
久しぶりの更新となってしまった「秋の夜長はジャズ」シリーズ第3弾は、ちょとベタかな(?)と思いつつ...(^^)
現代アメリカが誇る白人テナーマン「Eric Alexander (エリック・アレキサンダー)」が、我が国の「Venus Records」から2004年にリリースした(その名のとおり)ジェントルなバラッド集...♪
■ Eric Alexander / Gentle Ballads (Venus Records, Japan, VHCD78008, 2004)
01. The Midnight Sun Will Never Set (Q. Jones , H. Salvador) (5:57)
02. Left Alone (Mal Waldron) (6:09)
03. Gently (Eric Alexander) (5:19)
04. Here's To Life (Butler, Molinary) (6:59)
05. Midnight Sun (L.Hampton, S.Burke) (7:03)
06. Harlem Nocturne (E. Hagen) (6:10)
07. Soul Eyes (M. Waldorn) (7:31)
08. Under A Blanket Of Blue (Neiburg, Livingston, Symes) (6:21)
09. Stormy Weather (D. Ellington) (6:01)
10. Chelsea Bridge (B. Strayhorn) (6:52)
11. Harlem Nocturne II (E. Hagen) (5:34)
Personnel : Eric Alexander (ts), Mike LeDonne (p), John Webber (b), Joe Farnsworth (ds)
Recording at Avator Stusios, NYC. on March 1 & 2, 2004
メンバーは、「One For All」の盟友にして、エリックの録音には今や欠かせない存在といっていいドラムスの「Joe Farnsworth (ジョー・ファーンスワース)」を筆頭に、ピアノにはオルガン奏者としても有名な「Mike LeDonne (マイク・ルドン)」、ベースも「One For All」の盟友にして「Hank Jones」のトリオにも参加経験のある「John Webber (ジョン・ウェバー)」...(^^)
バラッド集と言うと得てして甘くなりすぎちゃう嫌いがあるけど、ココは男気あふれる骨太のトーンで全曲聴かせ、素晴らしいというほかナシ...(^^)
とりわけ冒頭にもってきた「Quincy Jones」の「01」における美しさ、力強さ(それでいてふくよか)、スムースさときたら(!)...
何回聴いても『イイよなあ~♪』という当り前の言葉しか出ず...(笑)
なんでもこれは、あの「寺島靖国」氏のリクエストに「エリック」が応えたとのことで、ここまで上等に仕上がっていると「寺島」氏のセンスの良さにも脱帽といったところ...(^^)
ほか「エリック」のオリジナル「03」もとても良い曲だし、ボッサ調に仕上げた「04」、「05」も何気にオシャレ...(^^)
またワタシが個人的に大好きな「06」、「09」、「10」あたりが入っているのもポイント高く(^^)、
その2曲ある「Harlem Nocturne」は、朝レコーディングしたら、スウィンギーな「09」が録れ、それを「Venus Records」のオーナーが気に入り、ボーナス・トラックとして収録することにしたとか...(^^)
そんなリリース元の「Venus Records」についても、その甘美なジャケ(当作なんかはその最たる例...笑)と録音(ベースを強調し過ぎと言う方が多い)についてアレコレ言うジャズファンが多いけど、ワタシは個人的にエロジャケ、低音ブリブリ大いにけっこう(^^)といったところ...♪
ちなみにこのバラッド・シリーズは今や5作目(↓)を数える人気シリーズ(?)となっており、当作はその栄えある第1弾...♪











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