小腹が空いたのでりんごを食べた
ちょきちょき農園では少しばかりのりんごも栽培している。
去年は豊作で200箱ぐらい収穫できたが
いつもは100箱未満だと母は言う。
ま そのくらいの小さな畑である
農薬の散布を組合みたいなところにお願いして
枝きりは隣の畑の人に みすぐりは隣の家の人にお願いしている。
残りの作業を私がやるスタイル (おんぶに抱っこ状態)
農協へ出荷し農薬散布料を支払うと赤字になるという
『作るのやめたら?』母に言うと
『お父さんが生きているうちは畑として残したい』
父は去年4月心筋梗塞で倒れた
心臓が止まり一時間後に大学病院で人工心肺装置で一命を取り留めたが
5日経っても心臓が動かない
人工心肺は一週間しかもたないそうで 家族は3つの選択をせまわれた
①心臓が動いていないので危険ですが今すぐに新しい人工心肺と交換する
②ぎりぎりまで同じ人工心肺を使用する
③人工心肺を外す
家族は②を選択したのが功を奏して7日目に心臓が動いた
新しい人工心肺に交換したのだが左足が壊死している。
今度は切断するかしないかの選択をせまわれた
切断するにも危険な手術になります、成功したとしても
一時間以上心臓が止まってますから意識が戻る事はないと思いますと先生は言う
母以外は切断を拒んだ
母だけが切断して助かるなら手術してほしいと望んだ
姉弟3人の話し合いで母の意見を尊重したい結果で左足を切断した。
容態が安定し大学病院から黒石病院へ転院する前の日
病院から電話が『父が母を呼んでいる』とのこと
仕事を終え私は病院の父の所へ行くと、私の名前を呼んだ
意識が戻ったのだ
先生は脳に5分間血液がいかないとほとんどが植物状態になる
奇跡です、前の病院で心臓が止まってからの適切な処置と上手く重なったのでしょう。
担当の先生には本当に感謝しています ありがとうございました
母もまた肝臓がんで抗がん剤と戦っている
抗がん剤でガンは無くなった事があったがまた再発
治療の合間に父のお見舞い
左足を切断した事への責任を感じてるらしい
意識が戻り回復しつつあるのは喜ばしい事だが
母は母なりに畑を守っていく事で責任を果たすつもりなのだろう
親孝行をしたことがない親不孝者だが
母が畑をやめるというまで手助けするつもりです。
りんごを食べると ふと こんな事を思い出してしまいます。
ちょきちょき農園では少しばかりのりんごも栽培している。
去年は豊作で200箱ぐらい収穫できたが
いつもは100箱未満だと母は言う。
ま そのくらいの小さな畑である
農薬の散布を組合みたいなところにお願いして
枝きりは隣の畑の人に みすぐりは隣の家の人にお願いしている。
残りの作業を私がやるスタイル (おんぶに抱っこ状態)
農協へ出荷し農薬散布料を支払うと赤字になるという
『作るのやめたら?』母に言うと
『お父さんが生きているうちは畑として残したい』
父は去年4月心筋梗塞で倒れた
心臓が止まり一時間後に大学病院で人工心肺装置で一命を取り留めたが
5日経っても心臓が動かない
人工心肺は一週間しかもたないそうで 家族は3つの選択をせまわれた
①心臓が動いていないので危険ですが今すぐに新しい人工心肺と交換する
②ぎりぎりまで同じ人工心肺を使用する
③人工心肺を外す
家族は②を選択したのが功を奏して7日目に心臓が動いた
新しい人工心肺に交換したのだが左足が壊死している。
今度は切断するかしないかの選択をせまわれた
切断するにも危険な手術になります、成功したとしても
一時間以上心臓が止まってますから意識が戻る事はないと思いますと先生は言う
母以外は切断を拒んだ
母だけが切断して助かるなら手術してほしいと望んだ
姉弟3人の話し合いで母の意見を尊重したい結果で左足を切断した。
容態が安定し大学病院から黒石病院へ転院する前の日
病院から電話が『父が母を呼んでいる』とのこと
仕事を終え私は病院の父の所へ行くと、私の名前を呼んだ
意識が戻ったのだ
先生は脳に5分間血液がいかないとほとんどが植物状態になる
奇跡です、前の病院で心臓が止まってからの適切な処置と上手く重なったのでしょう。
担当の先生には本当に感謝しています ありがとうございました
母もまた肝臓がんで抗がん剤と戦っている
抗がん剤でガンは無くなった事があったがまた再発
治療の合間に父のお見舞い
左足を切断した事への責任を感じてるらしい
意識が戻り回復しつつあるのは喜ばしい事だが
母は母なりに畑を守っていく事で責任を果たすつもりなのだろう
親孝行をしたことがない親不孝者だが
母が畑をやめるというまで手助けするつもりです。
りんごを食べると ふと こんな事を思い出してしまいます。