「UCGO」~徒然なるままに~

UCGOの過去の魅力をたっぷりお届けしましょう~(06/07/13時点で更新終了しています)

三線を弾くための準備をしてみる

2005年12月29日 | 三線
閑話休題「三線05」をお届けします。

まずは「うま」を本体下の方に、皮と弦の間に入れます。
前後の向きがあるのですが、どっちがどっちかわかりにくいです^^;

次に初心者セットに付属されているチューナーを使ってチューニングします。
太い弦を低いドに、真ん中の弦をファに、細い弦を高いドに合わせます。
三線の上の方にあるカラクイ(出っ張っている角のようなもの)を回転させて
音を合わせるのですが、これが微妙でなかなか難しいです。
1mm動かしただけで音が結構変わります。

弦楽器は左指を押さえる場所によって音が変わります。
上ほど低く、下に行くほど音が高くなります。
押さえる場所を正確にしないと音が微妙に外れます。
しかし三線にはギターのようなフレット(棹に何本もある横線)はありません。

そこで初心者セットの三線には棹の横に指を押さえる場所の目印が貼ってあります。
普通に考えるとドレミと貼ってあるように思うのですが、
何故か「老」「四」「尺」といった漢字が貼ってあります。

三線は「工工四(クンクンシーと読みます)」という表記の楽譜が使われるそうで、
パッと見は漢文みたいな感じですかね。
一見するとえらく難しく感じて、ちょっと引いてしまうのですが
五線譜に慣れていない人には、工工四の方がわかりやすいと思います。

次回は三線を弾くところをお届けします。

届いた三線を見る

2005年12月21日 | 三線
閑話休題「三線04」をお届けします。

沖縄から届いた三線ですが、きちんと揃っているか確認です。
最初に注文したのは紫檀でしたが、その後のやり取りで縞黒に変更しました。
える・おきなわさんにちょうどいい出物があったのでラッキーでした^^

縞黒の柄は素晴らしいですねぇ。
美しい仕上げにちょっと感動しました。
胴体の本皮は噂どおりのリアルさです。
触ると「うろこ」の一つ一つがはっきりとわかります。

ハードケースは実用上は何の問題もありませんが、ちょっと趣きに欠けます。
置き台は形といい仕上げといい、言う事ありません。

その他に教本やDVD・チューナー・予備の弦等、要りそうな物は全て揃っています。
練習中にお世話になるであろう「小音うま」には興味津々ですね。
普通のうまは三本の弦の幅くらいしかないのですが、
小音うまは胴体の幅いっぱいまであります。
弦の振動を皮ではなくて、直接胴体に伝えて音の響きを抑えていると思います。

その他に追加でお手入れセットも注文しました。
弦の予備やカラクイ、うま、そして「ハブ油」が入っています。

沖縄以外の場合、皮の手入れにハブ油が必要らしいのですが
かなり粘度が高くてドロっとしています。
いかにも天然100%という感じで、触るとお肌ツルツルになる気がします。
温度の低い所に保管すると、油脂部分が白く固まるのも天然物の証ですね。

私と三線の出会い

2005年12月14日 | 三線
閑話休題「三線03」をお届けします。

私と三線との出会いは、親戚が夏川りみさんの大ファンで
「涙そうそう」を三線で弾いてみたいというところからです。
私は学生時代に吹奏楽部だったこともあり、そこを買われて相談を受けた訳です。

まず近所の楽器屋さんに行きましたが置いてありませんでした。
ちと遠出して何店か回ってもありません。
どうやらマイナーな楽器である事は否めないようです・・・

沖縄の楽器だから沖縄には専門店があるんじゃなかろうか?と思いましたが
さすがに沖縄にまでは行けません。
そこで調べてみると「える・おきなわ」という専門店が見つかりました。
HPもわかりやすくて良い感じなので、ここで注文する事にしました。
http://www.el-okinawa.com/index.html

さて「最初は安いので、慣れたら高いのを買おう」という方が多いのですが、
個人的には最初から「よいもの」を買うべきと思っています。
「よいもの」はやはり音が違うのです。
マ・クベもそう言っていますので間違いありません。
というわけで初心者セットで10万円の三線(紫檀の本張り)を頼みました。
同時に各種補修部品と置き台も追加しました。

沖縄からなんで一週間くらいかかるかな?と思ってたら
三日後に届いたのでビックリしました。

三線と三味線の違いは?

2005年12月06日 | 三線
閑話休題「三線02」をお届けします。

さて、三味線と三線の違いをもう少し深く見てみましょう。
(最初にお断りしておきますが、私は三味線をほとんど知りません^^;)

基本的な形はそっくりですね。
弦が三本なのも同じですね。
三線は見た目がヘビなので、ちょっと引きますね。
三味線もネコ皮と思えば同じく引きますね。

三味線はバチで弾きますが、三線は爪で弾きます。
爪と言っても手の爪ではなく、でっかい鳥のくちばしみたいな物です。

三線の音は正面左から基本的にド・ファ・ド(C・F・C)となっています。
三味線はゴメンナサイ、知りません。

ぱっと思いつく所ではコレぐらいですかね。

三線? 三味線の打ち間違いじゃないの?

2005年12月03日 | 三線
閑話休題として、何日かに一度UCGO以外も取り上げます。
理由はネタが続かないからです。
それでは閑話休題「三線01」をお届けします。

さて皆さん、三味線(しゃみせん)はご存知だと思います。
でも三線(さんしん)は知名度が低いのではないでしょうか。
大雑把に言うと、三線は沖縄の三味線と思っていただければ話が早いでしょう。
見た目の大きな違いは「蛇皮(ニシキヘビ)」の胴体ですね。

本皮の三線(高級品ですよ)は当然ですが超リアルなので、
ヘビ嫌いな人はコレだけでもドン引きするでしょう(笑)
更に使っているとポロポロとウロコが落ちるのも追加ポイントです。

実際には本皮・人工皮・プリント柄と色々ありますので、
リアルヘビ皮が苦手な人向けの選択肢もありますよ。