ご存知ですか、限界集落のこと。?
言葉で理解していても、現実的に直面してない事です。
遠く離れた郷里が、その予備軍を脱し、完全な限界集落の真っただ中にあります。
7年ぶりに訪れた故郷の現実です。
「限界集落」は過疎化・高齢化の進行が急速化し、住民が65歳以上の高齢者のみとなって、冠婚葬祭などの社会的共同生活の維持が困難になっている集落を指すそうです。
「限界集落」にはもはや就学児童など未成年者層の世代は存在しません。若い人たちは職を求めて都会に出て、帰って来ません。
殆ど高齢者のみの多い集落で、病身者も少なくないという。
働き手を失った休耕田が至る所に目立ちます。
この時期、稲穂が一斉に出そろい、美しい田園風景に彩られる季節です。
それが、残念なことに一面雑草に覆われております。
自作農家が耕作放棄を余儀なくされている現実です。
農業資材を購入に、手間暇かけて野良仕事に従事しても採算は取れません。
細やかな年金で主食のコメを買って暮らす生活に変わってしまいました。
この先、我が故郷はどうなるのだろう。
我が故郷を象徴する「高根山」です。
標高640Mですが、
この郷里出身者には何事にも勝る神秘的「山の神」です。
遠く離れていても、見守っていてくれるのです。
決して雄姿ではありませんが、この姿に接すれば
心の中で語り掛けずに、居られません。
人それぞれに、語る中身は異なるだろうが、
共通していることが、一つだけあります。
「元気で、やっているよ!」
今は亡き母への報告です。
この山そのものが、故郷の母なのです。
「お疲れさまでした」
2泊3日の「みちのく一周の旅」にお供してくれました。
東京~福島・郡山~新潟~村上市(笹川流れ)~酒田~由利本荘~横手市(郷里:狙半内)~
須川温泉郷(秋田県・宮城県県境)~一関~仙台~高崎(遠隔地農場)~東京~川崎(自宅)
楽しいドライブでした。
この車両、リース車です。
今月の26日でその務めを終えます。
平成13年から16年間、お付き合いをさせて戴きました。
共に走った走行距離は267186Km。
無事故安全走行に感謝あるのもです。
「長い間、ありがとう!」