アライグマ防除奮戦記             【NPO法人おおいた環境保全フォーラム】

特定外来種「アライグマ」防除のための日々の活動を報告します。果たして地域社会から排除することができるのか?乞うご期待!

2013年 特定外来生物「アライグマ」防除プログラムを開始! 

2013年02月03日 | 環境、生態系、生物多様性
いよいよ、2013年2月1日から大分市において外来生物法で定められた「アライグマ防除実施計画」によるアライグマの地域からの排除に向けた事業が開始されました。それを受け、私たちNPOも大分市域内においてアライグマの詳細な分布状況を把握するための調査や地域根絶のための捕獲駆除を実施します。また地域社会からの完全排除には、地域住民の参加、協力が不可欠です。アライグマらしき目撃情報や農業被害に対する検証を行政と協働で実施し効果的な防除体制の構築を推進します。

トラップによるアライグマ捕獲(2012年10月、大分市内にて)


ロードキル個体の検証(2012年9月、大分市内にて)


アライグマ対策、地域セミナーの開催!

2012年02月05日 | 環境、生態系、生物多様性
昨年秋以降、大分県におけるアライグマ防除対策が進展し別府市、大分市で防除計画が策定されている中、私たちNPOでは、各地域での広報、啓発を目的に、自治会単位でのミニセミナーを開催することになり、2月4日、第一弾として大分市西部、戸次地区で開催しました。会場は竹中のNPO碧い海の会のふれあい広場、参加メンバーは自治会、地域企業、営農者、関係NPO、狩猟者、行政関係者等多彩な顔ぶれで30名近くが集まりました。講師に兵庫県大、阿部助教をお呼びし大分名物だんご汁を食べながら和気会々に開催されました。

アライグマ調査

2011年09月02日 | 環境、生態系、生物多様性
大分県、大分市の海岸部にある古い神社の柱に多数のアライグマの爪痕と天井裏への侵入口を発見。最近までここを利用していたことが判明。最近近くの畑で1頭、捕獲されていることからかなりの数が生息している可能性が。

大分市全域での生息地拡散は間違いなく、今後農業被害の増加が懸念されることから早急な対策が必要と思うのですが・・・。


混獲されたアオウミガメの子供

2011年05月03日 | 環境、生態系、生物多様性

昨日、佐伯市で誤って定置網に迷い込んだアオウミガメを保護しました。

直甲長45センチ、直甲幅38センチ 生後3年ぐらいのアオウミガメでした。

とりあえず佐伯市のマリーンカルチャーセンターに預かってもらい後日、タグをつけて放流する予定です。

最近、アオウミガメは確実に増えている様に思います。