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サイフォンの向こう側

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臨場 劇場版

2012-07-16 | 映画とかテレビとかDVDとか。
本日、大好きな「臨場」の劇場版を見てまいりました…。

ええと、ネタバレしちゃうので、あまり詳しいこと書きたくないんですけども。
とにかく、いろんなもの詰め込んでたな…。すごく厚みのある出来になってました。
その分、重たいけど。

「刑法第39条」(加害者が心神喪失の際はその罪は問われないってアレ)をめぐり、殺人事件に巻き込まれた被害者の遺族らを、真正面から描いているなあ…と。

一番すごかったのは、若村真由美さんの演技。
娘さんが無差別殺人の犠牲者となった母親を演じてたんですけど…。
その慟哭たるや…。
そして、「誰か私を助けて!」っていう心の叫びが、突き刺さりました。
泣いたなあ…。

久々にいい映画を見た気がします。


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平清盛。

2012-04-01 | 映画とかテレビとかDVDとか。
最近どっぷりと大河ドラマにハマっております。録画してるくせにオンエアも見てて、土曜日の再放送も合わせると、だいたい都合三回見てます。しあわせー。

視聴率が低かろうと何であろうと、私は全部見ますよ(キリッ)

まあ鬼気迫る演出がすごい。
あとキャスト勝ちですよ。
特に三上博史(鳥羽法皇)と壇れい(待賢門院璋子)! あ、待賢門院璋子、先週亡くなっちゃったけど。
とにかくこの二人が出るだけで画面がしまってる気がします。

今日の三上博史もすごかったが。
なんかこう、ちょっと繊細で、どこか狂気じみた感じの難しい役なんですけどもね。
よくやってるなー、という感じ。

璋子さんは、先週で亡くなっちゃったのが惜しいなー。
ズバリ不思議ちゃんなんだけど、不思議なほど清らかで。なんか憎めないんだ。
あのキャラは、壇れいにしかできない。

大河ドラマにはまれると、一年間楽しみが続いていいよね。
(^^)
Comment (1)
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ミッション・インポッシブル4 ゴースト・プロトコル

2012-01-14 | 映画とかテレビとかDVDとか。
1月3日に見てたんですが、ブログにアップするの忘れてた。

MI4ですが…結論から言うと、頭に何にも残らないアクション映画です(笑)。清々しいほどのハリウッド映画だ。

ストーリーとしては、とあるデータを盗むためにロシアにやってきたイーサン・ハントが何者かにハメられ、クレムリン爆破の疑いをかけられた。ロシア政府から追われ、本部のIMFも彼を見放すことに。イーサンにあるものはチームの仲間と手持ちの武器だけ。どこからの支援も得られない状態で、黒幕の科学者(ものすごい核戦争推進者)の狙いを阻止しようとする…てなとこ。

核戦争を企むテロリストらの息の根を止めようというのがメインなのですが、テンポ感がすごい。アクションに次ぐアクションで、全然休める暇がなくて。その分、ストーリーに厚みはありませんが、頭をからっぽにして楽しめる。
あ、今回、ラブストーリーの要素はゼロです。余計なものがないところが気に入りました。

難を言うなら、殺し屋サビーヌとジェーンの絡みを、もうちょい引っ張ってほしかったかな。あっさりカタがついちゃって、ちょっと残念。

あ、作中に出てくるハイテクガジェットの類は、なんか萌えた。
ああいう変な機械見てると、心が躍るぜ。(「マイノリティ・レポート」の時もそうだったけど)

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ニュー・イヤーズ・イブ

2011-12-23 | 映画とかテレビとかDVDとか。


久々のアップだー。
いやー、なんかいろいろと忙しかったので、やる気なくなってました。
ダンナの祖母が亡くなってしまい、三重県なんかに行ってきたりとかしてまして。
仕事は相変わらず忙しいし。ふー。

本日はダンナといっしょに映画を見に行ってました。久々。
「ニュー・イヤーズ・イブ」です。

いくつかのストーリーが交錯していて、登場人物同士はどこかでつながっているという、インタラクティブな手法。
ロバート・デニーロ、ヒラリー・スワンク、ミシェル・ファイファー、ハル・ベリー、サラ・ジェシカ・パーカー…と、なんかやたら豪華なキャストに魅かれて見に行きました。
みんな芸達者!

展開はベタですよー(笑)
でも一年の最後に見るには、とてもいい映画でした。心がすごくあったかくなる。
たまには、こういうハッピーエンドの映画もいい。
素直に泣かされた映画は、久々でした。ベタ最高。
「来年はいい年になるように」という、前向きな祈りを感じました。

どの話も非常に良いので、ここでは言わない。
是非劇場で見ていただきたく。
名セリフが多かったなー。
中でも、ヒラリー・スワンクのスピーチはじーんときました。
名演説ですな。

できれば、もう一回見たいよ~! それくらい良かった!
DVD買うよ!


…それにしても、ミシェル・ファイファーは可愛いなー。
ああいう50代になりたい。

Comments (2)
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ムダなことは意外と楽しい、という教訓。

2011-08-01 | 映画とかテレビとかDVDとか。
関東だけ放映していない全国ネットのバラエティ番組「探偵ナイトスクープ」。
とはいっても、TVKとかテレ玉とかでなら、関東でも視聴可能(本放送の数週間遅れですけど)。

今日テレ玉でやってた分をチェックしたのですが、本日の依頼は最高でした。
「キン肉マンの技をかけてみたい」(笑)
関東以外では7月8日にON AIR済みの内容

キン肉マンが大好きな高校生が、「実際にキン肉マンの技をかけてみたい」と、たむけんに依頼してきたんですけどね。
なんか小学生のころ、ジャンプに連載されてた「キン肉マン」が大流行して、クラスの男子がキン肉マンの技をかけあっていたのを思い出した(笑)同じように「キン肉バスター」かけてたよ、そう言えば(あれはかけてる方もつらいように見えたけど)。 

クラスの女子が「男子ってバカだよねー」と白い目で見ちゃうような、ああいう悪ふざけを実際にテレビでやっちゃうところが、「ナイトスクープ」らしくて好きだ。
みんな、途中からかなり真剣になってたけど。妙に楽しそうだったなあ。アホの極致(誉め言葉)。

久々にいい企画でした。ホント。腹抱えて笑った~。
無意味なことを本気でやる(あるいはそれをながめる)のは、意外と楽しいもんだと思った。

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コクリコ坂から

2011-07-18 | 映画とかテレビとかDVDとか。
*今回のレビューは長いので、敢えて文字は白くしません。反転させると読むの疲れるんだわ。
 これから見にいく方は、このエントリはスルーしてください。
 ネタバレありです。相変わらず。




本日実家から帰ってまいりまして…。
朝早く出発したら、午後がぽっかり空いちゃったもんだから…映画行ってきました。
洋画はあんまりおもしろそうなのやってなかったので、手堅くジブリ作品、「コクリコ坂から」です。

映画館のロビーはお子様ばっかり! 走るなゴルァ!と怒鳴りたくなるのを抑えつつ。
まあ、ハリポタとポケモンやってたらねえ…ははは。仕方ないか。お子様向け映画、強し。

そんな中、今回の「コクリコ坂から」は…ちーともお子様向けではありませんでした。意外だよ。

<ストーリー>
1963年、横浜。コクリコ坂の上に住む松崎海は、毎朝信号旗を揚げるのが日課になっていた。来る日も来る日も、「U・W」(安全な航行を祈る)の旗を揚げ続けている。海と同じ高校に通う17歳の少年・風間俊は、そのことに一人だけ気付いていた。
一方海が通う高校では、歴史ある(というかオンボロの)クラブハウス、「カルチェラタン」の取り壊しの是非をめぐって紛糾していた。海はあることがきっかけで、反対運動の最前線に立つ俊に出会い、魅かれていくが…。


ここ最近のジブリ作品にしては珍しく「説明の少ない映画」。パンフレットまで説明が少ないし(笑)
ヨーロッパ大陸型…とまでは言わないけど、ある程度、見る方の理解力、あるいは共感しようとする力が必要な作品だと思う。
そういう意味で「お子様向け」ではないのです。ファンタジーも皆無だしね。

実際、会場には小学生以下のお子様も多かったんだけど、途中で飽きておしゃべりし始めちゃうし。小学生以下には理解が難しいような気がする。大体、1963年が舞台だし。「三丁目の夕日」とかにハマった人たちが見るべきですよ。

結論からいうと…ああ、もうたまらんくらい大好き!! 
ゴローさん、ゲドは正直嫌いでしたけど…今回は見なおした! 

まず今回はCGがあんまりない。(皆無…ではないんだろうなあ、多分)
とにかく背景の色の柔らかさに脱帽。

その中を、清廉な登場人物たちが生きている。見ててなんとも気持ちいいのよね。
時代背景もあるとは思うけど…みんな毎日を丁寧に生きている感じがする。

驚いたのは、海ちゃんの気の強さ。どこまでもまっすぐで、ぶれてない。(ちなみに作中で「める」と呼ばれているのは、フランス語の「mer」(海の意味)から来ているそうな。洒落てんなー)。
いつだって、疑問や怒りにはストレートにぶつかっていくし。誰かに好かれようとか媚びようなんて下心は一切ナシ。
そんな感じで気丈に振る舞ってたかと思えば、好きな人のことで悩んで、布団の中で泣いちゃうし。なんかこう、きゅんときた(笑)。

そんで俊くんのほうも、心が男前。いいこと言うんだよ、この少年。集会で椅子に上って叫んでたことが、この映画の柱の一つでもあるんだけどさあ。常々私が感じてたことを代弁してくれたみたいで、胸がすっとしたです。
アウトローっぽいくせにどこか頼りなくて、とびきり優しい少年。同級生とかにいたら、間違いなく好きになってたよ。

そんな二人の恋は…展開は使い古された感じなんだけど…やっぱり海ちゃんの強い意志に感激。
決して自分で悲恋におとしめたりしない前向きさにぐっときた。
「それでも好きだから」とまっすぐに告げる少女と、逃げることなくそれを受け止める少年。そして走り去るバス。
かー、いいなあ。今の日本から消えた青春だ(笑)
惚れたはれたが安っぽくならないのは、ひとえに主人公二人の清廉さにあるんでしょうかね、やはり。

贅沢を言うなら、もうちょっと2人が互いに魅かれるシーンがほしかったかな。あと、俊くんが海ちゃんを避けるエピソードも、もう少しあるとよい。
ほんの少しずつでよいのですが。心の動きがあっさりしすぎてて物足らない感じがする。

それにしても。音楽の使い方が面白かった。
のっけからいきなりジャズジャズしい(なんだこの日本語)。谷川浩子さんの曲が多いようですが。
とにかくノリがよい。好きだ。

監督のゴローさん…2作目で「ああ、こういうことがやりたいんだ」というのが何となく見えてきた。
こういうのも、アリです。途中なんか小津安二郎の映画を彷彿とさせました。やられた。

正直「あっ、ジブリにもこういう作品ができるんだ」と目からウロコだった。なんかこう…お子様でもわかる作品(あるいは売ることを意識しすぎた作品)が続いちゃってたので、ジブリ離れしてたトコでした。

何年かに一回でいいです、ジブリさん。こういう感じの、しっとりした映画をまた作ってください。期待してます。

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終わってもうた。

2011-07-02 | 映画とかテレビとかDVDとか。
4~6月期のドラマ。
うちには珍しく、かなり見てました。週4本? 「遺留捜査」「BOSS」「JIN」に加えて「高校生レストラン」も見てた(笑)
全部終わっちゃったなー。

簡単に感想をまとめておこうかなー。

「遺留捜査」:
上川くん演じる糸川さんのキャラが素敵だった。脇を固める俳優さんたちも役者ぞろいで。安定感ありました。
ちょっと普通の刑事ドラマと切り口が違ってましたが、これもアリだなー、と。
刑事ものというよりヒューマンドラマ。こういう、被害者と遺族をクローズアップしたのは、目新しくて良かったです。
続編やるんだろうか?

「BOSS」:
シーズン1のような展開(犯人をひっかけるための大芝居)を期待していたものとしては、若干肩すかし。なんだかやたら雑な感じの刑事ものになってしまったなー。すごく残念。
それにしても、この方向転換は何を意味するんだろう? 最終回の木元のセリフじゃないけど、「林さん(脚本家)がめんどくさくなった」?
こちらも続編やるのかな? それより、「離婚弁護士3」をやってほしいなあ…。最後の津川雅彦は、その布石かなあ?

「JIN」:
1の中盤あたりからずっと見てましたけど、ラストまで展開が読めなかった。斬新な展開で目が離せなかった。時代劇も、こういうSFテイストはアリかも。突拍子もない設定でも面白いと思えたのは、他の部分がしっかりしてたせいなんだろう。脚本も幕末ヒューマンドラマとして一級だった。あとセットや衣装もすごかった…それと、手術シーン。リアルに作りすぎー! 気持ち悪いっす(笑)。文字通り出血も大サービス! そこまでしなくても! 野風さんの帝王切開シーンとか…どうよ。あの赤ちゃんの人形、すげえよくできてて気持ち悪かったー(笑) 細部にも手を抜いてないところはすごかったけど。途中、ちょいちょい「おえー」とか思った。
しかし最終回は泣いたなー。うん。
個人的に、ウッチーの龍馬がすごく好きでした。

「高校生レストラン」:
いやー、ベタな青春モノでした。これくらいわかりやすいのもよいね。神木くん、大きくなったなー、と近所のおばちゃん的に見てました(笑)
松岡くんと伊藤くんの、リアルに「親友」って感じの空気感がよかったです。

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ブラック・スワン

2011-07-01 | 映画とかテレビとかDVDとか。
気付けば6月も終わり。早いなー。
ブログの更新もちょいとあいちゃった。書くことなかったんでねえ。
まあええか。ゆっくりペースで。

本日はダンナさんが珍しく有休だったので、一緒に映画を見てきました。
ナタリー・ポートマンがこれでオスカー取ったけど。いやあ…すんごい鬼気迫る演技だったなあ。
あ、すんごいネタバレしてます。パソコンの方は反転させてね。

<ストーリー>
バレリーナのニナは「白鳥の湖」で主役を踊ることになった。ホワイト・スワンは完璧だが、どうしても二役のブラック・スワンをうまく踊ることができない。ニナは演出家のルロワに「もっと官能的に踊れ」と言われ、苦悩するが…。



見るなら相当の覚悟が必要だろうな…と思ってましたが、案の定。
いろんな意味で痛い映画です。いわゆるサイコスリラーものですが、主人公、心も体も血だらけ(笑)。

一人の内気なバレリーナが、プレッシャーに少しずつ押しつぶされていく過程を細やかに描いてるんだけど…。狂気に苛まれていく過程が、非常にねちこい。しかもどこからが現実で、どこまでが妄想なのかがはっきりしなくて。その辺は見てるとあとからわかる仕掛けになっているのですが、ホントに気が抜けない。しかも、そこまで自分を追い詰めているのは自分自身であるというやるせなさ。

主人公のニナは男性経験が極端に少ないか、あるいは皆無なんではないかと思うのですが。まあそりゃそうだ。家とバレエカンパニーの往復で、家に帰れば厳格な母親との二人暮らし。友だちも少なそう。そんなんで「男を誘惑する踊りをしろ」とか言われてもねえ。可愛そう。「そこまでプレッシャーに思わなくてもいいんじゃねえ? ダンサーの新たな魅力を引きだすのも演出家の腕の見せ所なんだし…使えねえなこの女たらしの演出家はー」とか思いながら見ておりましたが(映画の前提ぶちこわし)。

そこに女性の嫉妬が渦巻くわけで。自分にないものを持っているダンサー仲間に憎悪して、どんどん妄想を募らせていくわけだな。この辺も、何だか怖かった。もちろん、現実と妄想の堺が曖昧としている。だから余計に怖い。

ラストシーンは…いやもう、絶句。
純白の衣装にみるみる血が広がっていくところは、破瓜された乙女を連想してしまった(考えすぎか? 笑)それで"I feel it, it's perfect."とつぶやくわけで。すごいシナリオだ。


ほんと見た後にずしんとくる作品です。救われる要素、ゼロ。キツかった~。秀作ですけども。


<Cast & Staff>
監督
ダーレン・アロノフスキー
製作総指揮
ブラッドリー・J・フィッシャー 、アリ・ハンデル 、タイラー・トンプソン 、ピーター・フラックマン 、
リック・シュウォーツ 、ジョン・アヴネット

脚本
マーク・ヘイマン 、アンドレス・ハインツ 、ジョン・マクラフリン


ナタリー・ポートマン(ニナ・セイヤーズ)
ヴァンサン・カッセル(トーマス・ルロイ)
ミラ・クニス(リリー)
バーバラ・ハーシー(エリカ・セイヤーズ)
ウィノナ・ライダー(ベス・マッキンタイア)



おお、ウィノナ、まだ元気なんだね! お帰り!

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パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉

2011-06-17 | 映画とかテレビとかDVDとか。
これも公開してすぐ見にいったんだった。すっかりレビュー忘れてた。
なんかこう…別にレビューに書かなくてもいいかな~、くらいのもんだったんで。

<ストーリー>
ジャック・スパロウはロンドンで海賊仲間のギブスを救出しようとしたが失敗。捕えられた彼はイギリス国王・ジョージ2世の御前に召し出された。国王はスペインに先んじて「生命の泉」を探すようジャックに命令するが、ジャックはそれを拒否して逃走する。

自分の偽物が船員を募集していることを知ったジャックは、その偽物がかつての恋人・アンジェリカであることを知る。彼女は悪名高い海賊「黒ひげ」の船に航海士として乗り込んでいた。命の泉を狙うジャックも、黒ひげの船に乗り込むが…。



相変わらず何にも残らないシリーズ。エンタメ映画としてはまあまあよくできてんじゃないですかね。あんまり子供向けっぽくないけど。ちょいグロめなディズニー作品。
つまんなくはないけど、取りたてて面白くもない。やっぱり第1作でやめときゃよかったのに、といつものように思わずにはいられない。

ジョニー・デップは相変わらずで安心したけど、ジャック自身はやっぱり他のキャラに食われ気味な気がするよね。前のトリロジーのときもそうだったけど…多分、個性的な他のキャラがやたらと前面に出てるせいかな。

ペネロぺ・クルスのアンジェリカはよかったなー。見てて楽しかった。いろいろと可愛らしい。海賊だけど。
前シリーズでキーラ・ナイトレイがやってたエリザベスのほうが、性格は悪い気がする(笑)

そう言えば。時間が合わなくて3Dで見ちゃったんだけど、2Dで十分だった。
3Dであることが効果的に感じられるシーンが少ない。残念。


ほんのチョイ役でジュディ・ディンチが最初の方にちらっと出てるんだけど。
本編よりも、こっちの方が興奮してしまった(笑)。


<キャスト&スタッフ>

Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides

監督 ロブ・マーシャル

製作総指揮 マイク・ステンソン 、チャド・オマン 、ジョン・デルーカ 、テッド・エリオット 、テリー・ロッシオ 、バリー・ウォルドマン

脚本 テッド・エリオット 、テリー・ロッシオ

ジョニー・デップ(ジャック・スパロウ)
ペネロペ・クルス(アンジェリカ)
ジェフリー・ラッシュ(バルボッサ)
イアン・マクシェーン(黒ひげ)
サム・クラフリン(フィリップ)
アストリッド・ベルジュ=フリスベ(シレーナ)
ケヴィン・R・マクナリー(ギブス)
キース・リチャーズ(ティーグ・スパロウ)


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英国王のスピーチ

2011-06-15 | 映画とかテレビとかDVDとか。
ずっと悩んでおりましたが、ホームページを閉鎖しようかと。ブログは続けるけど。
ブログしか更新してない状態だから、もう意味ないなあ、と思って。
有用な情報があるわけでもないし。

映画のレビューだけ、ちょっとずつこちらの方に引っ越ししようかなーと思っています。

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さて。震災前に見た映画「英国王のスピーチ」。ずっとレビューを書いていなかったなー。
いい映画でした。しみじみ。

<ストーリー>
第2次大戦の足音が聞こえてきた時代。英国王ジョージ5世の次男バーティは気が弱く、重度の吃音があった。公務でスピーチを行うのが大の苦手だったが、彼は障害を克服すべく、言語セラピストのライオネルを訪ねる。はじめのうち、バーティはライオネルに心を開こうとしなかったが、ライオネルのわけ隔てない態度に、次第にわだかまりもとけていく。

父が亡くなった後は兄のエドワードが国王になったものの、彼は離婚歴のある恋人と結婚するために王位を捨てた。バーティは苦悩のうちに王位につく。
やがて、ドイツとの開戦が避けられないものとなり、バーティはコモンウェルスの人々に向けた重要なスピーチに臨む。


…とまあ。
事実に基づいたフィクションです。

国王と平民(しかもオーストラリア人移民)が、階級の差を超えて障害に立ち向かおうとするんだけど。
クラスの差が絶対であるイギリスで、ありえないことが起こったんだなあーとしみじみ。
奥さんのエリザベス(故クイーンマザー)も、得体の知れない人に夫を預けようと思ったなあ(笑)。それだけ困ってたってことか。

治療を受けるうちに、垣根を越えた友情が育まれていくわけですが…この辺のプロセスが、なんだかほほえましい。
それにしてもびっくりなのは、ライオネルのプロフェッショナルな態度。王族だからって、一切手加減なし。
治療方法は奇想天外だし。笑えるわー。

結論から言うと、何も克服はしていません(笑)。
バーティも始終めそめそしてるし。
「俺は国王なんかに嫌だ」と奥さんに泣きついたり、励まそうとするライオネルに八つ当たりしたり。
兄が国難に直面しながら、無責任にも王位を投げ出し、王室への信頼も失墜している。しかもナチスは戦争をしかけてきそうだというのに、こんな新王で大丈夫か?!と、国民はみんな不安だったに違いない。

それでも、バーティは逃げずに立ち向かう。そのひたむきさがよいのです。根性あるよ。
最後のシーンはほんとうにヒヤヒヤもんですが…見ながら「うん、うん、頑張れ!」と応援していました。
派手さは皆無ですが、さわやかに感動できます。

どうでもいいですが、チャーチル役のティモシー・スポール、なんかすごくチャーチルに似てたなあ…(笑)。


<キャスト&スタッフ>
The King's Speech

監督 トム・フーパー
製作総指揮 ジェフリー・ラッシュ、ティム・スミス、ポール・ブレット、マーク・フォリーニョ、ハーヴェイ・ワインスタイン、ボブ・ワインスタイン
脚本 デヴィッド・サイドラー

コリン・ファース(ジョージ6世)
ジェフリー・ラッシュ(ライオネル・ローグ)
ヘレナ・ボナム=カーター(エリザベス)
ガイ・ピアース(エドワード8世)
ティモシー・スポール(ウィンストン・チャーチル)
デレク・ジャコビ(大司教コスモ・ラング)
マイケル・ガンボン(ジョージ5世)

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歌唱力。

2011-06-14 | 映画とかテレビとかDVDとか。
消臭力のCM。


Miguel Guerreiroくんというプロのシンガーが歌っております。
ポルトガルの男の子。何回聴いてもうまいよなー。

普通の曲だとこんな感じ。ポルトガル語なんで、何て曲だかわかりませんが。



いい声してますな。

ミゲルくん、Facebookのアカウントがあるんですね。
興味ある方はどうぞ。 
Comments (2)
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それでもって、エンディングが

2011-06-09 | 映画とかテレビとかDVDとか。
昨日のエントリの続きですが、「遺留捜査」のエンディングテーマが、MISIAの「記憶」という曲なのですが、これがまたドラマの余韻を盛り上げててよい。





ところで、彼女の楽曲は、ドラマ「JIN」のファーストシーズンでも使われておりました。
「逢いたくていま」。



セカンドシーズンから、エンディングテーマは平井堅になりましたが…。
しかし、もうすぐ「JIN」も最終回が近いのに、いまだにエンディングがMISIAじゃないことに慣れないんだよなあ。

平井堅の歌「いとしき日々よ」も申し分ないのですが。
やはり慣れの問題かな…これ。(^^;


たまに私の脳内で、「遺留捜査」のエンディングを平井堅の「いとしき日々よ」に、「JIN」セカンドシーズンのエンディングをMISIAの「記憶」に取り替えておりますが…違和感ゼロだなあ(笑)




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遺留捜査

2011-06-08 | 映画とかテレビとかDVDとか。
以前にも書きましたが、この4月~6月のクールは注目ドラマだらけ。
うち、あんまりテレビドラマって見ないんですが(主にお笑い番組中心)…こんなの珍しい。

その中のひとつ、「遺留捜査」は最初のうちこそ「ん~? 微妙?」とか思ってたのですが、回を重ねるごとに目が離せなくなってきた。
なんていうか…ミステリーとしては、ちょっと異色な感じ。
いわゆる「普通の刑事もの」とは、少しかけ離れている気がする。

主人公の糸村さんは科学捜査係で、普通の捜査員ではない。殺人現場に残っていた遺留品の優先順位を決めて、分析なり調査なりの指示を出す人…って感じ?

で、この糸村さんは必要以上に遺留品にこだわる。捜査員たちには余計なことを言い、科捜研には余計な仕事を増やし、1人で捜査まがいのこともしてしまうため、捜査一課や所轄の人間からは煙たがられている。
そんな彼の(余計な)働きにより、真犯人につながる決定的な証拠になったことも多々あるんだけどなあ。

だけど殺人の真犯人がどうこうというのは、ほんの伏線にすぎない。
このドラマの核は、「なぜ被害者はそこで殺されなければならなかったのか」「その時被害者は何を思っていたのか」という視点。
被害者たちは、生前家族や恋人とうまくいっていなかった人ばっかり。なんでここまでこじれてるのか不思議なくらい。
被害者に怒りにも似た複雑な思いを抱く遺族に、糸村さんは押収した証拠を返却しながら、死者の思いを説いていく。

よくよく考えると、糸村さんの想像力に任せている部分がかなり大きいように思う。本当に被害者がそんな風に思っていたかどうかなんて、なにも証拠がないけど…その結論はどれも優しい。「ああ、それでいいんだ」って思える優しさと説得力がある。
被害者が死んだあと、第三者から被害者の想いを聞かされてようやく和解できるっていうのも、なんだか皮肉な話で、だから余計に泣ける。

あと、糸村さんのキャラが好きだ。飄々としてて面白い。
実際に職場にこういう人がいたら、毎日イラッとは来そうだけど(笑)



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うっかり衝動買い。

2011-04-15 | 映画とかテレビとかDVDとか。
昨日はドラマ「BOSS」のシーズン2の初回だったんだけど、いやー、面白かった!
相変わらずキレッキレの脚本だ。小気味良いテンポ感が好き。

で、2年くらい買おうかどうしようかと悩んでいたコレ↓を勢いで買ってしまった…。

BOSS DVD-BOX
ポニーキャニオン


シーズン1のDVDボックス…。買っちゃったよ。
どうしても、第一話の武田鉄矢と天海ねーさんの対決が見たくてねー。
見逃してたものでね…。

勢いついでに、「離婚弁護士」「離婚弁護士2」のDVDボックスも買ってるオイラ。
もちろん中古で買ったけど。
多少は安くなってるとはいえ、散財してしまった…。
まあ、好きだから…いいか…。

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見たいドラマが多いなあ。

2011-04-11 | 映画とかテレビとかDVDとか。
4月からのクールは、見逃せないドラマがたくさん。
つっても、3本だけだけど…普段全くドラマなんか見ないので、3本は相当な量だよ(笑)。

まず水曜日の「遺留捜査」。(この動画、早々に削除されそうな気がするけど…ま、ええか。)


上川くん好きー。こういう感じの刑事役もやるんだなあ。
キャスト表を見てると、ずいぶん芸達者の人が出てる気がする。


木曜日は「BOSS」の第2段。
前作から2年もたったんだ。待ってました!


動画は1のオープニング。1も面白かったなー。大好き。
天海ねーさん、かっこええ。
…あ、1のDVD、買おうか買うまいか、悩みながら2年が過ぎてもうた。

あとは「JIN」か。

これも前回泣かされたなー。楽しみ。
しかし…いろいろナゾがあるこの作品。どういう展開になるんだろうか。
原作は完結して、その辺の謎も解決してるそう…だけど、まだ読む気になんないしなあ。気になる。

あとこれに大河か。
忙しいぜい。
楽しみがたくさんなのは、よい。

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