東京つれづれ日記

あっという間に変化していく街「東京」で、なんとなく感じたことを書いていきます。

自衛隊の皆さん、ありがとうございます

2011年03月29日 06時41分55秒 | Weblog
「自衛隊の活動は誇り」=防衛省幹部をねぎらう―菅首相(時事通信) - goo ニュース

 被災地で頑張っている自衛隊の方々は、物資輸送や食事、お風呂、救出、捜索、架橋など、多方面で活躍されています。

 特に都内でも感じるのは、自衛隊を中心としたヘリコプターの活躍です。


 自衛隊以外も含め、警察や消防、海上保安庁などのヘリコプターにより、救出、捜索、物資輸送、搬送などが行われているようですが、ほんとうにこれだけヘリかぜあってよかった、という気持ちです。

 海上自衛隊の完成したばかりのヘリ空母も活躍しているようですし、持てる力をすべてつぎ込んで被災地支援を行っているというのは、都内を飛び交うヘリの数でも感じることができます。


 しかし、そういう行動ってマスコミに出ないですね。
 意図的なんですかね。

 それに、政府の原発への放水などは、かなり官邸主導で無理なごり押しをし続けたとか。

 ついこの間、「自衛隊は暴力装置」なんて発言していた方も政府内に返り咲いているのに、「自衛隊の活動は誇り」=防衛省幹部をねぎらう―菅首相 なんていわれても、また状況が変われば政府からは「自衛隊は暴力装置」なんて言い出しそうですしね。

 ひどいですね。
 しかもこれだけ国民が被害を受け、一心になって災害に立ち向かおうとしているこの震災すらも「政局」として色々と画策してますし。 

 「政治主導・官邸主導」と「素人主導」とが、ほぼ同意義という現状をまず解決しないと、原発問題の根本的な解決は無理ではないでしょうか。
 
 

品薄ですが

2011年03月29日 06時26分16秒 | Weblog
飲料水・牛乳が首都圏で品薄…農水省調査(読売新聞) - goo ニュース

 そうなんですよ。
 水と牛乳はなかなか手に入りません。
 あとトイレットペーパーとティッシュですね。 
 

 でも、「品薄」であり、入手も可能です。
 しかも、まだ便乗値上げをしている店を見たことがありません。

 なかにはそういう店もあるようですが、見た限りでは、定価か、むしろ割引して安く販売している店のほうが目に付きます。関係者の皆さん、この困難な状況下での商品供給、ありがとうございます。

 節電にも積極的で、震災から数日たった時点で、真っ暗な店内で一生懸命確保したと思われる商品を定価どころか割引で販売しているのを見ると、日本はまだまだ大丈夫、と感じたものです。


 節電もすごいですね。

 節電の幅は色々ですが、ほとんど真っ暗という店もあれば、多少でも努力を、という店も多いです。

 原発関連は早く収束して欲しいですが、今回のことでどれだけ原発で生産される電力に依存した生活をおくっていたのかよくわかりました。

 原発反対という意見を掲げるときは、今のような節電を日常とする覚悟が必要なのだとてうことなんですね。

 原発対処で現場で苦労されている方々には本当に頭が下がります。

 現場で作業している東電社員にしても、原発の計画段階で津波の想定などにかかわったわけではなく、ただ与えられた環境・状況で勤務してきた人達が多いと思っていまする
 その方たちを責めても意味はありません。
 女川原発のほうは津波対策として建設場所を高い位置に設定したことが今回の被害を回避した理由のひとつとのニュースを見ました。
 福島原発は、最初の計画段階での見積もりが甘かったのだと思います。


 民主党のコンクリートから人へ、という脱ダム政策の際に私も「このダム作っても、たった数センチしか水位が下がらない」という意見を見て不安に思っていました。
 その数センチの差で、どれだけの被害が出るのか想像をしているのか、と。

 災害に対する想定は、どこまでやってもきりがありません。
 コストの問題もあるし、何でも厳重にやればいいものとも言えません。

 でも、日本は災害が多いということを含め、もし災害が襲われたらどうなるのか、という視点を抜いて公共工事などを行うのは危険すぎます。
 
 物不足は国民の努力で多少は解決できるかもしれませんが、津波を考慮した原発の建設場所などは、今回のことも含めてどんな危険にも対応できるようにしてもらいたいものです。