Case

しかしここまで書いておきながら、個人的にはアガサ・クリスティのほうが好きって言ったら、怒られるんだろうな・・・
わかってもらえますか、mon ami?(笑)


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いずれがあやめか・・・

2006-05-19 | ためになるかもしれない話
HPのトップページがシンプルすぎたのか、飽きてしまってさっそく模様替え。
初夏らしさをイメージして、「木漏れ日」と「あやめ(?)」の写真を使用した。上の画像と同じもの。
この「あやめ(?)」はGW中に訪れた春日部の藤の傍らに咲いていた。淡いいろどりが美しい。

と、ここでふと疑問。
「この画像はあやめなの、かきつばたなの、それとも花ショウブ?!」

この3つ、みんな同じような形状をしていて、素人目には本当にわかりにくい。
で、一応ネットで調べてみたところ。

「ヒロとシーのゆうゆうシニアライフ」さんによれば、トップページのはまちがいなく「花ショウブ」らしい。
簡単な見分け方は、花弁の付け根にある色。

あやめ=白と黄の網目
花ショウブ=黄
かきつばた=白
(画像を見れば一目瞭然。こちら)

見てみれば、うちのは確かに花びらの付け根が黄色い。
さらにサイトの写真と照らし合わせると、「春雨」という品種のようだ。
名前を聞くと、なんか親近感がわくから不思議。

ところで、あやめ、かきつばた、花ショウブはすべてアヤメ科だが、菖蒲湯に使う「ショウブ」はこれら3つとは全く別物。サトイモ科。
古くから邪気を払う植物として知られてきたそうな。

菖蒲湯もそうだけど、幟とかに描かれる鍾馗(しょうき)といい、ヨモギといい、菖蒲の節句(端午の節句)は邪気払いアイテムで満ちてるな~(笑) 
ちなみに、柏餅を食べるのも意味がある。これは日本独自の習慣だが、柏は新芽が出るまで葉が落ちない常緑樹なので、家系が絶えない縁起物とされている。一方、ちまきを食べるのは中国が起源。5月5日になくなった中国の詩人・屈原をしのんで、川にちまきを投げたのが始まりだとか。
あ、端午の節句はもともと中国が発祥。今でも旧暦の5月5日に行うそうな。日本とはちょっと意味合いが違うようだけど。

そういや、元は菖蒲の節句も女の子のものだったのに、鎌倉時代あたりから男の子のものになったのよね。菖蒲=尚武に音が似ているとかで、武芸の鍛錬を奨励したところから。武士が台頭してきた時代背景ならでは?

あっ、話がそれた。
というわけで、トップページは花ショウブで決まり。
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ご当地の踏み絵

2006-03-24 | ためになるかもしれない話
このブログのブックマークにこっそりとリンクがはってある「ご当地の踏み絵」を、改めて眺めてみました。

ヤフーの少女マンガトピで教えてもらったんですが、各都道府県の「性格」とか「特徴」をまとめたサイトです。
でも「こんなにここはすばらしい!」とかいうんじゃなく、「あ~、わかるわかる」ってニヤリとするためのもの。
私は広島に嫁に行く前に知ったんですが、実は随分と役にたちました(笑)
ほんと、見知らぬ土地に住むときでも、このサイトを見ればその土地の人間になりすませそうな気が・・・。

しばらく見てなかったんですが、やっぱりマメに更新してるのか、内容が増えてました。
「東京都」の欄も、前より笑えた。(「江戸っ子度チェック」もあったんですねえ。)

ちなみに、ダンナは広島県のところを見てバカウケしてましたが、私の故郷福島県のコンテンツはいまひとつ。やっぱり3藩が合併して出来た広い県なので、地域差がかなりあるんでしょう。わかんないネタも多い。

FAQのところで、「また北海道や静岡、福島、兵庫のようにエリアによって県民性が異なる地域もありますが、地域別に小分けするのは、作るのがじゃまくさいです(笑)。」とおっしゃってることもありますしね。仕方ないんでしょう・・・。

ま、そういうのが気にならない方は、ご自分の出身地のネタを、苦笑しつつ眺めてみてください。
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サンドウィッチ。

2006-03-24 | ためになるかもしれない話
サンドウィッチ。
実はイギリス生まれです。
カード好きだった4代目のサンドウィッチ伯爵、ジョン・モンターギュが、カードの最中でも片手で気軽に食事が出来るように、とパンに肉とチーズを挟んで食べたのが始まりだそうで。
1760年代から広まったそうですが、これ以前にも、パンの間に何か挟んで食べるというのはありました。しかし、海軍大臣(って訳であってんのか?)として有名だったサンドウィッチ伯爵の名前で一気に知られるようになりました。

ちなみにハワイ諸島、もとはこの人の名前をとって「サンドウィッチ諸島」と呼ばれていた時期もあったそうです。

このサンドウィッチという名前がいつの間にやら動詞化して、「はさむ」とかいう意味にもなってます・・・。
私も、今日は思わぬものにサンドウィッチされて、ちょっぴり嫌でした。

今朝、電車の中で隣に立ってた人が音楽を聞いていたのですが、音漏れがすごくて。
「あ、ジャズ聴いてるな」ってわかるくらい。トランペットとスネアドラムの音がスイングしてました。
しかし、ヘッドフォンから漏れてくる音って、好きなジャンルの音楽でも耳障りなんですよね。どうせなら私にもちゃんと聴かせろ!ってなもんです。
いい加減注意しようかなと思ってたら、今度は反対側からもっと大音量の(?)音漏れが。
今度は別の人かよ・・・。しかもロック。
しばらくの間、「シャカシャカ」にサンドウィッチされて、ストレス最高潮。
きっと、そのときの私は鬼のような形相をしていたと思います。
思わず、怖い顔でおっさん二人をにらみつけてしまいました・・・。
でも二人に注意するのもたいぎいしねえ・・・。

ああ、嫌だ。
本も読めやしねえ・・・。
そんな大音量で音楽聴いてると、「イヤホン難聴」になっちゃうよ? ふんとに。

もうひとつサンドウィッチといえば、以前京王線沿線に住んでたころ、会社帰りに満員電車で運よく座れたまではよかったんですが、両隣に石塚ちゃんも真っ青なおデブさん二人が座ってきた!

・・・本気で圧死するかと思いました。

途中まで我慢してたんですが、キツイのと暑いのと汗臭いのとで耐えられなくなり、途中で電車を降りてしまいました。おえ。
真夏の弱冷車でおこった出来事です。忘れもしません・・・。
あんな肉厚なものにサンドウィッチされたのは、あれが初めてでした。最後であってほしいなあ。




ところで冒頭のサンドウィッチ伯爵の子孫ですが、現在も家は続いていて、11代目当主は事業を始めています。
なんとサンドウィッチ屋さん(笑)
ロンドン南東部のドックランドを中心に、オフィスなどへのケータリングをしてるそうです。
その名も、"The Earl of Sandwich"(EOS)・・・って、そのままやん。
スタッフ30人で開業した、という記事が2001年にBBCにでてたのですが、その後順調なのかな・・・。
HPが異様に豪華で笑えるんですけど(笑)
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