endy's teapot

今朝のSKshow!

今朝の産経抄(8/18)「保守でリベラル」

2004年08月23日 | skshow
原文はこちら



論理構造タイプ:追悼型
出現テクニック:「」,専門家,落語枕 一部の人 といえば 反語
インプレッション:産経らしさ ○ 構造の魅力 △ 読みごたえ ○

●分析前の一言
久々の追悼型.

●分析結果

・第1パラグラフ
 [概要]話題の紹介
 [論理構造]専門家
 [中心人物]林健太郎
 [分析]追悼型の場合,中心人物自身が専門家なんですね.
→第2パラグラフ
 [概要]事例紹介
 [論理構造]専門家,反語
 [中心人物]
 [分析]雑誌からの事例紹介.産経抄の「保守」とは違う面の紹介をして,人物像のエッジを立たせている.
→第3パラグラフ
 [概要]事例紹介
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]別の事例紹介(学生運動)
→第4パラグラフ
 [概要]事例紹介
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第5パラグラフ
 [概要]ロングパラグラフ
 [論理構造]
 [中心人物]
 [分析]
→第6パラグラフ
 [概要]筆者の考察
 [論理構造]さげ,反語
 [中心人物]
 [分析]”林さんも「若き日は『改造』という雑誌のソ連五カ年計画特集を読んでマルクス主義に本気でかぶれたんです。人間解放という新しい宗教の独自の理論にやられて…」と”

最後に,”実は”というのは,人物紹介でよく使われる.やはり,人間味を出す効果がある.
また,ここでは
”若者がそういう思想の洗礼を受けた時代は、いまや確実に過ぎ去った。”
と過去を懐かしむかのような表現で締めている.

●今日のあとがき
勝手な推論だが,このように締めると
産経抄の面々も学生時代は染まっていたのでは?
と想像してしまう.
私の学校はその反動の中から生まれたので,皮膚感覚として
共有できないのが、うらやましいやら残念やら.