
しばらく「ピアノ・トリオ」作品が続いていたので、たまには「ホーン」ものを、となれば、今なら迷わずコレでしょう...(^^)
イタリアが誇る若きトランペッター「Fabrizio Bosso」の「New Project」と冠うった最新作は、馴染みのメンツとのコンボによる「Freddie Hubbard(フレディ・ハバード)」に捧げられた企画アルバム...♪
■ Fabrizio Bosso New Project / Black Spirit (M & I, Japan, MYCJ30558, 2009)
01. Nutville (H. Silver)
02. Black Spirit (F. Bosso)
03. Body and Soul (J. Green)
04. Up Jumped Spring (F. Hubbard)
05. A Night In Tunisia (D. Gillespie)
06. Do You Know What It Means To Miss New Orleans (L. Armstrong)
07. Babble On (S. Swallow)
08. E La Chiamando Estate (B. Martino)
09. Bossando (F. Bosso)
10. Dizzy's Blues (F. Bosso)
Personnel: Fabrizio Bosso (tp), Luca Mannutza (p), Lorenzo Tucci (ds), Max Ionata (ts, ss, fl), Marco Tamburini (tp on 05, 09)
まずはアイサツがわりのごとく「ホレス・シルバー」の「01」、「ボッソ」のオリジナル「02」と高速ハード・バップ・ナンバーが炸裂し初っ端から痛快そのもの...(^^)
続くバラッド「03」における「ボッソ」のふくよかな音色も最高だけど、それに加え「マックス・イオナータ」のテナーも低音と高音を駆使し絶好調ぶりをアピールし、最近聴いたホーンもののバラッド・ナンバーでは特出の出来...(^^)
ほか「フレディ・ハバード」の「04」、「ディジー・ガレスピー」の有名曲「05」は、「マルコ・タンブルーニ」とツイン・トランペットで、「ルイ・アームストロング」の「06」は盟友「ルカ・マヌンツア」とのデュオにて披露...(^^)
先に紹介した「Papik」も歌モノとして取り上げていたイタリアン・ラテン・ナンバー「08」は、ワンホーンによるフュージョン風8ビートでの演奏。ここでも盟友「ルカ」のピアノともども素晴らしいソロを展開し、現代イタリアン・ジャズの懐の深さを感じさせるところ...(^^)
ラスト2曲の「ボッソ」のオリジナルも、心地よいボッサ・ナンバーに「ガレスピー」の名前を配したソウルフルなナンバーで、まさにアルバム通して文句のつけようナシよ...♪







Fabrizio Bosso New Project / Black Spirit
で、検索したところ、うっちさんのこのページが上位ヒットしてました(^-^)。
とても具体的に感想が書かれており・・・流石です(^-^)・・と思いました。
良いアルバムに出会えてHappyです♪
はっきり言って今の「High Five」近辺にハズレはない感じですね~(^^)
お互い今後とも良い音楽との出合いを探していきましょう(^^)