
情熱の国「スペイン」からは過去に『Ignasi Terraza / In A Sentimental Groove』を紹介したところですが、本日紹介するコチラもスペインの「ピアノ・トリオ」もの...♪
とは言え、ピアノの「Marti Ventura(マルティ・ヴェンチュラ)」サンを中心に(そりゃアルバム名義を見れば誰でも分かるわ...笑)、2003年に「バルセロナ」で録音されたということくらいしか、詳しいことはわかりませぬ...^^;
■ Marti Ventura Trio / Pas Del Temps (2003) (Satchmo Jazz, Spain, DM4503, 2008)
01. Nit En Blanc
02. Every Little Thing She Does Is Magic
03. Mr. I
04. Pas Del Temps
05. Klown
06. Fool Of Feel
07. My One And Only Love
08. Pel Rafa
09. Nature Boy
10. Curt
11. Poster Sort
Personal : Marti Ventura (piano) ,Miquel Angel Cordero (bass), Lluis Ribalta (drums)
これまで紹介してきた「欧州」のピアノものは、「Pim Jacobs」はじめ、前述「Ignasi Terraza」、そして先日の「Serge Delaite」など、どちらかと言えば「マッタリ系」で温かめの作品が多かったかな(?)と思うのですが、
本日紹介するコチラは、それらと比べると実に「クール」で「ソリッド(シャープ)」な内容で、これまで紹介してきた中にはあまりいないタイプ(唯一「Andrea Pozza」のアルバムが一番近いでしょうか...)
冒頭の「01」からして、切れの良いドラムスと小刻みでリズミカルなベースに、時に力強く、時に流麗でメロディアスなピアノが絡み、これは素直に「カッコイイ」のひとこと...^^
そして「02」は、ご存じ「Police(Sting)」の曲ですが(個人的にはこの頃の「Police」はマトモに聴いていなかったので、原曲は「テレビやラジオで聴いたことあるけど」くらいの感じなんだけど...^^;)、ココでは見事にジャズ風にアレンジされ、流麗に転がるピアノがこれまた快感...(^^)
他、テクニックの披露的な「05」はちとツライけど(^^;)、タイトルにもなっているオリジナルの「04」にスタンダードの「07」と、2曲のバラードをはじめ、
スィンギーで最もオーソドックスなバップナンバー「08」、ノン4ビートながら実にメロウな「09」あたりもジツによろし...♪







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