ものずき烏の無味乾燥?文

ブログ発想 LP/LD/CD コレクション作業 進行中。ジャズばっかしじゃないかと言われたら身も蓋もない。

ソニー・クラーク:ダイアル S フォー・ソニー/クール・ストラッティン

2006-01-01 | 音楽 の 紹介
 米国ではそれほどでもないらしいが、日本でとても人気のでた「クール・ストラッティン」です。わたしも遅ればせながら聴いていました。

DIAL "S" FOR SONNY / COOL STRUTTIN':
Sonny Clark

"Dial "S" For Sonny" Blue_Note(USA)BLP-1570
Dial "S" For Sonny / Bootin' It
It Could Happen To You / Sonny's Mood
Shoutin' On A Riff / Love Walked In
Art Farmer (tp) Curtis Fuller (tb) Hank Mobley (ts)
Sonny Clark (p) Wilbur Ware (b) Louis Hayes(ds)	
1957/07/21
 UA傘下のBlue_Note盤、レーベルの番号だけはBLPでオリジナルに近いのですが、ところどころ無音のときのシャリ音が気になります。新品で入手したのですが、輸入盤の宿命と諦めましょう。
モダン・ジャズの全盛期、レコード会社にはハウス・ピアニスト的な存在があったようです。プレステッジのマル・ウォルドロン、そしてブルー・ノートのソーニー・クラーク
ラストのLove Walked In はホーン・セクションなし、つまりピアノ・トリオで演奏されます。

"Cool Struttin'" Blue_Note(JPN)GXF-3004
Cool Struttin' / Blue Minor
Sippin' At bell / Deep Night
Art Farmer (tp) Jackie McLean (as)
Sonny Clark (p) Paul Chambers (b) 'Philly' Joe Jones (ds)
1958/01/05
 ジャケットでも有名な名盤。花形はあくまでも アート・ファーマー、ジャッキー・マクリーンなのであるが、ソニー・クラークの絡ませ方が絶妙。前作のトロンボーン、テナー・サックスの中音域が、ジャッキー・マクリーンのアルトに入れ替えて華やかさが増した。ソニー・クラークのうなり声まで聞こえる。
...なぜ、このアルバムがアメリカでは、日本ほど高い評価がされないのか不思議。...日本のジャズ・ファンは、ソニー・クラークにマインド・コントロールされていたのでは?と、こころの隅に警戒心を残しておこう。

コレクション整理の進行状況→ コレクション一覧
2006/01/01 ものずき烏
(参考記事)
2005-12-30 サージ・チャロフ:ブルー・サージ
2005-12-31 ソニー・クラーク:ソニー・クラーク・トリオ


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2 コメント

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Unknown (いぶくろ)
2006-01-02 23:04:01
 アメリカのジャズファンは派手でわかりやすい音が好きなようですね。

 ソニー・クラークのような、どちらかと言うと地味なプレイヤーは人気がでないようです。
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 コメント、 (いぶくろ)
2006-01-06 20:46:26
ありがとうございました。

 同じ1月1日の投稿でしたね。

 毎日更新されているののはスゴイです。

 私も頑張って更新していきます。
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