今シーズン最後のすすき採りとエンドウさん

雪がほとんど溶けてしまったのでもうスノーシューで丘を登ることができなくなりました。

今日は閉店後にお店のまわりで今シーズン最後のすすき採りをしました。

まだ蛇やら虫やらが冬眠から覚めていないことを祈りつつ～。

思っていたよりもたくさん採ることができました。

長い冬の間も雪や風に耐えて残ったすすきの穂たち。

束ねて取っておいて、久しぶりにほうきを作ろうと思います。

柄に使うための流木を探さなくては。

採って乾かしてカットして燃やして灰にしてあく抜きして乾かして調合して・・・。

天然灰作りは工程も多く、時間もかかりますが、みなさんに「きれいな色。」と言っていただけることがうれしくて、地味だけどやりがいのある仕事だなぁと思っています。

この春からはまた数千本のすすきから灰を作り出す作業が始まります。

風の弱い日が続いてくれると良いのですけれど。

植物の持つパワーに励まされながら過ごす毎日。

今、お店の窓辺で存在感を放っているこの植物。

「これは何？観葉植物？お花が咲くの？」とみなさんにきかれるのですが、実は

『豆苗』なのです。

ご近所さんがスーパーで買ってこられたものをいただいたのですが、食べたあと水につけておくとまた芽が出て来て食べられるよ、と教えてくださったので、窓辺に置いていたらいつの間にかこんなに育っていました。

ツルも葉っぱもいっぱい出て来て、もはや『豆苗』とは言えなくなってしまっているので『エンドウさん』と呼んで、毎日お水を足しながら見守っています。

土に植え替えたら花が咲いてさやえんどうができるかしら。

がんばれ！エンドウさん。