”Scott Walkerに恋して”MadamSwallowのTeaSalon

スコット・ウォーカーをこよなく愛するSwallowとお茶をご一緒しましょう
自作のアップロードをお茶うけに・・・

夏たけなわ!

2012-07-28 13:35:11 | 音楽風景

  暑い暑いあっつ~い!!!そんな暑さをものともせずに涼しい顔して元気に黄色い花首を天につきだしているのはうちの「へちま 陽子」です。
昨年の緑のカーテン、朝顔太郎は大失敗でした。(この太郎クンのハッパは昼間の暑い時しなだれてしまって日よけという使命には向きませんでした)

で今年はへちまを採用。ゴーヤーマンという人気モノも最終面接までいったのですが、家族の「苦いのはどうも・・・」という意見であえなく不採用に。
いや、へちまの陽子もしっかり働いてくれてますよ。ぐんぐん伸びてハッパも大きく広げて必死にお陽様をさえぎってくれてますし、なにより花がきれい。大きくて鮮やかな黄色が気持ちいい。 

地球上ではオリンピックが始まり、隅田川では花火がどかどか上がってにぎやかな事ですが、そんな喧騒もまったく気にならないようで、へちま陽子はさやさやと葉をゆすって明朝咲かせる花の準備に余念がないようです。

それにしてもポール・マッカートニーが歳を感じさせぬ歌声を披露してくれてびっくりしましたね!
スコットより2こ歳くってんのになにあの甲高い声は?!
ミキサーが上手くやってんのかもしれないけど、へーやっぱり王者として君臨しているだけのことはあるなぁとswallowおばさんは素直に拍手したのであります。
モンキーなんとかってロック・バンドも出てたけど、んん、やっぱイギリスだなぁ。
あ、これ嫌味じゃないです。イギリスらしさがいっぱいのロック・バンドだってことです。
上手く言えないけど、アメリカのロック・バンドとは全く違うと思うんですよ。

話がすっ飛ぶけど、アメリカ人の歩き方は外股で肩も大きく風をきるようにゆさぶって歩きますが、イギリス人は肩をすぼめて小走りな印象があるんですよね。
スコットの歩き方は明らかにアメリカンな歩き方ですな。

                  question ?

ずーっとイギリス在住のScottですが、さてそんな彼にこのロンドンオリンピックについてインタビューしたらどんな返事をするでしょう?

Q1 アーチェリーとかクレー射撃なんかは観るね。ダーツが好きだから。

Q2 マラソンや競歩だ。あれほど孤独でストイックな競技はないよ。

Q3 ボクシングだね。僕もけっこうやるんだよ(肉パンチ見た?)

Q4 体操はいいね。美しい。

Q5 まーったく興味がない。僕の仕事にプラスになることなど一つもないよ。

Q6 結構よく見るよ。UK,USA、どちらでもかまわないさ。ははは

さあ、どれだと思います?勿論他の競技でもけっこうです。Scottはオリンピックについてこんなこというんじゃないか?ってお考えのあなたもご意見お待ちしてます。 

                 


夏はこれ! Swallowのサマータイムジョッキー

2012-07-15 11:11:13 | ディスクジョッキー

北九州の雨はまだ猛威をふるっているようでテレビでニュースを観る度にお気の毒でしかたありません。一日も早く梅雨明けして天候が落ち着く事を祈るばかりです。

私が住んでいる東京はここのところ真夏の暑さが本気モードで襲ってきて連日35度以上です。
隠れ脱水なんてのもあるようで、それでなくてもお肌にウルオイがなくなってるのにどーしましょ。
ああ、小麦色に日焼けをした若い頃が懐かしい。
黒く日焼けしないなんて夏じゃない!なんて平気でノースリーブのワンピースにサンダルでちゃらちゃら歩いていた頃が懐かしい。
今じゃ眼の下の黒いシミと小じわがその頃の若気の至りを物語っています。

でもそんな若いころから夏になると絶対これだけは聴く!という曲ってありますよね
今回はswallowの独断と偏見?で夏を爽やかに過ごすとっておきのミュージックをディスクジョッキー気取りでお送りいたします。節電対策にもどうぞ。コークを片手にね!

まずはなんといってもこれ聴かなくちゃ夏は語れない。子供のころから好きだったこの曲から。
パーシー・フェイス・オーケストラの“夏の日の恋”
Percy Faith Orchestra ★ A Summer Place

もうね、イントロが始まると「ああ夏だー」って胸かきむしるほど大好きな曲なんです。青い空、白い雲、眩しい太陽・・夏大好きッ子だったんです。(今ちょっと苦手・・)

そして夏休み前にはこれ絶対
クリフ・リチャードの”サマー・ホリデイ”
Cliff Richard ★ Summer Holiday

クリフ・リチャード、姉が好きで同名の映画に連れて行ってもらって以来、私もファンになり、夏休み前にこの曲聴くとわくわくしたものです。

そしてこれは夏・・じゃないんだけどクリフ・リチャード繋がりでシャドウズも好きでこの爽やかさは夏定番に。
”春がいっぱい”ザ・シャドウズです
Shadows ★ Spring Is Nearly Here

爽やかでしょー。
やっぱり夏はエレキギターが合いますね。なーんでか?(堺すすむ?)
それはね、サーフ・サウンドがあるからなんだよーん(すいません、落ち着きます)
ここからはサーフ・サウンドをたっぷり。

はじめにScottのこのサウンドから。
The Markets  Twailight City

うーん、かっこいい。これ聴くと自然とこれも聴きたくなっちゃう。
テルスター!!!
Tornados★ Telstar

なんとなく似てる気がするのは私だけかしら?
そしてサーフ・サウンドといったらこのグループも外せないんですよ。
ビーチ・ボーイズのサーファーガール
Beach Boys ★ Surfer Girl

あー目の前に美しいビーチの夕日が浮かんできますねー
おまちかね、ウォーカーズのサーフ・サウンド(と言っていいのか?)
セブンス ダウン
The Walker Brothers ★ Seventh Dawn

ううう 美しい~

お別れはやっぱりこれでしょ
僕の船が入ってくる あまり夏っぽくないかな?
The Walker Brothers ★ My Ship is Coming in

 

いかがでしたでしょうか。すこしは涼しくなられましたか?
暑くて大変な夏だけれど、夏は若さがいっぱい。だから音楽聴いただけで元気が出ちゃうんですね。


Experience

2012-07-03 21:11:29 | アルバム制作

先日、BSで「世界の街角」だったっけ?と言う番組でロンドンのノッティング・ヒルあたりの散策をやっていました。ハイドパークから北西に入ってすぐのところ。

映画「ノッティング・ヒルの恋人」の舞台でおなじみですね。ヒュー・グラントとジュリア・ロバーツのラブストーリーでした。ヒュー・グラント、これがまたいい男で・・・

その界隈で「テンプテーション・ファブリック」(いかにも!らしい名前)という生地屋さんが出てきまして、英国美人のオーナーは父親が40年前に開いたこの店を数年前に受け継いだのだそう。その父親と言う人も雑誌などの有名なカメラマンで当時のポップスター達のポスターなどをたくさん撮影したとか。
40年前?なんだついこの前じゃないの。と言いそうになっちゃった。
もう古き良き時代みたいに取り扱われてちょっとショック。でもあの頃ML等で眺めて憧れていたロンドンのこの街も今の鮮明な映像にかかるとかわいい小さな町なんだなーと思います。
ここに広大な青空とハイウェイの連なるカリフォルニアからやってきたScottはどんな印象を持ったでしょう。DVDでもすこし話していますけどね。

とにかくものすごくなつかしくて。
でもまだここでこつこつと制作活動を続けているScott氏が居らっしゃるのだと思うとどの風景も特別に見えてくるからおもしろい。
見終わってみるとやはりここはScottにとても似合う街のようにおもいます。
オリンピックももうすぐ。がんばれニッポン。

                    

ところで
ただ今エクスペリエンスのビデオ制作にとりかかっています。(えらそーに)
ところがこの曲、楽しいポルカのようなワルツのような陽気なリズムで、思わずスキップでもしたくなるようなかんじですが、さて歌詞はどんな意味なんだろう?と去年オークションで手に入れたLP、「イメージズ」をそーっと開いて(なにせそうとうボロ)訳詞を読んでみました。

エクスペリエンスの和訳            本文 LP IMAGES より                               

エミリーに乾杯!老人とエミリー   Here's to Emily, old age and Emily
乾杯!穴倉に住む人よ               Here's to the people who live in a shell
乾杯!エミリー、もうひとつ           Here's to Emily, one more for Emily
歩行者の住む道路に もう一つ      One more for the road where pedestrians dwell

ゆったり、悦にいって、ものぐさく     So self-assured. complacent and bored
我がヒーローは棚から箱をとる      Our hero opens abox on the shelf
世俗の知恵に満ち満ちて             Containing advice so worldly and wise
子供らが拝借するのを歓迎す        Welcomes his children to help themselves

謎や詩歌を作る暇もなく               He hasn't time for riddle or rhyme
工場で機械を買うのに忙しい         Too busy buying machines at the plant
若くして結婚し、過去はポケット       He married young his past is his pocket
始めと終わりは叔母から逃れてる    Beginnings and endlings escape from this aunt.

洗礼し、体現し、悟る暇もなく          Baptize, materialize,no time to realize
流れにとらわれ、井戸に溺れる       Caught in the current and drowned in the well
身をかがめて かたくなに             Bent about, he's stubborn and empty 
子供らに売らせんものと               Hands out the world for his children to sell.
この世に引き渡す。                       

・・・わかります?
私しゃよくわかんない。
まるで直訳みたいなんだもん
たぶん風刺的な内容なんだろうというのはわかるような。

どなたかおわかりなる方いらしたら教えてくださいまし。
今のところ内容に関係なく面白いのを作ってますけど・・・


7月組プレゼントアップロード

2012-07-02 17:28:18 | アップロード

七夕飾りもあちこちで見かけられるようになりました。
もうお願い事は決まりましたか?
それにしてもこの季節は蒸し暑さとの戦いの幕開けですね。
先日の手作りジンジャエールはいまいちだったので(買った方がおいしいよ)
爽やかなライムソーダをScottの物憂げな歌声に添えておとどけします

 

この曲の最初の構想は爽やかな木陰のティータイム・・・などと考えておりましたが、またまた旦那の本棚で見つけてしまったんですねー久保幸造ってイラストレーターの画集。
あーこれだなーと決めてしまいました。

この久保幸造と言う人。もともとジャズ好きが高じてジャズメン達の似顔絵を描くうちに独特の画法で独自の雰囲気のあるイラストを発表しました。ところどころに猫を書き込んでるのがポイントなんですが、あまりふさわしくないんじゃないかと思う位可愛いにゃん子でちょっとユーモアがあります。miracle-muleさんもお好きなMiles Davisの若かりし頃や、Bill Evans等が描かれています。

・・彼をみんなは「古き時代」と呼ぶ
 季節の移り変わりと共に生き、
 鳥のように自由で
 そしてとても善良で
 だから皆に愛されているのさ

 コーヒーカップにスプーンは入れっぱなし
 顎の下にナプキンを突っ込んで
 古いコーンパイプは色も変わってしまったけれど
 ちっとも恥ずかしくなんかないさ

 金曜日にはハザード湖に釣りに行く
 いつも小魚1,2匹だけど
 「クジラを取り逃がした」とジョークを言って
 だから僕らはステーキを食べるのさ

 いつか「古き時代」はいなくなるのだろう
 どんなに寂しいだろうか 
 子供達の遊び声も聞こえないのさ
 彼が天に召されるその日は

gelさんに教えて頂いた和訳を参考に詩をアレンジしてみました。

Scottの優しくそれでいてスマートなジャズソング。
ゆっくりお楽しみください。

          

これも0109gelさんが教えて下さったMiles Davis版もどうぞ