密かに昨日参加してきました。
7月29日-30日と二日間に渡り、全英を選りすぐった20名の猛者(ていうか寄せ集められた)たちがロンドンのとある大学の図書館にひきこもってパチリパチリと指してきました。
内訳は、日本人5名、フランス人1人、キプロス人1人、残りの13名がイギリス人。(他の国の人もひょっとしたらいるかもしれませんが、未確認)
仕組みは、1日にどの人も3ゲーム、二日間で計6ゲームを行い、勝者を決定するようです。
20名ならレベルは低いかというと、そんなことはありません。日本人の五段、別の日本人の四段、イギリス人の三段の「トップ3」を筆頭に、初段前後がごろごろしています。私もそのごろごろしている初段前後(というか「前」ですけど、当然^^)なので、よーするに参加者の平均レベル。
私は残念ながら29日の方しか参加できませんでしたが、3人のイギリス人相手に1勝2敗でした。
そのうちの1敗は例のイギリス人三段プレイヤーで、どこでミスったかわからないうちになんとなく負けてました。ちなみに、この人「将棋世界」を愛読しています。日本語読めないのに。。
残りの2試合は本当にいい試合で、どっちが勝ってもおかしくないくらいの好ゲームでした。それにしても、チェスクロックなんて初めて使いました。秒読みは緊張しますね。昔NHK杯の試合でプロが二歩で負けたのを見たことがあるけど、わかるような気がしました
チェスの高段者も参加していたみたいで、かなり本気モードで指していました。ふらっと遊びに行ったのが申し訳ないような。
ところで、将棋の普及に、羽生さんの影響力はかなり大きいようです。チェスでも世界レベルの羽生さんですが、彼が日本の将棋棋士だと知って、そこから将棋への興味をかきたてられたという例が結構あるみたいです。
(追記)
以前、Takodoriさんのところで私の将棋についてのエントリに
トラックバック頂いていたのですが、今回、Takodoriさんの「羽生三冠の英語インタビューの感想」というエントリの中で非常に貴重(と思われる)羽生三冠の肉声英語インタビューを発見しましたので紹介します。
チェスと将棋に興味がある方はその違いを羽生さんから学んでください^^
羽生さんって英語もしゃべれたんですねー 私よりうまいかも
もちろん、文法とかは結構間違っているんですが、「少ない語彙でコミュニケーションする」ということが立派にできていることがわかります。英語アレルギーを持つ日本人にとってはかなり参考になるしゃべり方だと思います。
■羽生三冠の肉声英語インタビュー@チェスワールドオープンin米国フィラデルフィア
http://www.thechessdrum.net/tournaments/WorldOpen2006/interviews/Yoshiru_Habu.mp3
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