ミーハーおかんの甘辛雑記

主に芝居、映画、TV、雑誌の感想で、
それも気に入りの方中心です。

舞台「相対的浮世絵」@シアターコクーン 3/21夜

2010-03-21 23:29:26 | 舞台
平岡祐太くん主演の舞台に行ってきました。

日程的に、ちょっと難しい時期だと思ってたので、

ずーっとチケット取らずにいたんですが、

少し前、ちょっとお得に手に入る機会があり、

いろんな予定も決まってきたので、思い切って。

「真冬のどんちゃん騒ぎ」以来の(←どれだけ前・・・)生・平岡祐太、です。


出演が、平岡くん、袴田吉彦さん、安田顕さん、内田滋さん、西岡徳馬さん、という男性5人だけ。

場面も、霊園の中の公園(の東屋)のみ。


「相対的浮世絵」という題名からは想像できないシチュエーションで話が進みます。


智郎(袴田さん)と関(安田さん)は中学から高校の同級生。

東屋で、同じ同級生の遠山(内田さん)と、智郎の弟である達郎(平岡くん)と待ち合わせ。

だけど、遠山と達郎は10年前に死んだはずで・・・

ってとこから始まり、

昔あった「事件」に関する、それぞれの記憶と思いが・・・という展開。

「生きている」ことと「生きられなかった」こととによる、「思い」の違いとか、

人の「性」ってものを考えさせられる話でした。

あ、西岡さんは、スパイス的な存在と感じました。ギャグではなく、いい意味の締め役。

舞台は、まだ当日券があるようなので、気になる方は、ぜひ。



一応、「主役」は平岡くんって設定で、袴田さんとのやり取りがだいご味のはずなんだけど、

正直、安田さんと内田さんのやり取りがインパクトあって、

そっちの方がメインなんじゃないかと感じてしまうこともしばしば。

もちろん、平岡くんの演技がどうこうではなく、

どうしても「普通」っぽい達郎より、「ちょっと変?」な関の方に興味が行くのは仕方ないかも。


トークは、出演者5人全員によるもの。

平岡くんは、こういう時、意外と飄々とした感があり、

安心してトーク聞けました。

「自由な人」って質問に対し、「いっせーの、で指差しません?」と提案したりする平岡くん。
やっぱり、度胸あるよね。

で、それで指差されたのは、袴田さん。
てっきり安田さん辺りかと予想してたから、意外。

袴田さんは、楽屋なんかでも、とにかく自由というか・・・天然?
稽古で台詞間違えても、どうも気づいてもいない、らしい。

あと、「お気に入りの台詞」ってとこで、兄弟役の平岡くんと袴田さんが互いを褒めあうような感じになった時、
安田さんがすかさず「ジュノン・グランプリ同士!」と囃して、
袴田さんが乗って手を振ったりしたよね。
で、平岡くんも一緒になって・・・って。

いや、ホント賑やかで楽しいトークでした。
これも、経験豊富な人ばかりだからかな?


思いきって見にいって良かったです。
#これと「コルダ」と「白虎隊」のどれを見るかの選択肢だったのです

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