雀のつぶやき

2006年に卵巣がんになった“すかんぽ”雀のつぶやきです。
これまでのあれこれと今をつづります。

6ヶ月外来 2016年5月

2016年05月19日 | 通院外来
半年ぶりの検診でした。
いつものように予約時間の1時間前に行き、採血してから呼び出されるのを待ちます。
診察室に入り、採血の結果をもらいました。
そして内診後に
「10年たったから、この次は1年後で良いよ」とPP先生に言われました。
15年までは診てくれるそうです。思わず
「長いことお世話になりました。もう死ぬかと思っていました」と言うと
「(あなたは)ほんとに心配していたものねー」と先生は苦笑


卵巣がん明細胞がん2期C
がんの告知を受けたとき、10年後に自分が生きてることを知っていたら、あんなに取り乱さなかっただろうに。
抗うつ状態になって精神科のお世話にもならなかっただろうに。
こんな心配症のへたれでなく、もう少し楽天的な性格だったら良かったなと思うのですが、今さら性格は変わりません。
心がけが良かったからでもなく、何か努力したわけでもない。
ただ生かされているだけです。
わたしはクリスチャンなので、神さまによって生かされていると信じたいです。
そして自分のがんが発覚する前に、やはりクリスチャンの友人でがんで亡くなった人たちのことを思い出します。
とても良い人だった彼女たちが亡くなって、なぜこんな自分が生かされているか、それは分からないのだけど。

最近、乳がんの手術をした友人に、自分の抗がん剤のあとの体重減少や脱毛の体験を話しました。
彼女は幸いにも抗がん剤はしなくてすんだようです。
彼女にとって、わたしのようながん体験者が生きているのを直接に見るのは、もしかしたら励ましになるかもしれない。
このためにも生かされているのかと。


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