今回私が提案するものは[アルミ缶で作るアルコールストーブ&スチール缶で作る簡易ナベ]です。アルコールストーブとは、その名の通り“アルコールを燃料にしたコンロ”のことです。もともとはアメリカのバックパッカーや登山家が愛用するストーブで、いつでも、どこでも高火力を得られる調理道具です。アウトドアメーカーから商品として販売されていますが、数千円と高価なので自作する人が殆どです。アルミ缶が2つあれば作れる上に、軽く、火力にすぐれたストーブです。スチール缶でナベを作ることで、いつでもどこでもお湯が沸かせる調理道具セットになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/7c/77cfb51025b2bc86c2703bd981f232b9.jpg)
【材料】
[アルコールストーブ]
・アルミ缶2 本(同寸のもの、同じメーカーのものが好ましい)
・アルミテープ(耐熱性にすぐれたもの)
・燃料用アルコール ・ハードカバーの本(分厚いものが好ましい)
[簡易ナベ]
・スチール缶1本(アルコールストーブで使用するアルミ缶と同寸のもの)
・針金(鉄製のもの、樹脂コーティングされていないもの、適切な太さのもの)
〈備考〉
※アルミ缶は海外製のものは薄すぎるため、日本製のほうが加工しやすい。
【道具】
[アルコールストーブ]
・紙やすり(240 番、600 番、1000 番、2000 番) ・大型カッター(L 型)
・カッターマット ・けがき針 ・やっとこ ・金切鋏 ・コンパス ・定規(金属製)
・ピンバイス
[簡易ナベ]
・紙やすり(上記のもの) ・金切り鋸 ・ハンマー ・鉄床
・ペンバーナー(1300℃以上の火力のもの) ・銀ロウ(細工用) ・銀ロウ用フラックス
【加工手順】
[アルミ缶で作るアルコールストーブ編]
まず、用意したアルミ缶2 本のうち1本を研磨して塗装を落とす。紙やすりを240 番から始め、大まかな塗装が落とせたら600 番、1000 番、2000 番と番目を上げて研磨する。このとき、傷や凹みがあるアルミ缶だと上手く塗装が削れないため、なるべく傷や凹みのないものを使うこと。削り過ぎると耐久性が悪くなり、最悪穴が開いてしまうため「あくまで塗装を落とすのが目的」ということを心がける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/03/0fa41bf94546f69a539dd7ff83f4df36.jpg)
塗装を落としたアルミ缶の底にコンパスで円を描き、その円をカッターナイフでなぞるように傷をつける。一定の力でカッターの刃をアルミ缶に食い込ませながら缶を3~5 周ほど回して溝を作っていく。この円の大きさによってストーブとして使用する時の熱量が決まるため、慎重に行うこと。目安としては、缶の底の円周より5~9mm 小さな円にすると適切な熱量のストーブになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/07/8d31fe270584687d6a8f2dfe3fab77e4.jpg)
充分な切れ込みが入ったら、金切鋏で底を少しだけ切り開く。切り開く量は、やっとこが入る程度で良い。
切り開いたスペースにやっとこを差し入れて、カッターでつけた溝をめくるようにして切り取っていく。無駄な力を加えなくても、充分な切れ込みが入っていれば、その部分で捩じ切れるため、綺麗な円を切り取ることができる。この段階でつまずく場合は、いきなり本番に入るのではなく事前に余った缶で練習するようにする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/e9/d7108b05b7b6a0f7d86850e2a233640c.jpg)
綺麗な円にならなくても、缶の底の7 割程度の穴が空いていればアルコールストーブとして機能するので失敗しても次に進むことができる。この段階で手を切らないように紙やすりで穴の側面を均す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/82/f575bbe864d5fa8681a62ebf7880c890.jpg)
ハードカバーの本を利用してアルミ缶を3 センチの高さに切る。方法は3 センチの高さを測り、該当するページを開く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/7b/11282313cfd8795fe651130a695b53df.jpg)
カッターの刃を抜き、該当ページに挟み込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/dc/986c239cbd1ddad257958e55fb9f2cf0.jpg)
上から体重を掛けながら、アルミ缶を刃に押し当てつつ回す。ここでも充分な切り込みを入れる必要が有るため5~6周は回すようにすること。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c2/217f34dee21e5d4eedee21c2a3eeb830.jpg)
切り込みを入れ終わったら、金切鋏で切り開き、やっとこで皮をめくるように捻ると、缶の底から3 センチだけ切り取ることができる。綺麗に切り取れなかった場合は、金切鋏でカッターの切り込みに合わせて切っていく。この時も手を切らないように紙やすりで整えること。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/d5/6698267c641db006ed146c05daa9feb8.jpg)
先ほどの手順と同じように3 センチの高さでもう1本のアルミ缶(未加工のもの)の底を切り取る。この部分がアルコールストーブの底部分となり、アルコールを満たす場所となるため、穴が開いたり破れたりしないように注意すること。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/9e/52570b96580feae23a53aac8509619c7.jpg)
余ったアルミ缶の中間部分を切り開いて中部品を作る。
切り開いたものを高さ3センチになるようにカッターで切り取る。缶の底の円周にピッタリはまる長さにパーツを切り出して、輪っかを作るように工夫する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/66/0d5b909a33658052b81e16737223d1ad.jpg)
この部分は液体のアルコールと蒸発したアルコールを分離する部分となるため、高さと円周を守ること。輪っかを耐熱性アルミテープで固定する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/8a/ac9db4d502b2eca3ea71eb3a1b53046a.jpg)
アルミテープで固定できたら、輪っかの下を金切鋏で山形に切り取る。この部分からアルコール気化室に送るので、適当な大きさで切る。大きく切りすぎなければ機能に問題ないため、几帳面にやる必要はない。
形も山形に拘らず、半円でもよい。この作業は忘れがちだが、やらないと充分な熱量が出ないストーブになってし
まうので、確実に行うこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/23/0ec32f318ea1db06b88f933f831ee3cf.jpg)
これでアルコールストーブを構成する3つのパーツが完成したことになる。底のパーツと中のパーツを組み合わせる。この後、上のパーツをはめ込んでいく。上のパーツと底のパーツは同寸のため、底のパーツに金切鋏で切込みを入れ、はめ込みやすくする。深く切り込みを入れるとアルコールが漏れやすくなるため、上から1/3 を目安にする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/dc/7aca9015ccddd2146db9ca45254a4ff0.jpg)
均等にハマるようにそっと、上からパーツをかぶせていく。最初から力を入れすぎるとパーツが破れてしまうため、始めはゆっくりハメる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/0b/380753a47326e4ac437002e679ea26fe.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/da/d07bb49b1ba096c75299835250999e8f.jpg)
最後まではめることが出来たら、ピンバイスに1mmのドリル刃を装着して一定間隔で穴を開ける。全部で8 個の穴を開けるのが基本だが、好みによって穴の数や大きさを変えても良い。このとき中のパーツを傷つけないように注意すること。油性マジックであらかじめ穴を開けるポイントを書いておくとズレない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/75/31ee82b13e547aa05fe8f3526353209f.jpg)
穴を開け終えたら、アルコールストーブは完成。実際にアルコールを入れて使ってみる。火をつけて1分間はプレヒートが続き、充分温まったら自然と周囲の穴から蒸発したアルコールが吹き出し、本加熱となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2f/a0/c2927aa54745ec7c97bfb3cc415b3a96.jpg)
[スチール缶で作る簡易ナベ]
まずは用意したスチール缶の上部(プルタブの付いている部分)を金切り鋸で切断する。軽く傷をつけるように一周させれば簡単に上部だけがとれる。アルミ缶に比べて硬いので、カッターナイフは使用しないこと。上部か取れたら、紙ヤスリで整えて怪我をしないように処理する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/fc/763713e40a7f169ce34915d590058537.jpg)
紙ヤスリを240 番から順番にかけて、傷が残らないように塗料を落とす。アルコールストーブの時と同じ手順で仕上げる。アルミと違って錆が発生するため、大きな傷を残さないようにするのが重要だ。2000 番までヤスリをかければ、後で行うロウ付けの作業もやりやすくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/7d/20769ea8922a95df423ef169b109c6a1.jpg)
鉄床とハンマーを利用して注ぎ口をつくる。優しく叩いて伸ばさないと、破れてしまう。延ばしたい部分
よりも数センチ余分に叩いて注ぎ口にする。水が上手く流れるように作れれば良いため、この方法でなくても注ぎ口の作り方は基本的に自由です。余ったパーツを利用して注ぎ口を作り、ろう付けしても良い。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/87/0f6359d02f53f24b6028052668bbc40f.jpg)
針金を曲げ加工して、本体にロウ付けする。針金の長さ・形は適当で良いが、短すぎると持ちにくい。
ロウ付けの際には、本体を万力で挟むようにして行う。手で持ってロウ付けをすると転がって火傷をしたり、火事の原因となるので気をつけること。針金と本体の隙間が空いていると上手くロウが流れないため、針金と本体の隙間を無くすように注意する。針金の取手が本体にしっかりロウ付けされれば、簡易ナベは完成。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/b3/62f3e5c387ae08c7add0198b3280edfb.jpg)
簡単なのでぜひ作ってみてください。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/ed/e94b180bdad0f0041c6584c7a1e57e27.jpg)
《Tomiyama Tenyou》
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/7c/77cfb51025b2bc86c2703bd981f232b9.jpg)
【材料】
[アルコールストーブ]
・アルミ缶2 本(同寸のもの、同じメーカーのものが好ましい)
・アルミテープ(耐熱性にすぐれたもの)
・燃料用アルコール ・ハードカバーの本(分厚いものが好ましい)
[簡易ナベ]
・スチール缶1本(アルコールストーブで使用するアルミ缶と同寸のもの)
・針金(鉄製のもの、樹脂コーティングされていないもの、適切な太さのもの)
〈備考〉
※アルミ缶は海外製のものは薄すぎるため、日本製のほうが加工しやすい。
【道具】
[アルコールストーブ]
・紙やすり(240 番、600 番、1000 番、2000 番) ・大型カッター(L 型)
・カッターマット ・けがき針 ・やっとこ ・金切鋏 ・コンパス ・定規(金属製)
・ピンバイス
[簡易ナベ]
・紙やすり(上記のもの) ・金切り鋸 ・ハンマー ・鉄床
・ペンバーナー(1300℃以上の火力のもの) ・銀ロウ(細工用) ・銀ロウ用フラックス
【加工手順】
[アルミ缶で作るアルコールストーブ編]
まず、用意したアルミ缶2 本のうち1本を研磨して塗装を落とす。紙やすりを240 番から始め、大まかな塗装が落とせたら600 番、1000 番、2000 番と番目を上げて研磨する。このとき、傷や凹みがあるアルミ缶だと上手く塗装が削れないため、なるべく傷や凹みのないものを使うこと。削り過ぎると耐久性が悪くなり、最悪穴が開いてしまうため「あくまで塗装を落とすのが目的」ということを心がける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/03/0fa41bf94546f69a539dd7ff83f4df36.jpg)
塗装を落としたアルミ缶の底にコンパスで円を描き、その円をカッターナイフでなぞるように傷をつける。一定の力でカッターの刃をアルミ缶に食い込ませながら缶を3~5 周ほど回して溝を作っていく。この円の大きさによってストーブとして使用する時の熱量が決まるため、慎重に行うこと。目安としては、缶の底の円周より5~9mm 小さな円にすると適切な熱量のストーブになる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/07/8d31fe270584687d6a8f2dfe3fab77e4.jpg)
充分な切れ込みが入ったら、金切鋏で底を少しだけ切り開く。切り開く量は、やっとこが入る程度で良い。
切り開いたスペースにやっとこを差し入れて、カッターでつけた溝をめくるようにして切り取っていく。無駄な力を加えなくても、充分な切れ込みが入っていれば、その部分で捩じ切れるため、綺麗な円を切り取ることができる。この段階でつまずく場合は、いきなり本番に入るのではなく事前に余った缶で練習するようにする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/e9/d7108b05b7b6a0f7d86850e2a233640c.jpg)
綺麗な円にならなくても、缶の底の7 割程度の穴が空いていればアルコールストーブとして機能するので失敗しても次に進むことができる。この段階で手を切らないように紙やすりで穴の側面を均す。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/82/f575bbe864d5fa8681a62ebf7880c890.jpg)
ハードカバーの本を利用してアルミ缶を3 センチの高さに切る。方法は3 センチの高さを測り、該当するページを開く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/7b/11282313cfd8795fe651130a695b53df.jpg)
カッターの刃を抜き、該当ページに挟み込む。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/dc/986c239cbd1ddad257958e55fb9f2cf0.jpg)
上から体重を掛けながら、アルミ缶を刃に押し当てつつ回す。ここでも充分な切り込みを入れる必要が有るため5~6周は回すようにすること。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c2/217f34dee21e5d4eedee21c2a3eeb830.jpg)
切り込みを入れ終わったら、金切鋏で切り開き、やっとこで皮をめくるように捻ると、缶の底から3 センチだけ切り取ることができる。綺麗に切り取れなかった場合は、金切鋏でカッターの切り込みに合わせて切っていく。この時も手を切らないように紙やすりで整えること。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/d5/6698267c641db006ed146c05daa9feb8.jpg)
先ほどの手順と同じように3 センチの高さでもう1本のアルミ缶(未加工のもの)の底を切り取る。この部分がアルコールストーブの底部分となり、アルコールを満たす場所となるため、穴が開いたり破れたりしないように注意すること。
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余ったアルミ缶の中間部分を切り開いて中部品を作る。
切り開いたものを高さ3センチになるようにカッターで切り取る。缶の底の円周にピッタリはまる長さにパーツを切り出して、輪っかを作るように工夫する。
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この部分は液体のアルコールと蒸発したアルコールを分離する部分となるため、高さと円周を守ること。輪っかを耐熱性アルミテープで固定する。
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アルミテープで固定できたら、輪っかの下を金切鋏で山形に切り取る。この部分からアルコール気化室に送るので、適当な大きさで切る。大きく切りすぎなければ機能に問題ないため、几帳面にやる必要はない。
形も山形に拘らず、半円でもよい。この作業は忘れがちだが、やらないと充分な熱量が出ないストーブになってし
まうので、確実に行うこと。
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これでアルコールストーブを構成する3つのパーツが完成したことになる。底のパーツと中のパーツを組み合わせる。この後、上のパーツをはめ込んでいく。上のパーツと底のパーツは同寸のため、底のパーツに金切鋏で切込みを入れ、はめ込みやすくする。深く切り込みを入れるとアルコールが漏れやすくなるため、上から1/3 を目安にする。
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均等にハマるようにそっと、上からパーツをかぶせていく。最初から力を入れすぎるとパーツが破れてしまうため、始めはゆっくりハメる。
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最後まではめることが出来たら、ピンバイスに1mmのドリル刃を装着して一定間隔で穴を開ける。全部で8 個の穴を開けるのが基本だが、好みによって穴の数や大きさを変えても良い。このとき中のパーツを傷つけないように注意すること。油性マジックであらかじめ穴を開けるポイントを書いておくとズレない。
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穴を開け終えたら、アルコールストーブは完成。実際にアルコールを入れて使ってみる。火をつけて1分間はプレヒートが続き、充分温まったら自然と周囲の穴から蒸発したアルコールが吹き出し、本加熱となる。
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[スチール缶で作る簡易ナベ]
まずは用意したスチール缶の上部(プルタブの付いている部分)を金切り鋸で切断する。軽く傷をつけるように一周させれば簡単に上部だけがとれる。アルミ缶に比べて硬いので、カッターナイフは使用しないこと。上部か取れたら、紙ヤスリで整えて怪我をしないように処理する。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/fc/763713e40a7f169ce34915d590058537.jpg)
紙ヤスリを240 番から順番にかけて、傷が残らないように塗料を落とす。アルコールストーブの時と同じ手順で仕上げる。アルミと違って錆が発生するため、大きな傷を残さないようにするのが重要だ。2000 番までヤスリをかければ、後で行うロウ付けの作業もやりやすくなる。
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鉄床とハンマーを利用して注ぎ口をつくる。優しく叩いて伸ばさないと、破れてしまう。延ばしたい部分
よりも数センチ余分に叩いて注ぎ口にする。水が上手く流れるように作れれば良いため、この方法でなくても注ぎ口の作り方は基本的に自由です。余ったパーツを利用して注ぎ口を作り、ろう付けしても良い。
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針金を曲げ加工して、本体にロウ付けする。針金の長さ・形は適当で良いが、短すぎると持ちにくい。
ロウ付けの際には、本体を万力で挟むようにして行う。手で持ってロウ付けをすると転がって火傷をしたり、火事の原因となるので気をつけること。針金と本体の隙間が空いていると上手くロウが流れないため、針金と本体の隙間を無くすように注意する。針金の取手が本体にしっかりロウ付けされれば、簡易ナベは完成。
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簡単なのでぜひ作ってみてください。
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《Tomiyama Tenyou》
この鍋だと湯を沸かせる程度です。
コップ1杯分を沸騰させるのに2分はかかります。