東京つれづれ日記

あっという間に変化していく街「東京」で、なんとなく感じたことを書いていきます。

ロンドン水没という映画でびっくりしたこと

2008年09月17日 00時33分01秒 | Weblog
 先日、テレビで放映された「デイ・アフター/首都水没」という映画を見てびっくりしたことがありました。

 この映画は、大嵐や高波、堤防結界がロンドンを襲い、市内が水没状態になるというものでした。
 映画の途中をつまんでみていたのですが、政府が高波がロンドン市外に接近している段階で市民に対して避難指示をだし、市民が必死に市外に脱出しようと車等で避難をしていました。
 政府が軍を投入して学校などを優先して救助するなど、政府の対応については困難な中で精一杯やっていると思う内容でした。

 で、私が一番ビックリしたのが…高波というよりほとんど津波状態の波が来るというのに、地上を車などで避難する、というロンドン市民の水害に対する意識についてです。

 高波が来ても頑丈なビルなど高い場所に避難していれば安全なのに、わざわざ地上の道路を使用して避難するなんて、死ににいくようなものではないかと。
 映画でも高層建築は高波でもびくともせずに波を叩き割るように存在していました。送電が停止するのでエレベーターは使えないですが、政府は高波が来る3時間程度前に避難指示を出しているのですから、その時に市外への避難ではなく高い場所への避難を指示すれば死者は少なかったはず。
 波が確実にやってくる地面を通って避難して、避難者で大渋滞の道路にいるところを波にのまれる人が続出なんて状態に…。
 失礼ですが、イギリスの方々は津波に対する経験がないのかと、思ってしまいました。
 
 ふとそう思い、日本のことを振り返ると、日本や災害がかなり多いことと、そのために日本人には災害に対する意識や知識が豊富に備わっていることを知りました。

 日本に暮らしている以上、地震とは無関係には生きることができません。
 地震は津波も伴います。
 昔話とか民話に残されている災害時の心得は、先祖の残してくれた大切な財産なのだと改めて感じました。

なぜ逮捕されないのでしょうか

2008年09月17日 00時09分27秒 | Weblog
年金改ざんで社保庁職員関与、都内会社社長が証言(読売新聞) - goo ニュース

 社会保険庁において起きている数々の問題について、法律をちゃんと調べたわけではないのですが、最近は被害者感情に敏感に反応してくれている警察が、今回のような事件について捜査しないのはなぜなのかと、ふと疑問に思ってしまいます。

 三笠フーズの事件では、農林水産省の元課長が焼鳥屋で1品食べたかどうかで「接待」疑惑を叫ばれているのに、なぜ社会保険庁についてはそういう話が無いのでしょうか。

 社会保険庁のこれまでの記録漏れのような数々の件については、法令の関係で犯罪行為ではないのかもしれないですが、今回の事件のように公的な書類を改竄するというのは十分には犯罪行為だと思うのですが…。