ありえない事が大河ドラマの醍醐味!

2010-07-09 | 日記


今回の「龍馬の大芝居」では、やってくれました大河ドラマならではの醍醐味、以前にも書いたのですが、大河ドラマは「歴史であった歴史でないドラマ」です。大まかな歴史的事実は変えようがないのですが、それにいたるプロセスは演出によりかえることができます。

今回のように、吉田東洋の暗殺については龍馬がやったという噂が流れたことがあるというのは聞いたことがあります。しかし、脱藩した龍馬が再び土佐の地を踏むということはありえない話で、よく龍馬が船の上で武市半平太のことを思って涙するシーンなどがありますが
土佐に帰って今回のような大芝居をするという設定は斬新でとても面白いです。龍馬もできうることであればそうしたかったでしょう。ですから断腸の思いだったように思います。その思いをドラマで実現させてくれたことは天国の龍馬が知ったら、大喜びするでしょう。
私は見ていてとても感動しました。これが大河ドラマのすばらしい所だと思います。

過去の作品でも大胆な設定がありましたが、今回の「龍馬伝」でも本当にすごいことになっています。今後も目が離せません。シーズン3が楽しみです。