不愉快な禅問答にも舌足らず

　　　　　不愉快な禅問答にも舌足らず
　　　　　　　100年先は　砂上の楼閣










　僕自身　あの日の事は今でも
　ハッキリと覚えています
　当時の社屋が
　今迄に無い程に
　長い揺れになっていた
　
　非常階段から
　全員外に出たけど
　その直前まで
　仕事をしていた人がいたことも
　今考えると
　その人達は
　余程忠誠心の高い人か
　それとも我関せずの人達なのか

　渋谷迄の長かった道のりと
　それからの暗い続きは
　これからも消える事は無いでしょう



　あれから
　世の中は
　予想とは違った方向へ
　



　　　　　比べるに比べようない品格の
　　　　　　政治家如き　官僚もどき




　　　　　　初恋亭夢中　
　

マシュマロを口にほおばり包み紙

　　　　　マシュマロを口にほおばり包み紙
　　　　　　　渡しそこねて　また来年へ









　何時から始まったのか
　ホワイトデーの日が
　チョコレートのお返しは
　何が良いのか解らないけど
　自分が好きなマシュマロを

　チョコレートも貰ってないし
　渡す相手も　居ないけど
　気分はそこそこに

　

　　　初恋亭夢中

卒業は100年先の千里眼

　　　　　卒業は100年先の千里眼
　　　　　　万里の河で　君は夢見る










　先日学校の前を通ったら
　卒業証授与式の立て看板が
　
　これからの進路は様々だけど
　直近の事ばかりでは無く
　遠い先の事も考えて
　次の行動をしてはどうかと
　自分の過去の失敗を振り返り
　思う一日だった


　春の日の
　陽だまりの暖かさと
　風の冷たさを
　もう
　何度目の想いで過ごしたか
　振り返る日々だった


　　　　初恋亭夢中