”Scott Walkerに恋して”MadamSwallowのTeaSalon

スコット・ウォーカーをこよなく愛するSwallowとお茶をご一緒しましょう
自作のアップロードをお茶うけに・・・

ニュース "The Childhood of a Leader"の新しいトレイラーが公開されました。

2016-06-30 16:26:35 | The childhood

 

いよいよ7月22日米国でそして8月に英国で公開されるThe Childhood of a Leaderの最新情報が入ってきました。

http://childhoodofaleaderfilm.com/new-us-trailer-for-the-childhood-of-a-leader-released-ahead-of-july-22nd-release/

監督:ブラディ・コーベット

キャスト

 
  リアム・カニンガム ...
お父さん
  ロバート・パティンソン ...
チャールズ/リーダー
  ステイシー・マーティン ...
教師
  ベレニス・ベジョ ...
  ソフィー・レーンカーティス ...
(ソフィー・カーティスなど)
  レベッカ・ダヤン ...
エディス
  キャロラインボールトン ...
氏は顧問長官
  ルカBercovici ...
古い外国紳士
  ヨランド・モロー ...
メイド
  マイケル・エップ    
Tom Sweet トム・スウィート ...
プレスコット、少年
  スコット・アレクサンダー・ヤング ...
カウンセラー
  ロデリック・ヒル ...
古いアメリカの紳士
Jacques Boudet ジャック・Boudet ...
司祭


  ロバート・パディンソン扮するチャールズ(後のリーダー)の少年時代を演ずるトム君の迫真の演技にも象徴されるように両親の異常な幼児教育がとても興味深い。

・・1918年、ベルサイユ条約時にファシズムのリーダーを作るために異常な制約の上に少年を教育する両親。そして少年はゆがんだ独裁者に成長してゆく・・・

Scottは独裁者という人物像にいつもスポットを当てた曲を作ってきましたから、この脚本はとても関心をもってあたったのではないでしょうか。

直訳なのでいまいち解り辛いですが、ただ、このリーダーはヒトラーではないそうです。ムソリーニか?という書き込みもありますが、とにかくモデルは具体的には表されてはいません。

しかしこのトレーラー一つ見ても異常な幼年期を過ごす冷たい要塞のような家の雰囲気にScottのキレのよい荘厳なサントラが異様な恐怖と不気味さを募らせます。撮影はブタペスト、ハンガリーなどで行われたそうです。

以下はサントラのタイトルです。 

1。 「オーケストラのチューニングアップ "  
2。 「オープニング」  
3。 「ドリームシーケンス」  
4。 「村ウォーク」  
6。 「階段」  
7。 "上の階"  
8。 "手紙"  
9。 「ベルサイユ」  
10。 「カッティングの花」  
11。 "ボーイ、ミラー、車が到着します」  
12。 「第三のかんしゃく」  
13。 「印刷機」  
14。 「会議に向かう途中で "  
15。 "ミーティング"  
16。 「ポスト会議」  
17。 "フィナーレ"  
18。 「新しい夜明け(カットシーンのためのシンセレイアウト)」

カンヌ映画祭で受賞、ヴェネツィア映画祭で受賞、といわれる中でScottの音楽が素晴らしい効果を上げていると高い評価が掲げられています。

ではご覧ください。

 


雨に涙して・・・

2016-06-23 20:59:06 | We Love Scott Walker

雨振りの日はなんとなくメランコリックな気分になりますねー

こんな日は涙をこらえるのはやめにします

ことさらに身の回りの辛い事なんかで涙を流すのはイヤだけど、大好きな人を想ってあふれる思いを涙するのはいいもの、とこの頃考えます。

今日はすこしScottの心情を想って泣きたいと思います。

この1枚をごらんください。

これ、スペインのテレビに出演した時だと思われます。

ジャッキーを歌った後すぐにジョアンナを歌うため息を整えているところでしょうか。

ジャッキーはリズムも早いし歌詞も難解で仏語を英語に変えているから歌いこなすのはとても大変だと思います。

なにより彼がこの曲を歌う事はその当時の彼のチャレンジとして並々ならぬエネルギーを込めていたことでしょう。

しかし、それも歌わせるから耳に易しいジョアンナも歌わなきゃ駄目だよ。そういう条件だったのでしょうか。

繊細な若者にとってそんな無茶振りはやめてほしいと思わなかったでしょうか。

でも彼はプロですから、気持ちを切り替えてみごとにジョアンナを歌たったに違いありません。

同様な場面が他にもあります。

マチルダを歌っているScottですが、歌い終わると拍手に答えてすぐにジョンナが恋するときを歌わなければなりません。

なんだか引きつったような笑顔に見えませんか?

「有難う。有難うございます」と丁寧に会釈をしながらすぐにジョアンナが恋するときを歌い始めますが、可愛そうに歌いだしの音がちょっと取り辛そう。

それでもすぐに立て直して歌いこむScott。

このビデオを見るたび胸が痛くなります。

好きな歌を自分の選んだ歌をそして自作の曲を存分に歌いたい。

どんなに切望した事でしょう。

でも売れない曲は二の次、売れる曲は誰かのカバーばかり。

彼の甘く、素晴らしい歌唱力は人々を魅了します。だから耳障りの良い曲ばかり歌わされるのです。

本当に残念なのは彼のオリジナルにヒットがなかったことです。

1曲でもあれば彼の音楽人生も違ったものになったかもしれません。

ではそんな彼の心のうちを思いながら2本のビデオをどうぞ

残念ながらスペインの収録時の”ジョアンナ”は残っていないようです。でも写真が公開されて胸がつぶれるような思いがしました。

若干20代で様々な試練を経験したScott。

涙は心の奥深くから静かにあふれでてくるようです。

 

 

                                                 

sarahさんが見つけてくださいました!ただ貼り付けが出来ないのでリンクを載せます。

http://www.rtve.es/alacarta/videos/cachitos-de-hierro-y-cromo/cachitos-hierro-cromo-scott-walker-joanna/2830136/

sarahさんどうもありがとうございます。


gooブログメンテナンスのお知らせ

2016-06-13 12:14:31 | その他

えー明日、というか未明になりますが、14日AM00:00~12:00まで当ブログサイトがメンテナンスのため利用できなくなります。

まぁ半日なんでよーく手入れしてもらいましょう。

最近なにかとインターネットのトラブルに巻き込まれています。MSNではメールボックスを開こうとしたら

”だれかがあなたのアカウントを無断で使用しています”って表示され、どうやっても解決しません。だもんでメールを確認も出来ないし、ネット通販も利用できません。アマゾンで欲しいものもあるのに~

近いうちにまたPC子を抱えて相談に行かなきゃ。やだなぁ修理部の常連みたいになってしまう。

 

さてさて

Scottの息づかいやノドボトケでもりあがった5月も過ぎ、6月・・・うううプレゼントアップが出来ないよう・・・えーんごめんなさーい

お詫びのしるしにScottのかすかに聞こえるハミング特集(またかい!?)をお聴きになっててくださいまし~

 

 

 

    ちょっと見つけました!

例のアブナスコットの収録時に合わせて撮られたビデオのようです。が、相変わらず演出がどうもねぇうーむ・・・

ドラムに顔をはめ込むのがお好きみたいだけどあまりいい趣味じゃないですねー。だいいちスコットとジョンがゲイリーにお顔叩かれていたそうじゃないですかー・・・


ちょっとお出かけしてきました。

2016-06-04 16:50:52 | その他

 

先日、このブログのブックマークにも載っているコメンティエーターmiracl-muleさんのお店に遊びに行ってきました。

muleさんご夫婦がセレクトした古本が主ですがそのほかにイベントもたびたび行われていてとても楽しいお店です。

ScottWalkerファンですので、勿論CDの棚にはScottが鎮座しておりました。ハーイ スコット!

 

その後近くのカフェでもうひとりScottファンのお友達を交えておしゃべり。

美味しいケーキとともにおしゃべりが弾み、あっという間でしたが、楽しいひとときでした!

          weekendbooks(muleさんのお店)
                   cafe irodori (生のフルーツを使ったケーキが超美味しいカフェ)

お迎えにきてくださった車の中でBGMに流れていたのがこれ。大サービスでしょ。


                     

 ちなみに開店当初私がプレゼントしたお店のPVです。トッド・ラングレンの曲で。

とても素敵なお店でしょ?