先月の事ですがScott EngelのFaceBookで私の作ったIndecent Sacrificeを取り上げていただきまして、有難いことに114人の方が”いいね”と言ってくれましたー。超しあわせ!!
映画主題曲”Man from Reno”のB面だったこの曲。。
この2曲、作詞はScottなんですが、作曲はサラエボ出身のGoran Bregovicという人でした。
1993年でしたからTilltの少し前ですね。
実はこのGoranという人が作詞を募集していたという説もあるんだそうです。だからScottの方が詩を持って行った?。
でもScott自身このサラエボのミュージャンは以前からかなりお気に入りだったようです。
彼は「映画音楽というのはすぐお金になるし、良い作品があればよくやっていたよ。」と言っています。勿論Scottの事ですから安易なことはするはずがなく、レオス・カラックスの〝ポーラX"のような芸術性の高い作品などを選んでいたに違いありません。
彼にとって、このような映画音楽を作ることは本来大好きな映画とそれに見合う音楽を作る楽しさプラス確実かつ早い現金収入を手にすることができるアリガタイ仕事だったみたいです。
そのお金は何の為?
いわずと知れたこと。
新しいアルバム制作費用ですよね。
そして1995年、Tilltが完成する訳です
それにしてもこの曲、この当時のScottにしては面白いビート調の不思議なメロディですよね。セクシーでジャズのようなミステリアスなちょっとScottには珍しい感じ。
これを作曲したGoran Bregovicって人理解するにはmiracle-muleさんが見つけてくれたこのコンサートを聴くとよーく解りますよ。
<!-- Goran Bregovic -->
ジプシー風の凄いエネルギッシュで混沌とした夢の世界のようなステージですよね。ワールド・ミュージックというのだそうですけど、私完全にハマってしまいました。1時間半あまり、じっくり見られないのが残念。でも十分楽しめます。
このGoran Bregovic、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、カンヌ映画祭でパルム・ドールを取った
"Underground”の音楽担当でも有名です
Scottが注目した訳がわかる気がします。