閑話休題「三線05」をお届けします。
まずは「うま」を本体下の方に、皮と弦の間に入れます。
前後の向きがあるのですが、どっちがどっちかわかりにくいです^^;
次に初心者セットに付属されているチューナーを使ってチューニングします。
太い弦を低いドに、真ん中の弦をファに、細い弦を高いドに合わせます。
三線の上の方にあるカラクイ(出っ張っている角のようなもの)を回転させて
音を合わせるのですが、これが微妙でなかなか難しいです。
1mm動かしただけで音が結構変わります。
弦楽器は左指を押さえる場所によって音が変わります。
上ほど低く、下に行くほど音が高くなります。
押さえる場所を正確にしないと音が微妙に外れます。
しかし三線にはギターのようなフレット(棹に何本もある横線)はありません。
そこで初心者セットの三線には棹の横に指を押さえる場所の目印が貼ってあります。
普通に考えるとドレミと貼ってあるように思うのですが、
何故か「老」「四」「尺」といった漢字が貼ってあります。
三線は「工工四(クンクンシーと読みます)」という表記の楽譜が使われるそうで、
パッと見は漢文みたいな感じですかね。
一見するとえらく難しく感じて、ちょっと引いてしまうのですが
五線譜に慣れていない人には、工工四の方がわかりやすいと思います。
次回は三線を弾くところをお届けします。