endy's teapot

今朝のSKshow!

今朝の産経抄(8/17)「地元のよろこび」

2004年08月23日 | skshow
原文はこちら



論理構造タイプ: エッセイ型
出現テクニック:「」,専門家
インプレッション:産経らしさ △ 構造の魅力 △ 読みごたえ ○

●分析前の一言
政治ネタでないと産経らしさはでないのかなぁとふと感じてしまった.
人の努力と成果を自分のことのように喜ぶは,悪いことではなく,むしろ良いことなんでしょうが,今年は特に地元や親族の露出が多いのが気になっています.取材の切り口が少ないのかなということとか,他人の成果を喜ぶのは自分にきちんとしたアイディンティティがあってこそではとか.ある種の身内ともいえるこれらの人の喜びはあくまでも内部に向かっていくもので,メディアで伝えるようなものではないと思うのですが.おっと小欄としては踏み込みすぎかな.


●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]話題の提供,筆者の感想
 [論理構造]専門家、「」,といえば
 [中心人物]
 [分析]集中力といえば,オリンピックという構造なんだが,実際にこの文章を作るにあたってはオリンピックの話題をするために集中力を枕に持ってきたのだろう.
→第2パラグラフ
 [概要]話題の紹介
 [論理構造]専門家
 [中心人物]
 [分析]ここで,一端集中力の話題に戻る.
→第3パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第4パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第5パラグラフ
 [概要]事例の紹介,筆者の考察
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]集中力とオリンピックの二つの話題が結びつく
→第6パラグラフ
 [概要]筆者の感想
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]”アテネ五輪・男子百メートル平泳ぎの金メダルは、熱い下町の人情がとらせたという気がする”
下町の人情 という非常にステロタイプな表現を利用,安易かなって気がします.

●今日のあとがき