足首に初の冬の訪れ・・・

また私の嫌いな本格的な冬がやって来る。

寒いからでもなく、雪道での運転が怖いからでもない。

足回りの問題ではあるがタイヤでもブーツでもない。

ナゾナゾ遊びをやっている訳ではなく、足が痒いのだー。

昼間は何もないが、あどけない?老顔で布団に入り眠りにつく頃、

それも、昼間の反省や明日の予定もスッキリ思考回路から離れ、

ストンと眠りついた頃に足首付近がムズ痒くなる。

掻くと痒みは少し移動してそこが痒くなり、起き出して薬を塗ろうと

思うが目が覚めてしまいそうなのと寒さで我慢してしまう。

その内、眠気が痒みを制圧し朝まで熟睡。

目覚めて見れば、か弱き足は無残にも、己の爪でキズだらけ、

その痛みは残って、赤いとか白いとかの痒みの痕跡すらない。

抗ヒスタミン剤の内服薬もあるが、痒くなるまで飲むのを忘れているから

救われようがない。

だから、毎年冬はこれを何度か繰り返し、自分の横着や健忘症を

確認しつつ、ムズ痒き人生を送るのだ !～～～スッ。

　　　
　　　鉢の木や　　残る一葉を　落とし冬