雀のつぶやき

2006年に卵巣がんになった“すかんぽ”雀のつぶやきです。
これまでのあれこれと今をつづります。

6ヶ月外来 2012年11月

2012年11月19日 | 通院外来
いつものように、診察時間の1時間前に血液検査に行きました。
その結果と、1週間前に撮影したCT画像からOKをもらいました。
画像をスクロールして見せてもらった時に、一瞬、大腸らしきもの、いわゆる下行結腸あたりに、3,4ヶ所間隔をあけて、塊のようなものが見え、
「もしかしてあれがわたしのben?」と思う間もなく画像は切り替わっていました。
あのようにbenが作られ動いて体外に排出されるのかと思うと、我が身のことながら不思議~な気がしました。

この日、中待合で、赤ちゃんをベビーカーに乗せて、前後に揺らしながら待っている若いお母さんがいました。
赤ちゃんは、お母さんに訴えるように手足をバタバタさせ、たまに隣に座っている私の顔を見ます。
赤ちゃんは、「もうベビーカーは嫌だ、早く抱っこして」と言っているように見えました。
この病院の診察室は、3つに分かれていて、妊婦外来、腫瘍外来、不妊治療とドアの入り口に書かれてはいないけれど、医師によって分けられています。
だからこの若いお母さんも、きっと産後の検診に来たのだろうと思っていたら、腫瘍外来、要するに、私の主治医の診察室に入っていったのでした。
この病院に通うようになって6年になりますが、赤ちゃんを連れて腫瘍外来の診察室に入る人を初めて見ました。

妊娠、出産の背景に、どんなドラマがあるのか、知る由もないけれど(もちろん聞きませんでした)
赤ちゃんが無事に産まれて成長している様子に、人ごとであっても安堵しました。

帰りはあの給茶機で、温かいお茶を飲み、あのコンビニで、「名古屋まんじゅう」を買って帰りました。



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