桜が散り始めましたね。今日は雨も激しくて花びらが道路にはりついてピンクの絨毯みたい。
近くの小学校、中学校高校それぞれの新入生がいきいきと歩いていきます。ちょっぴり緊張した面持ちで。
春っていいなぁ!
さあ私も心機一転がんばろう!
おっとその前にこれ聴いてからね(うふふ) おなじみCome Next Spring ~♪
さてあいかわらず途絶えそうで途絶えず次々公開されるお宝画像。
ちょっとこれ見てください。
1967年のイギリスのオデオン劇場でのツアーの開演を待つロンドン娘達です。かわいいでしょ。
朝から毛布持ち込んで。でもみんなとおしゃべりしながらワクワクドキドキしながら待っていれば寒さなんかへっちゃら!
こんな笑顔は日本の私達の少女時代となんら変わりないなあと思います。青春ですよね。
どんなに親や大人に眉をひそめられても大好きなアイドルや音楽に夢中になる経験は一生の思い出。幾つになってもきらきら輝く宝物ですよね。
このツアーはウォーカーズのほかにキャット・スティーブンス、ジミ・ヘンドリックス、エンゲルベルト・フンパーディングが出演していたようですね。
Scottはこのメンバーとツアーするのはあまり気が進まなかったようですね。特にジミ・ヘンドリックスとは。
私の勝手な思い込みかもしれませんが、ここら辺りから音楽の新しい変動にウォーカーズたちはそしてScottは飲み込まれて入ったような気がします。
60年代後半にビッグになったウォーカーズがあっけなく解散したのはタイミングが悪すぎたからと考えられますね。時代はメロディアスなリズムロックからハードロックへ変貌していく70年代を迎えるときだったから。だからアメリカから来たかっこいいグループはとても新鮮に見えたし、歌も超素敵。でもクラッシックな曲風はもう廃れ始めてしまった。「ステイ ウィズミー ベイビー」がヒットしなかったらやめるとScottは宣言し、事実あまり売れなかったこの曲を最後にウォーカーズは解散してしまいました。
ジミ・ヘンドリックスはこの後ハードロック、ヘビメタのカリスマ的な存在になっていきます。
「あれだけ人気が出たのに僕達が稼いだ金は馬を1頭買える位なものだったんだ」とJohnが言っていました。だから破格のギャラを提示した日本からツアーの企画は二つ返事で受けたのだそうです。ちょっとやるせないけど彼らも食べていかなきゃなりませんものね。
でも多感な少女時代に心を奪われたファンの私達にとってどんなに時代が変わろうともその輝きだけは永遠のもの。
そしてScottWalkerという偉大なアーティストに出会えた誇りと幸運に感謝ですね。
では最後にとっておきの1枚を。
うっふー綺麗な睫毛~
今夜はこの横顔を胸におやすみなさい。