ちゃくれのつぶやき

日々のこと、お花のこと、風景のこと、色んな事に目を向けてみたいと思います。

こよなく愛す

2005-11-21 17:55:57 | 風景・草花in与論
以前、tokorinさんからリクエストのあった場所。
ようやく御紹介できます。
(遅くなってごめんなさい)


 ここに、一人の女性が眠っています。

その女性とは
作家:森瑤子さん



 皆田海岸に行く途中、何の前触れもなく見えてきたのがここでした。

 近づいて見上げると、青い空も眩しく・・・


琉球瓦の屋根。

屋根の上のシーサー

真っ白い石垣。

石垣には、この碑文が。

そして、
石の階段の脇にもシーサー。

沢山の南国の植物達に囲まれています。


別の角度から

ここはまるで、光の中にあるようです。
とても静かで、時折風の吹き抜ける音と波の音が聞こえてきたり。

石段を登り、お墓の前で手を合わせ、
心の中で「失礼します。お写真撮らせていただきます。」と。
お墓には、森さんのお写真も飾られています。
そして、そのお写真の目線の先にあるのは・・・・


   輝く海と青空と
 天気が良く、空気が澄んでいる時は、沖永良部島まで見えます。
 本当に、本当に見晴らしのよい所♪

 森さんは、与論島を舞台にした「アイランド」という作品も書いておられます。
 与論島をこよなく愛した森さんは、御本人の希望により、与論島のここに、静かに眠っておられるのです。

 森洋子さんについては、
与論町商工観光課HP
       にもありますので、ご覧ください。

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14 コメント

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海も空も輝いてる (花ぐるま)
2005-11-21 18:56:59
綺麗な空、輝く海はいつまでも残したいこの風景。

私は茨城・福島・栃木の3件にまたがる山に行ってきました。お昼過ぎには行きもチラリとしたほど寒かった~

皆舞いの島は暖かそうで冬だけ移住と言う風に出来ないでしょうか。うらやまし~
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いつも海をみている (micho7)
2005-11-21 20:29:35
森さんは、美しい与論の海をいつも見ているのですね!

私の実家のお墓は、瀬戸内海をのぞむ場所にあり、眼下には小さな漁港があります。

町が発展し、昔の景色を残す場所が少なくなった中で、ここから見える景色は、私のお気に入り。

お墓参りにいくたびに、懐かしさがこみ上げてきます。

森さんも喜ばれているでしょう。

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こんなところで眠りたい (vagabond67)
2005-11-21 21:58:35
私も夏の与論旅行の際にこのお墓を訪れましたが,単なる「お墓」というより,これだけの素敵な海を背景にした瀟洒な建物は,生きた証のモニュメント,といった感じが強いですね。

精一杯生き,そして,こんな素敵な場所で安らかに眠る...羨ましい限りです。
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はじめまして (masa)
2005-11-21 23:44:54
初めまして、tokorinさんのブログからお邪魔しましたmasaと申します。tokorinさんやvagabond67さん同様大島に住んでいます。



ヨロンに森さんのお墓があるのは知っていましたが、とても見晴らしのいい、風をいつも感じるような、海の見える場所にあるんですね。初めて知りました。



普通お墓と言うと集合住宅状態な墓地が多いかとは思いますが、えらい違いです。



ヨロンまで南下すると、大島と同じ鹿児島県でも、もうかなり沖縄的な雰囲気ですね。またお邪魔させてもらいます。
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☆花ぐるまさん (ちゃくれ)
2005-11-21 23:55:48
  こんばんは♪

 ここから見る海もまた美しいでした。

もっといい天気だったら、もっと輝いているかと。

最近どんより曇り空が多くて、なかなか、すっきりとした青空がありません。



 冬場は、そんなに気温は下がりませんが、風は強くて冷たいんです。

でも、風のない日は暖かいですよ♪

ホント、季節に応じて住む場所を決められたら・・・なんて思ったりします(笑)
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☆micho7さん (ちゃくれ)
2005-11-22 00:04:15
  こんばんは♪

 そうなんです。ずっとずっと見ておられるのです。

この、美しい海を、空を、気に入ってくださってるんですよね。



 場所は違えど、海をのぞむ場所。

micho7さんの御先祖様も、森さんも、

素敵な場所で、きっとゆったりとしておられるのですね♪
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☆vagabond67さん (ちゃくれ)
2005-11-22 00:15:56
  こんばんは♪

 vagabond67さんも記事を書いておられましたね。



 おっしゃるとおり、モニュメントに近いと思いました。

本当に洒落ていて、綺麗で、周りの風景にも馴染んでいて。

与論の美しい海を愛してくださった森さん。

今もゆったりと海を眺めていらっしゃるのでしょうね
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☆masaさん (ちゃくれ)
2005-11-22 00:28:21
  こんばんは♪初めまして♪

 tokorinさんのブログで、お名前は時々お見かけしています。

   ようこそおいでくださいました



 そうなんです。通りかかったとき、お墓だとは思いませんでした。

本当に洒落ていて、モニュメントのようで。

そして、こんなに見晴らしのいい所に!

 素敵ですよね。

魂になってもずっと、美しい海を感じていられるのですから。



 ここは、沖縄色がとても強い所です。お店に置いてある物も「沖縄限定」なんてものが沢山。・・・・・ここはどこ?

 ここにいると、鹿児島県である事を忘れそうです(笑)



 本当にありがとうございます!

 私もお邪魔させていただきます
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へーえ (tomboyともこ)
2005-11-22 00:59:02
知りませんでした。森瑤子さんは昔好きで何冊かまとめて読んでいました。かなり若くて亡くなられたんですよね。

お墓じゃないみたい。休憩所みたいな。素敵なお墓ですね。
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うれしい (tokorin)
2005-11-22 08:43:00
 覚えていてくれてありがとう。うれしいよ。



 与論はね「デザートはあなた」でも出てくるの。主人公が島を回って材料を調達、有泉と山羊で山羊汁を作る。「ヨモギはそこらへんに生えてるのを取っていけばいいよ」ってのが島らしい台詞。う~んあの頃は与論って沖縄の横「沖縄県」だと思っていたよ。そしてどんな島なんだろうってあこがれたもの。



 ここに彼女が眠ってるんだね。そして青い海をずっとみつめているんだろうな。

 いつかここにきてその青い海を眺めてみたい。同じ奄美群島なのに、鹿児島に行くぐらい遠いだもんな…………
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