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Let it be -ケンブリッジMBA日記-

英語苦手、海外在住経験ゼロの私の初の2005-2006海外生活&MBAライフの記録。
現在は、ヨーク大学で勉強中。

サマースクールさよならパーティ

2005-09-22 05:33:36 | サマースクール(2005年8-9月)
一ヶ月の間、一緒に勉強したみんなとも今日でお別れ。

みんなケンブリッジの大学院生(の卵)なのでそのへんで会うこともあるでしょうが、学部がバラバラなので、なかなか会えないと思います。
何人かとは親しくなったので、これからもクリスマスパーティしたり将棋教えたりとお付き合いさせていただこうと思います。

名残惜しくて、次の日のMBA授業のことはすっかり忘れて12時まで飲んでしまいました。

サマースクールの成果

2005-09-19 15:34:02 | サマースクール(2005年8-9月)
英語の成長具合をまとめてみました。まだまだですね。特にリスニングとリーディングは積み重ね。日々の努力の必要性を再認識しました。

1. 総論:
-MBAはグループワークが多く、ディスカッション力、プレゼンテーション力を含む高度なコミュニケーション力が要求される。
-まずはリスニングを鍛えるのが主目的だったが、ある程度伸びたと共に、更なる成長が必要。
-聞き取れなければ、ディスカッションに加われないし、グループワークに貢献できない。世間話さえ十分にできない。どんな英語でも、95%聞き取ることが目標現状では、全く聞けないわけではないが、中途半端。
-リーディングの遅さも認識した。読む訓練が必要。

以下各論。

2. リスニング:
 ニュースはかなりわかるようになったが、その他のリスニング力はまだまだ。
-BBCニュース50% → 80%
-1対1の会話 50% → 80%
-講義 40% → 60%
-録音された講義 40% → 50%
-クラスでのディスカッション 40% → 70-80%
-Yes, Prime Minister(TVコメディ) 未経験 → 30%
 
3. スピーキング:
 何とか意思は伝えているが、スムーズとは言えない。使える言い回しを増やす必要がある。 -時制(過去形等)とボキャブラリーの増強が必要
-表現がワンパターン
-プレゼンテーションは2本(5分と10分)発表したので、少し慣れた

4. リーディング:
 とにかく読む習慣をつけて、スピードアップを図ることが課題。ボキャブラリーの増強も必須。
-Financial Timesを毎日読もうとしているが、見出しを追っかけるくらいしかできていない。やたら時間がかかる。難しい単語が多く、とても追いつかない。
-EconomistとBusiness Weekを毎週読んでいる(興味がある記事のみ)
-読むスピードが遅い。

5. ライティング:
 時間かければ一応書けるのでそれほど問題はない。 -論文1(1,000 words)と論文2(2,000 words)は苦労せず完成。
-文法的間違いが時々ある


ファイナルプレゼンの結果

2005-09-17 05:46:54 | サマースクール(2005年8-9月)

自分では、まあまあ満足のいく発表ができたと思います。

Effective and efficient organizational management(効果的で効率的な組織経営)というちょっと固いテーマでした。
その割に発表後他のクラスメートから質問も頂けたし、人事評価のあり方など、ちょっとした議論に発展しました。

×、△、○、◎の4段階評価による自己分析によると、

・内容: ちょっと具体的内容に欠けた(概念的だった)ので、△
・英語: 表現がワンパターンなのと、時々言葉がうまく出てこなかったので、△
・わかりやすさ: なるべく単純化して簡単な内容に留めたので、◎
・プレゼン資料: シンプルな内容に留めたので、○
・ジェスチャー: 欧米流になるべく余分に手を動かしてみたので、○
・発表態度: パソコンを見ずに、観客の方を向いて話せたので、○
・制限時間: ちょうど10分で終わったので、○

となり、内容と英語が△以外は全部○以上なので、自分ではまあまあだったかなあと思っているわけです。
ま、内容と英語が一番大切なのかもしれませんが、それは置いといて。

前夜5回+朝1回練習した成果もあるのでしょう。
ちなみに、せっかくストップウォッチで計りながら練習したのでそれぞれの所要時間をメモすると、

①21分39秒
②15分30秒
③16分10秒
④14分55秒
⑤13分07秒
⑥10分29秒

一回目は本当にひどくて、「うー」とか「あー」とか言って言葉を探して無駄に時間を消費しています。
途中で発表内容の一部をカットしたり、少しずつスムーズに言葉が出てくるにつれて、制限時間の10分に近づいていきました。

Practice makes perfect. (習うより慣れよ)

という言葉の深みを噛み締めています。





ファイナルプレゼン

2005-09-16 05:18:39 | サマースクール(2005年8-9月)

今日は天気悪いですね~

さて、サマースクールは明日で終わり、月曜日からはいよいよMBAの授業が本格的に始まります。明日はサマースクールでの最後のプレゼンテーションがあるので、今日は午後から家に閉じこもってパワーポイントと格闘。

前回のプレゼンと違って、時間が倍(10分)になり、またVisual Aids(パワポや配布資料など)を使えるようになりました。

明日で終わりなんだ~、友達とお別れするのつらいな~と感慨にひたっている暇なく、慌しく準備をしています。

サマースクールでどの程度英語が伸びたかは、改めて書きたいと思います。

Korean night

2005-09-10 16:30:28 | サマースクール(2005年8-9月)
サマースクールで一緒でご近所さんの韓国人に呼ばれて、Koreanパーティに行ってきました。
本当はKoreanだけのつもりだったみたいですが、何人かの日本人にも声をかけてくれて、韓国・日本交流が実現。
焼肉とジンロ(韓国焼酎)、韓国のりなどを頂きながら、議論したり、お返しに将棋を教えたり。

いいですね、韓国人は日本人の日本人と心情が似ていて。
同じようでも中国人は大陸系、微妙な気遣いはせず、自己主張系です。
韓国は超大国・中国と経済大国・日本に挟まれている結果、独自のポジション作りに苦労しているようです。
だからこそ周囲への配慮が自然にできるのかもしれません。

韓国人は議論好き。(かどうかはよくわからないが昨日はみんなしゃべりまくっていた)
「日本はどの国を一番重視しているのか」(USA!とは言いがたい雰囲気が。しかもここはUKだし・・・・)
「中国の経済成長をどう思うのか」
「中国の食料、エネルギーを誰が賄うのか」
など、夜中3時まで延々と熱い議論を交わしました。
共通言語は英語。韓国人もそれほどペラペラというわけでもなく、議論に加わりやすかったです。要するに僕と同じくらい英語に苦労している人が多いってことですが。

ボキャビル

2005-09-06 15:29:36 | サマースクール(2005年8-9月)

BBCで単語増強(Vocabulary building)に励んでいるという話を以前しましたが、昨日はレクチャー予習用のreadingに加え、授業で使った教材の復習用のreadingなど幾つか読むものがあり、辞書とずっとにらめっこしてました。

辞書は日本から持っていったcasioの電子辞書を使っていますが、何気なく買ったので「ロングマン現代アメリカ英語辞典」が収録されています。今更ながら、「ケンブリッジ英英辞典」が入っているものにしておけばよかったと後悔。

さすがに、英英辞典で辞書を引くことには抵抗が無くなりました。多少は進歩したと思いたいものです。

プレゼン終了

2005-09-03 17:14:10 | サマースクール(2005年8-9月)
前夜5回練習した甲斐あって、大きなトラブル無く終了。
お隣のクラスでも同じことが行われていますが、プレゼンの一部始終は、ビデオカメラで録画されました。
でも、僕はトップバッターだったせいでカメラの接続がうまく行っておらず、ビデオテープには何も写ってませんでした。

別にいいもん。見たくないし。。。

自分のプレゼンは結論部分のインパクトをもっと強くしたり、ユーモアをもっと織り込む必要があるなと感じました。他の生徒のプレゼンも参考になりました。「イタリア人はジェスチャー無しではしゃべれない」というネタでクラスを爆笑の渦に巻き込んだMさん(中国人)のプレゼンは最高でした。ある生徒が毛沢東の生涯を語っていたのには閉口しましたが。。。(もちろん中国人!)

明日は英語でプレゼンをします

2005-09-02 06:20:19 | サマースクール(2005年8-9月)
My professional experience(自分の職業経験)というテーマでプレゼンをします。留学してるのだから英語のプレゼンくらいでいちいちビビっていても仕方が無いのですが、やっぱり経験が少ないので緊張します。5分て意外に短いですね。さっき練習したら20分くらいしゃべってしまった(笑)。

写真は、strongbowという銘柄のサイダー。アルコールは5%くらい。缶で売ってますが味はシャンパンに近いですね。

BBCを使って英語の勉強

2005-08-30 07:19:36 | サマースクール(2005年8-9月)
日本にいるときからスカパーでBBCニュースを聞いていましたが、やはりニュース英語を聞くというのは英語リスニングの基礎という感じがします。一般常識として必要な情報や、世間話にもニュースは欠かせませんものね。

サマースクールも最近は午後のプログラムでフリーなことが多いので(期待してたよりちょっとゆるいんですよね、)independent studyつまり自習が必要なわけです。

というわけでここ2~3日思い立って試している方法は、

BBCニュースを聞いて聞き取れなかった単語を紙にメモして、その単語を英英辞典で調べる

というもの。

リスニングで聞き取れない単語というのは、その単語を知らないからというのが大部分です。なので、結局は地道なvocabulary buildingが必要ということに気が付いたのです。

これをやっててわかるのは、英単語も沢山出てきますが、Chirac(シラク大統領), Sharapova(テニスのシャラポワ), AlQaida(アルカイダ)など、固有名詞もきっちり押さえとかないといけないな、ってこと。知ってるはずの単語でも、日本での呼び名と違うので聞き取れなかったり、ましてやスペルは全く自信ありません。だってTOEFLにはこういう固有名詞は絶対に出なかったし・・・。

ちなみに僕はBBCラジオのWorld Serviceを普段使っています。BBCラジオは1~7まであって、(細かいのを含めるともっとありますが)音楽メインの番組等もあるので、ニュースが多いBBC4かWorld Serviceがリスニングの訓練には最適だそうです。そうそう、BBCはインターネットで日本からでも聞けますよ。

韓国人フレンズ

2005-08-20 17:39:35 | サマースクール(2005年8-9月)
サマースクールで知り合った友達で、韓国人がいる。

彼は兵役の代わりに、軍事関係の研究所で5年間も働いていた。
彼いわく、「僕の青春はどこかへ行ってしまった!」
これから3年間博士課程でエンジニアリングを学ぶのだ。

とても優秀で英語も達者、ボキャブラリーもrichだ。
彼といろいろな話をしたのだが、驚いたのが実によく日本のことを知っていて、

・日本は今国会解散総選挙準備中であること
・政治家と官僚がいつも対立していること
・村上春樹の小説はほとんど読破
・司馬遼太郎も何冊か読んでいる
・東京が首都になった理由は家康が幕府を開いた以来だということ
・信長と秀吉と家康の性格は大きく異なること

など、日本専攻じゃないかと勘違いするほどの博識だった。

翻って日本人である自分が、隣国の韓国のことをどれほど知っているかというと、
極めて疑わしい。
日本の歴史が韓国では詳しく教えられていることは知っているが、ここまで知っているのは
彼自身のアンテナがよく伸びているからだろう。

今度、彼に歴史人物占いでもやってもらおう。
ちなみに、僕はサルこと秀吉なのでした。うきー。




英語:リスニング強化

2005-08-19 18:50:11 | サマースクール(2005年8-9月)
僕の課題はリスニング力の強化であることがよくわかってきた。
日本にいるときからネイティブスピーカーの声の入ったCD教材を沢山買ってきて聞きまくっていたが、その弊害か、ちょっと違う英語だと聞き取れないのだ。

ま、だからと言ってネイティブの話す英語が全て聞き取れている訳ではないが、ここの先生たちは気を使って一語一語clearにしゃべってくれるので、大体何を言っているのかわかる。

ところが、生徒の人種はバラバラ、彼らの話す英語も多種多様だ。
実際、ディスカッションしてみると、アジア英語は何とかわかるが、特にヨーロッパから来た人たちの話す英語がよくわからない。
聞き取れないというのは苦痛なもので、毎回ストップさせて繰り返させるわけにもいかないから、結局我慢することになる。
意味さえわかれば何かしらコメントする気は満々なのだが、聞き取れければどうにも抵抗しようがない。

もちろんReading, Writingのスピードも課題だが、まずはリスニングだと強く思った一週間だった。

サマースクール始まる

2005-08-17 06:25:49 | サマースクール(2005年8-9月)
ついにサマースクールが始まりました!

写真の建物が入り口なのですが、ちょっと裏通りに入ったところにあるので、よくよく注意しないとそれと分かりません。

St.Edmund's Collegeにて行われた昨晩のウェルカムパーティを皮切りに、今日から5週間にわたって、MBAの授業が開始される9月19日まで、平日はみっちり英語の勉強をするのです。
(St.Edmund's Collegeというのは偶然にも僕が所属するカレッジです。サマースクールはこのSt.Edmund'sと提携しています)

ケンブリッジ付属の語学学校なので、世界中から集まったケンブリッジのPostgraduate(大学院生)の卵たちが授業開始前までの「詰め込み」で英語を使えるモノに仕上げるべく、集まってきます。
聞いてみると、勉強する分野は植物学の博士課程とか、犯罪学とか、素材科学だとか、本当にいろいろです。
昨晩と今日に僕自身が会話した生徒だけでも、

中国、台湾、韓国、香港、タイ、ベトナム、ネパール、オーストリア、チリ、ドイツ、など様々です。
日本からも、MBA生3人を含め、全部で7人いますので、多い方です。
一番多いのは中国かな。やはり英語の不得意な(笑)アジアからが多いです。

さて、僕の英語力はと言うと、こちらで見るBBC等のテレビニュースは何とか内容がわかるようになってきましたし、電話するのもあまり抵抗は無くなってはきましたので、海外に住んだ経験が無い割にはマシな方だと自分を慰めてはいるのですが、やはり実際の会話となると、リスニング力、スピーキング力に難があります。
また、メールは何とか書けるようになりましたが、リーディングとライティングのスピードはまだまだです。
TOEFL,IELTS,TOEICなどは随分勉強しましたから、そこそこの点数を取れるようになりましたが、やはり生きる英語を操るレベルまではまだまだ壁があるのです。
これまで、平日夜に英語学校に週一回通ったり、青年派遣でデンマークに一ヶ月滞在したりというのはありましたが、ここまで英語漬けになるのは生まれて初めての経験。
今日はこれから始まるコースの説明やライティングと面接のクラス分けテスト、他の生徒との雑談などですっかり頭が疲れてしまいました。

ところで、この学校のすごくいいと思うところは、social programmeと言って授業外の時間帯に、パブ体験をさせてくれたり、ケンブリッジのカレッジ見学、美術館見学、あるいはオックスフォードまでの小旅行などを体験させてくれることです。
楽しみながら学ぶということについて、相当配慮されています。
(今日時間割を見たら、social programmeの予定が何も入ってない日は、土日を含めて週に1日しか無かった・・・ここまでお膳立てしなくてもいいのでは・・・?むしろ学校側も楽しんでる?)

もう一つは、個人のニーズを汲み取ってくれる体制を取ってくれることです。
結局今日のライティングも1対1の面接も、現時点のレベル測定の意味もあるのですが、自分のニーズがどこにあるのかを伝える場でもあって、必ずそういった質問が含まれています。
例えば僕の場合で言えば、MBAの授業はグループワークとプレゼンが多いので、まずはcommunication skillsを、他のリーディングやライティングに先駆けて優先させて伸ばしたい、等です。

明日からもここでみっちり英語漬けです。