誰が吹いているかバリトン・サックスの音色で奏者をあてるのは、難しいようです。バリトン・サックス奏者でコンボで活躍する人が少ないせいもあるのですが、わたしの場合は、個性的な奏者の多いアルト・サックスの奏者を言い当てる方が容易だなあと思っています。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e6/f62f5d3612f804b0a59a66ee3581e52b.jpg)
書きながら、片面を聴き終りまして...音色は違いますね。ジェリー・マリガンと比べると、味があるというか、迫力で押すのではなく、抑揚がしっかりしているというか、メンバーを信用していて、引くべきは引いている。
わたしとしては、活動的なSusie's Blues が気に入りましたが、ほかにも情緒たっぷりの曲も演奏しています。アルバムの構成が上手い、名作でしょう。アルバム・タイトルの『ブルー・サージ』は、エリントン・ナンバーなのですが、このアルバムでは演奏していません。サージ・チャロフがブルースを演奏するから「ブルー・サージ」なのかと思いますが、ジャケットをみると洋服生地のサージにも、かけていますね、やっぱりアルバムの作りが上手い。決して電子回路を破壊するサージ(surge)ではありません。
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2005/12/30 ものずき烏 記
BLUE SERGE: Serge Chaloff
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/e6/f62f5d3612f804b0a59a66ee3581e52b.jpg)
"Blue Serge" Affinity(ENG)AFF-146 A Handful Of Stars / The Goof And I Thanks For The Memory / All The Things You Are I've Got the World On A String / Susie's Blues Stairway To The Stars Serge Chaloff (bs) Sonny Clark (p) Leroy Vinnegar (b) 'Philly' Joe Jones (ds) 1956/03/14サージ・チャロフというバリトン奏者は英国人のようですので、米国人に比べ耳にする機会が少ないのではと感じます。わたしはソニー・クラークの初期アルバムとしてコレクションしています。
書きながら、片面を聴き終りまして...音色は違いますね。ジェリー・マリガンと比べると、味があるというか、迫力で押すのではなく、抑揚がしっかりしているというか、メンバーを信用していて、引くべきは引いている。
わたしとしては、活動的なSusie's Blues が気に入りましたが、ほかにも情緒たっぷりの曲も演奏しています。アルバムの構成が上手い、名作でしょう。アルバム・タイトルの『ブルー・サージ』は、エリントン・ナンバーなのですが、このアルバムでは演奏していません。サージ・チャロフがブルースを演奏するから「ブルー・サージ」なのかと思いますが、ジャケットをみると洋服生地のサージにも、かけていますね、やっぱりアルバムの作りが上手い。決して電子回路を破壊するサージ(surge)ではありません。
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2005/12/30 ものずき烏 記
はじめまして、
抑揚が効いているって、同感です。
それに情緒たっぷりって、まったく同感です。
マリがンとの違いがそこいらへんいあると思います。
ちなみに、僕の持っているCDのライナーノーツ(岩波洋三著)には、ボルトン生まれと書いてます。