”Scott Walkerに恋して”MadamSwallowのTeaSalon

スコット・ウォーカーをこよなく愛するSwallowとお茶をご一緒しましょう
自作のアップロードをお茶うけに・・・

恋の朝焼け レコーディング風景

2012-09-29 15:01:07 | アップロード

Scottの最新作 Bish Bosh の発売に湧いている今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

なんちゃって、そんなときになんでまたこんな古いの出すのぉ?と聞かれるかもしれないけど、いいタイミングじゃないですか。今しかないって。

て なかば強引にアップしてしまいました。

1968年日本公演中にGaryのシングルのレコーディングが行われたことは、日本滞在記でもお話しましたね。

今回おかげさまで資料が整ったのでそのレコーディング風景をビデオに仕立てあげました。ちょっとGaryには申し訳ないけどプロデューサーとして仕切るScottが中心です。
また、カーナビーツも懐かしいでしょう?

現在その独自のレコーディング技術で知られるScottが44年前、日本のスタジオで日本のグループサウンズと一緒にGaryの為にレコーディングをプロデュースした模様をドキュメンタリータッチでまとめたのです。

ラストのカーナビーツのアイ高野クン、臼井クン、岡野クンに交じって大きな口を開けてコーラスを吹き込むScott信じられます?
その後にクレジットを入れました。
作曲は当時の日本フィリップスの本城和治さんで、作詞はScott(斯古都)です。

ところどころに入れた歌詞カードはScott直筆!殴り書きにしてはきれいな字
そしてご注目は「michiko」という日本女性の名前が。これは美智子妃殿下のお名前からヒントを得たのではないかと、michieさんがfacebookで解説しています。

こうして改めて聞いてみるとじつにキレのいい素晴らしい出来です。
カーナビーツ、やるじゃないですか。うまいわー
「オマエノシュベテエー!」と耳にドラムスティックをあてた独特のポーズで超人気モノだったアイ高野さんは残念なことに亡くなっているんですよね。お元気だったら喜んでくれたかしら?

このアイ高野さんがMLだったかYMだったかで
「Scottがドラムの音を抑えるんだっていってドラムの中に毛布をつめこんだら凄く良くなってびっくりした」みたいなこと言ってたの覚えてます。
これについては本城さんも

>アイ高野のドラムのチューニングもスコットがやったんだ。非常にチューニングを低くして、重い感じの音にしたんだね。それが今まで日本では判んなかったんですよ、イギリスではどうやってるのか。バスドラのところも毛布かなんかでミュートして。「ああ、こうやってやるんだ」って。しかも、結構イギリスっぽい良い音になったんだ。<

とお話しています。

Scott本人はとーっくに忘れてるかもしれないけど、確かに確かにあった出来事。
貴重な資料として残しておくのも大事かなと思い作りました。

                        

たったの2日間でよくやりましたよね。

これだけレコーディングの仕事が手早く出来たのは彼がいかに才能あふれるアーティストであったかという証拠だと思うのです。
公演で疲れていただろうに、ドラムスからベース、他のギターのミキシングをすべて自分でやって、ミキシングルームとスタジオを駆けずり回って次第に素晴らしい音を創り上げていく。
通訳なしにはできない日本のミュージシャンたちとのコミニュケーションも時には笑顔を見せてどんどん引きよせ、気持ちを束ねて行く。なんて素晴らしいディレクターぶりではありませんか。

きっと彼も面白い体験で、楽しかったのではと思います。

 

このたびメデタクScottのFacebookに取り上げてもらいました。

前回のCome Next Spring、そしてこの恋の朝焼け、写真を提供して下さったmichieさんにこの場から深く御礼申し上げます。


秋だけど 春来たりなば

2012-09-26 17:35:04 | アップロード

出来上がりましたよ!やっと

シチュエーションをPPさんから頂いていたので、タカくくっていたらやばいほど進まなくて落ち込んでいたら、MCHIEさんがFacebookにたーくさん日本公演のステージフォトを公開して下さったので
「ちょっと貸して下さーい」とお願いして使わしていただいてやーっと出来上がりました。

これもしかするとフォトのほうで著作権に引っかかるかもしれないのでできれば皆様早く見てね
(今YouTubeからUGMの著作権に少し引っかかるけど大丈夫だって!良かった!!)

Scottニューアルバム発売記念とでもしましょうか(笑)

Come Next Spring

PPさんのご希望どおり、アンコール2曲目ということでラストにテレビショウから拍手とそれに応えるScottの「Thankyou!」を入れてみましたよ


息づかい

2012-09-17 13:11:55 | アップロード

 15日と16日は地元のお祭りでした。
私も一年に1回、お手伝いで参加します。この日ばかりは年寄りを旦那に任せて。

もともとそんなにお祭りって好きな方ではないんですが、地元に嫁いだからには同級生などの運営する自治会に協力せざるを得ず、ここ数年子供みこしの担当をしてます。
何をするのかといえば、車の走る道路も練り歩くから事故に遭わないようにとか、門づけのおうちでふるまわれるお菓子や飲み物などを配ったりとか。
でも今年は楽しかったです。小学生以下の子供達が引く山車の誘導のおばちゃんをやったんですが、これが可愛くて。
そろいの町会のロゴが入ったスタッフTシャツに赤い襷、豆絞りに赤で祭という手ぬぐいを首に巻いてホイッスルをピーっと思いっきり吹くと可愛い半纏など着たおチビちゃん達がいっせいに「ワッショイ」と引く。
初めは恥ずかしがって小さな声だったのが、おばちゃんの迫力でだんだん声が大きくなっていく。
山車の綱の先頭に立って、振り返ると40個くらいの小さな瞳が見つめてくる。だからバックスタイルで少し斜めになって引きながら、「ピッピ!」「ワッショイ!」「ピッピ!」

ライヴってこんな感じなんだろうなぁ。
なんだかもの凄い快感。
口にホイッスルをくわえてるから、片手は綱、片手で一人一人を指さす。するとその子も思わず大きい声がでる。「Good!」と親指立てたりして。もうアドレナリンポンポン!
休憩時間に若いお母さんから「かっこいいですね!」と妙に感心されたりして。
ホイッスルでほっぺたは痛くなるし声もがらがらになったけど、もの凄いストレス発散。
本来山車ってのは太鼓をたたくだけであとは静かに引いていくモノなのらしいけど、それじゃぁお若い引き手さんたちが飽きてしまう。おみこし担いでるお兄ちゃんたちみたいに威勢よくワッショイしたいよね。
彼らだって代々受け継がれてる太鼓が乗った山車を引くという大事なお役目を担ってるんだから、達成感や連帯感も味わわなくちゃ。

で、おばちゃんもステージライヴをやったみたいな最高の気分を味わえた訳です。
おかげで翌日は腹筋やら大腿筋やらが痛いのなんの。

えー本題に入ります。
以前、何回も書いてgelさんに失笑されたことがあるScottのhuhuhuhuhu~
それと今回のホイッスルが腹筋に与える効果は同じくらいじゃないかなぁーとくっだらない理由から作っちゃった。
Scott ごめん。

Indecent Sacrifice

 

 


9月組プレゼントアップロード

2012-09-09 15:33:17 | アップロード

9月組の皆様暑い中オメデトウございます(?笑)

ところで9月1日にアメリカの作詞家ハル・デビットが亡くなりました。91歳でした。

彼の詩には人々の心の奥に潜めている悲しみや不安をいたわりを込めて描かれています。

いつの時代の人の心にも響く詩ですね。それをバート・バカラックという洗練された都会的なサウンドを操るコンポウザーと出会っていっそう印象的な曲として孤独を抱える人々の心を捉えたのでした。

今回は彼らの共同作品の中で特にアメリカの豊かな社会の蔭に浮かぶ不安を描いた秀作、

Window of the World をScottの憂いをこめた歌でお聞きください。

プレゼントが追悼の曲になってしまって9月組の皆さんごめんなさいね。

   世界の窓は雨にぬれて  詩 ハル・デビット

広い世界の窓という窓は
雨でおおわれてしまった

私たちがかって見た陽光はどこにあるのか
誰でも小さな子供たちが遊ぶ時には
明るい日が必要だと知っている
大きく素直に背が伸びるために
陽の光をさしかけてやってくれ

だがこの世界の窓は 雨におおわれてしまった
この暗い空が青くかわるのは何時だろう
誰もが知っている
少年が男になるとき
彼らは同時におびえはじめるのだ
いつ国からの呼び出しがかかるか、と、
彼らの上に陽光を与えてやってくれ


世界の窓という窓は
すべて雨でとざされてしまった
この世界が今当面している問題を
皆は知っている
人々が友情にむすばれることなく
そのいさかいの末ごとに
誰かがそこで死なねばならぬことを

雨ですっかりおおわれた
この世界の窓という窓に
陽光よ、そそいでくれ
私たちにもやれることが何かあるはずだ
誰でも知っている
雨があるところ それは天使の嘆きの涙だと
天使はどれほど泣き続ければいいというのか
世界の窓に陽の光をあてよう





自作アップロードベスト10

2012-09-03 17:20:08 | アップロード

9月に入り、そろそろ秋の気配が・・・って秋はどこ?

相変わらず猛烈な残暑が続いてますね。皆さんお疲れが出てませんか?

さすがのSwallowも創作意欲が萎えてしまい、スランプ気味。

頬杖つきながら自分のYouTubeチャンネルを開いてみました。

もう62作。以前ランキング発表した時は41作でしたから、いやぁ駄作もここまでたまるとちょっとしたライブラリになるもんですわねぇ。

ふと気付いた統計というシステム。過去30日間の視聴率やら男女どちらがどれだけ見てるとか、どの国の人達が見てるとかいろんなことが解るのです。

ふむふむどれどれと調べてみたら

えーっ意外や意外。男性の視聴者が半数を超えてるんですよ!
これってちょっと嬉しいです。私が作るのはScottがアイドルだった頃から勿論WB時代、そして近年の作品まで色々ですが、結構男性が良く見て下さってます。

ということはもうScottを好む人達は、男も女も関係なく良いアーティストだねって言ってること。あたりまえって言えばあたりまえだけどなんだか嬉しくなってしまう。

例えば、Blanket Roll Bluesは男性視聴率100%ですよ!他にもIf Ships Were Made Sailも、Doin' The Jerkも100%!!

女性の視聴率100%はOld Falks だけです。まぁこれは最近アップしたので、再生回数も261回ですから、まだ解りませんけどね。

では Now pesent swallows upload best 10! 

第10位  Easy Come Easy Go      2245回     W40.2%  M59.8%

第 9位  If ships Were made to sail  2435回     W 0%  M 100%

第 8位  Come Saturday morning   2489回     W22.5% M77.5%

第 7位  Use Me                 3053回     W43.0% M57.0%

第 6位  Scott Walker TV Show    4536回     W38.8%  M61.2%

第 5位  The Moon's a harsh mistress
                                                    5171 回      W61.5% M38.5%

第 4位  Looking for me          7094回     記録なし

第 3位  I therw it all away             9102回      W49.3% M50.7%

第 2位  Passing Stragers        9236回      W58.3% M41.7%

第 1位  雨に消えた初恋         13550回       W22.6% M77.4%

注:再生回数は2010年から。男女統計パーセンテージは過去30日間のモノです。

やっぱ人気あるなーカウシルズ。
Passing Strangersはイギリスやアメリカで人気があるようです。イギリスの60代の男性から“いいね!”と私のチャンネルを登録してくれました。
頭の差で追いかけるI therw it all awayもがんばれ!今もこの曲はボブ・ディラン好きな人にも高評価されてるみたいですね。

視聴率の高い国はイギリス、アメリカ、オーストラリア、ドイツ、デンマーク、台湾、フィリピン、スペイン、アルゼンチン等々。勿論日本も。

年齢層は詳しくは解りませんが、だいたい50代~60代。でもこの頃25歳とか、28歳とかの男性がチャンネル登録してくれたりします。
老若男女問わず、Scottに魅了される人はまだまだ世界中に居るんですね。

再生ランキング9位 支持率男性部門100%のIf Ships were to made sail をどうぞ

よーしやる気が出てきたー!