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【第五回】古代の思想家たち(性悪説 前編)

2010年04月19日 | ひとりごと
 本題の前に、前回までの内容をざっと復習

・孔子は紀元前550年くらい前の春秋時代の人。代表図書「春秋」(魯の歴史書)

・孟子は孔子の死後100年くらいを生きた人。“性善説”を主張、「仁・義・礼・智」を重視

・荀子は孟子の死後100年くらいを生きた人。“性悪説”を主張、「礼・教育」を重視
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 孔子と孟子は、二人ともどちらかというと“性善説”寄りだった。

他の儒家と比べて荀子は少し浮いた存在。でも、その思想は時代に合ったもの

荀子の生きた時期は、小競合いの春秋時代が終わり、激動の戦国時代に突入していた。
こそこそと小規模な土地争いを繰り返していた“諸侯”も“王”と名乗り、中国大陸の土地を巡って戦争に明け暮れていた

(春秋時代は“東周”の王を一応尊重していたが、戦国時代は“東周”の王なんか無視!強い者が王様!!)

この戦国時代を統一させた思想こそが荀子の「性悪説」を源流とする「法家」である…が、その話はまた後ほど。
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 キリがいいので前篇はこのくらいにします。後篇は導入なしでいきなり本題に入ります。



≪Tomiyama Tenyou≫

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