世界有数の長寿国・日本です。
寿命が延びている一方で、介護が必要とされる人が増え続けています。
ある調査によると、介護が必要な平均期間が約5年、月額費用も嵩みます。
健康寿命と終身寿命との差がおよそ10年あると言われてます。
如何に健康を維持して長生きするかが、問われている時代です。
それは一朝一夕にして出来上がるものではありません。
もしかして、気が付いた時には遅きに至ったかもしれません。
日々の弛まぬ努力が大切です。
残された人生は、そうは長くはありません。
まだまだ、大丈夫だと悠長な事を言っている場合ではありません。
私の継続中の体験を綴ります。
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平成26年3月の健康診断で測定した体重が80Kg.
健康診断のいろいろな検査項目は基準以上の悲惨な数値の羅列でした。
糖尿病予備軍を脱して糖尿病の診断を下されました。
古希寸前にしての、異常事態です。
健康長寿を夢見ていたが、これでは絶望する以外にありません。
家内と一緒に老人福祉センターの食生活講座を受講することになりました。
管理栄養士が講師の料理教室です。
最初、参加者の受講動機の発表会。
人前で話すことが苦手ですが、トツトツと現状を語りました。
この講座、その後の展開が私中心に進んでいる感じ。
講師が、病院勤務を兼ねている管理栄養士さんです。
ここで、秘かに一大決心をしました。
この講師の指導内容に応じた食生活改善を実施することです。
毎朝体重測定を記録する事を欠かしませんでした。
6か月後の講座修了時に、私の食生活改善の体験を発表しました。
驚いたのは講師です。
講師の食生活改善指導がグラフ化されて実証されたのです。
管理栄養士の仕事に従事し、初めての体験だったようです。
今まで理論が先行するだけで、実行を伴う受講生が殆どいなかったのです。
理想的な出来栄えにお褒めの言葉を頂き、
ご褒美に更なる講座受講を特別に認められました。
それも家内と一緒です。
食生活改善をしながら6か月間で、体重を6Kgの減量です。
今後、これをリバンドさせない努力が必要です。
それからの推移です。まだ続きがあります。
年間食生活講座修了時の体重が73Kgになってました。
それからの体重測定推移です。
掲げた努力目標は体重73Kgを超過させない事です。
写真の真ん中部分、目標が達成されてません。
またまた、健康診断で糖尿病の診断。
糖尿病の専門医の女医さんが担当医になります。
早速、投薬治療を推奨されますが、断りました。
3か月毎の血液・尿検査を行ってます。
直近の検査では、すべての項目で「異常なし」の結果です。
写真中央から右方への下降線を辿るグラフに注目してください。
糖尿病専門医を驚かせた、古希を迎えた老人の努力の結果です。
医者の治療マニュアル以外の事を実証して見せました。
グラフの最後、棒グラフがちょこっと伸びてます。
要注意です。これが私の健康長寿の心得です。