ひろひろの生活日記(LIFE Of HIROHIRO)

パソコン講習とソフト開発をしています。自作小説も掲載しています。ネット情報発信基地(上野博隆)Hirotaka Ueno

0168_西方浄土(012)裕也の冒険

2019年12月11日 12時19分19秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0168_西方浄土(012)裕也の冒険
--3っの地球①--
(裕也に頼みと言うのは、
 その西方浄土を創ってください。
 西の地球をです)
釈尊は、裕也に静かに告げた。
裕也は、少し考えた。
そして、口を開いた。
「浄土を創るにしても、
 浄土のルールが必要です。
 何か良い考えはありますか?」
「そうか。お金のいらない社会はどうですか?」
裕也は、尋ねてみた。
(そうですね。福徳ですべてが決まる。
 そんな社会はできますか?)
「まず衣食住ですね。
 福徳で住む家の綺麗さ丈夫さ、衣服の良さ、食事が決まることとします。基準には。
 南の地球を基準に考えましょう。
 ただし、武器はなし。
 暴力をした人は、即宇宙の眠りにつく。
 殺生は、食べるためのみを許す」
裕也は、東の地球を創ったときを思い出し、浄土の意味を考え提案してみた。
つづく 次回(西方浄土013)3っの地球②。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0167_西方浄土(011)裕也の冒険

2019年12月11日 11時34分37秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0167_西方浄土(011)裕也の冒険
--浄土②--
祈り始めて三日が経った。
裕也は、仕事から帰って、夕食をすませのんびりテレビを見ていた。
(裕也 裕也 裕也さん)
心に呼びかけるものがあった。
(誰ですか?)
裕也は、返事した。
(釈迦です)
「え!本当にお釈迦様ですか」
裕也は、喜びで声を上げた。
「唐突ですが。
 お釈迦さまに聞きたいことがあります。
 西方浄土は、本当にあるのですか?」
裕也は、慌てて尋ねた。
釈尊は、静かに語った。
(それでは、お話します。
 私は、悟りを開きました。
 そして、未来、理想の社会が実現したかを見たくて、
 一思(いっし)で東行しました。
 思念は、時空を超えて
 いくつもの宇宙を超え、
 声を頼りに
 ここにたどり着きました。
 そして、私は見ました。
 東の地球を…。
 戦争も兵器もなく、
 神様仏様の子の星。
 しかし、地球の人と共につながり生きている。
 その宇宙を裕也が創ったと聞き、
 驚きました。
 そこで、ここに尋ねてきたのです。
 それでは、裕也の質問にお答えしましょう。
 西方浄土は、今は、まだありません。
 今はです。
 今度は、私から裕也へのお願いです)
つづく 次回(西方浄土012)3っの地球。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

0166_西方浄土(010)裕也の冒険

2019年12月11日 10時44分36秒 | 裕也・冒険日記(自作小説)
0166_西方浄土(010)裕也の冒険
--浄土①--
結局、この世界は、浄土にはまだ遠い。
日蓮大聖人さまの願いは、まだ実現されていないのだろう。
ところで、西方浄土は本当にあったのだろうか?
阿弥陀仏様は、衆生の願いを実現したのだろうか?
裕也は、疑問に思った。
法の価値とは、幸せに暮らせているか、
苦難(人生の障害)を乗り越えれるかである。
鎌倉時代に両題目のどちらかを唱えた人は、どうなったのだろうか?
人は、死んだらどこに行くのだろうか?
死んだら宇宙に溶け込み眠りにつく。
ずっと意識がないまま眠っている。
夢を見続ける。
それも、どうかと思う。
かと言って、直ぐ生まれ変わって、また、赤ちゃんからやる。
これも、ハードでどうかと思う。
人生を休憩出来るような世界。英気を養えれるような世界。
そう言う世界があればいいなと思う。
浄土は、必要だと思う。
裕也は、祈ることにした。
(釈尊に尋ねてみよう)
(お釈迦さま お釈迦さま 尋ねたいことがあります。
 浄土は本当に浄土はあったのですか?)
つづく 次回(西方浄土011)浄土②
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする