この世の中には様々な健康法があります。
エアロビクスや水泳などの王道としての健康法や、胡散臭さが満点の食品健康法、さらに害悪となるカルト宗教の健康増進法など、その種類を挙げるとキリがありません。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
善良な健康法は紹介しても「ふーん、そうか」で終わってしまい、読んでいても面白くありませんね。
そこで、今回は偽りの健康法を批判します(これでもか、というほど)。
さて、見事に槍玉として捧げられたのがエセ科学健康法です。
科学的根拠を謳っていながら、十分な証拠もない商売道具としてのエセ科学は、先に挙げたカルト宗教よりも凶悪です。
エセ科学にも、「マコモ風呂」や「アガリスク」など色々なモノがあります。
その中でも今回スケープゴートとして選ばれたかわいそうな健康法は、ズバリ、白金ナノコロイドです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ang.gif)
白金ナノコロイドといえば、何年か前にDHCのCMで見たことが印象にのこっていることでしょう。
DHCという会社は独自の技術で白金ナノコロイドを化粧品やサプリメント化して、美容や健康に効果があると謳っています。
白金といえば、金よりも効果な希少金属で装飾品に使用される金属として有名ですね。そして、コロイドとは(嘘と難しい言葉遣いの)wiki先生によると「一方が微小な液滴あるいは微粒子を形成し(分散相)、他方に分散した2組の相から構成された物質状態」とあります。
簡単に言うと「空気中や液中で常にプカプカと漂っている極小の粒」のことです。牛乳は脂肪分がコロイドとして液中を漂っているので、白く見えます。
これをコップに放置しても底に脂肪分が溜まったりしないですよね、これがコロイドです。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cups.gif)
さて、白金とコロイドの簡単な説明をしました。もう白金ナノコロイドの正体がみえてきましたね。
そうです、奴は「白金を極々小さく加工した物」です。DHCの化粧品説明には「潤いやハリを与え、弾力ある透明感を作り、優れた美肌効果を発揮。半永久的にサビないプラチナナノコロイドと、高濃度マイナスイオンを発するシルバーナノコロイドの美肌効果…」と、訳の分からないことを申しております。
“マイナスイオン”という言葉が一時期流行し、マイナスイオンドライヤーなんて商品も登場しました。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
しかし、マイナスイオンなんてものは存在しない上に、誰もマイナスイオンの説明ができなかったわけで、見事にエセ科学の先駆けとなった言葉ですね。
それを堂々と使っているとは、救いようがありません。これでも売れているわけですから、一般大衆の女性が如何に美辞麗句に騙されているかがわかります。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
化粧品として白金ナノコロイドを使用するのならわかりますが、サプリメントとして使用しているのはどのような神経をしているのでしょうか。
「飲むプラチナで中から輝く人へ。サビない人になろう。」というキャッチコピーとなっています。コロイド化したプラチナを飲んでも、体に吸収されずに排出されるので害はないでしょう。
つまり、害もなければ益もないのです。そもそも白金を飲んで、その性質を体に取り入れるなんて妖怪みたいな人がこの世にいるハズがないですね(もしかしたら本当にいるかも知れませんが)。
それらしい解説図を付けて科学を主張するなんて(個人的に)許せることではありません。
これはあくまで僕の個人的な意見ですから、信じるか信じないかは別問題です。「人の為と書いて“偽る”」と読みます。これが人の為になっているかどうか、それを判断するのは僕ではなく、この製品を購入する人々です。
《Tomiyama Tenyou》![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/note.gif)
エアロビクスや水泳などの王道としての健康法や、胡散臭さが満点の食品健康法、さらに害悪となるカルト宗教の健康増進法など、その種類を挙げるとキリがありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
善良な健康法は紹介しても「ふーん、そうか」で終わってしまい、読んでいても面白くありませんね。
そこで、今回は偽りの健康法を批判します(これでもか、というほど)。
さて、見事に槍玉として捧げられたのがエセ科学健康法です。
科学的根拠を謳っていながら、十分な証拠もない商売道具としてのエセ科学は、先に挙げたカルト宗教よりも凶悪です。
エセ科学にも、「マコモ風呂」や「アガリスク」など色々なモノがあります。
その中でも今回スケープゴートとして選ばれたかわいそうな健康法は、ズバリ、白金ナノコロイドです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ang.gif)
白金ナノコロイドといえば、何年か前にDHCのCMで見たことが印象にのこっていることでしょう。
DHCという会社は独自の技術で白金ナノコロイドを化粧品やサプリメント化して、美容や健康に効果があると謳っています。
白金といえば、金よりも効果な希少金属で装飾品に使用される金属として有名ですね。そして、コロイドとは(嘘と難しい言葉遣いの)wiki先生によると「一方が微小な液滴あるいは微粒子を形成し(分散相)、他方に分散した2組の相から構成された物質状態」とあります。
簡単に言うと「空気中や液中で常にプカプカと漂っている極小の粒」のことです。牛乳は脂肪分がコロイドとして液中を漂っているので、白く見えます。
これをコップに放置しても底に脂肪分が溜まったりしないですよね、これがコロイドです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cups.gif)
さて、白金とコロイドの簡単な説明をしました。もう白金ナノコロイドの正体がみえてきましたね。
そうです、奴は「白金を極々小さく加工した物」です。DHCの化粧品説明には「潤いやハリを与え、弾力ある透明感を作り、優れた美肌効果を発揮。半永久的にサビないプラチナナノコロイドと、高濃度マイナスイオンを発するシルバーナノコロイドの美肌効果…」と、訳の分からないことを申しております。
“マイナスイオン”という言葉が一時期流行し、マイナスイオンドライヤーなんて商品も登場しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_en1.gif)
しかし、マイナスイオンなんてものは存在しない上に、誰もマイナスイオンの説明ができなかったわけで、見事にエセ科学の先駆けとなった言葉ですね。
それを堂々と使っているとは、救いようがありません。これでも売れているわけですから、一般大衆の女性が如何に美辞麗句に騙されているかがわかります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_naki.gif)
化粧品として白金ナノコロイドを使用するのならわかりますが、サプリメントとして使用しているのはどのような神経をしているのでしょうか。
「飲むプラチナで中から輝く人へ。サビない人になろう。」というキャッチコピーとなっています。コロイド化したプラチナを飲んでも、体に吸収されずに排出されるので害はないでしょう。
つまり、害もなければ益もないのです。そもそも白金を飲んで、その性質を体に取り入れるなんて妖怪みたいな人がこの世にいるハズがないですね(もしかしたら本当にいるかも知れませんが)。
それらしい解説図を付けて科学を主張するなんて(個人的に)許せることではありません。
これはあくまで僕の個人的な意見ですから、信じるか信じないかは別問題です。「人の為と書いて“偽る”」と読みます。これが人の為になっているかどうか、それを判断するのは僕ではなく、この製品を購入する人々です。
《Tomiyama Tenyou》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/note.gif)