四季を愛でる大和民族

　我が家の庭に立ち藤が４本ありまして、１本は結構でかいので沢山の花を咲かせていましたが、他の３本はあまり勢いがありませんでした。
我が家の家紋が「昇り藤」ということもあり、いつか藤棚を作ってたくさんの花を咲かせてみたいと考えていたところ、たまたま庭師が我が家に来たので大きな石を入れたり、植木の配置替えをして、藤棚を作っていただいたのが４年前でした。そしてヒョロヒョロと細かった１本の藤を這わせ「早く大きくなれ」と言いながら眺めていたところ、昨年の夏から枝がかなり延びて今年は藤棚いっぱいに紫の花を咲かせました。そして立ち藤の方も昨年同様りっぱに花をつけたので、愛犬「ボス」と戯れながら女房と二人で、「うちの庭はきれいだねえ」といいながらお茶等を楽しんでおります。
　日本では一般的に花見といえば「桜の花」なのでしょうが、伝統を大切にしながら自分たちの美意識を高めていくことが我が家のモットーであり、四季を愛でながら人生を愉しむのが大和民族の素晴らしさだと考えておりますので、今朝も早い時間から庭に出て「んー、うちの庭はいい。今日あたりが最高のタイミングだな。藤棚の下で一杯やっか？ビール？日本酒？それともウイスキー？」と言いながら二日酔いにもめげないで一人で盛り上がっていたところです。
　以上、今週は真面目に「四季を愛でる大和民族？？」の話しをさせていただきましたが、奥様に「今日は庭で飲もうか」と言ったところ「自分でやってね」との回答なので、何かと理由をつけては飲みたがっている芸術家の胃が満たされる確立は？極めて低い状況になりました。・・・オシマイ。
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