”Scott Walkerに恋して”MadamSwallowのTeaSalon

スコット・ウォーカーをこよなく愛するSwallowとお茶をご一緒しましょう
自作のアップロードをお茶うけに・・・

Bish Bosch PVに登場した楽器

2012-11-04 21:17:28 | Bish Bosch

Bish Boschの制作プロモーションビデオは公開されるや4万回を超えるアクセス数でScottの新作にかける期待の大きさが解りますね。

私も何度も見ましたが、いつもながらおんもしろい楽器(これも楽器?てのも合わせて)を駆使して彼独特の音世界を表現してますねぇ。

catさんのマネして一つ調べてみました。

パーカッション担当のアラスデア・マロイ
彼がバケツみたいなのに手をつっこんでプコプコ鳴らしているあれ。
名前をクゥイーカといってブラジルの民族楽器だそうです。
筒の片側に張られた皮の裏に木の棒をまっすぐ立て、それを湿った布でこすって音を出すんだとか。

そしていっぱい並んだお鍋のふたみたいなドラ?をDriftの時の指揮者、マーク・ウォーマンが慎重に微妙な鳴らし方をしていましたが、

あれは中国の武漢ゴングのようです。台湾のタイゴングと
いうのにも似ていますが、武漢ゴングの方が音が重そうです。

そしてそして何と言ってもかっこいいのがあの甲高い音色の笛というかラッパというか。
形も湾曲した不思議な形。
かなり調べたんですけど、どうもノルウェイの古典楽器ルーレというものみたい。これがすごい。

 
 3000年前の青銅器のラッパ。北欧三国と北ドイツの泥炭地帯から出土した楽器で、その数は50個余になる。考古学者によれば紀元前600年から1200年頃のものと推定されている。全長約2メートルで出土したときは多くの場合2本が対になっていて、2本のラッパは鏡に映したように向き合っているのが特徴である。マウスピース(吹管)は杯型で現代のトロンボーンのものと同じだ。つまり奏者の唇がリード(つまり簧)の役目をして音をだす方式である。音は8音から10音ほどを吹きわけることができる(ブログ“楽器収蔵庫”参照)
 
もう一つがこのショファールというイスラエルの角笛。
旧約聖書に出てくる角笛というのがこのショファールなのだそうです。
ガゼルという動物の角で出来ています。

 
いやいや・・相変わらず凝ってますねぇ
あとはビー玉とクッキーの空き缶。それとそうそうそのビー玉を転がす丸い中華鍋みたいなやつ。あれはカリブ海のドラム缶楽器スティール・パンというもの。
 
あとは剣だけどこれは今度調べます(^^;)
 
 
 良く見るとギタリストもDriftの時の人(名前が解らず・・・)と同じ人ですね。
まぁあのScottの音世界を理解して一緒に音探しをできるのは並大抵の人じゃできないとディレクターのピーター・オリフも考えたのでしょう。
Scottも気の置けないチームとの仕事は楽しいでしょうね。
 
                  
フォントがおかしくなっちゃって文字が大きくなったり小さくなったりして読みづらいです。ごめんなさい