単独走を愛するジジイランナー

趣味のマラソンを生活の中心に置く人生観をデイリーに綴る日記

撃沈の河口湖

2011-11-28 | マラソン
河口湖フル前日の土曜日は移動日で早朝に10Kのコンディショニングジョグ。内、2Kレースペースで体調は上々でした。さて、日曜日のフルは、まさかの大撃沈の結果となってしまいました。悪くとも3時間40分前後では頑張れると今までの練習と、体調と心肺機能筋力の感度から判断していました。やや気になったのは、このところ頻繁に起こる大腿筋膜脹筋(腰と脚の連結部分で両側)に疲労感があり、ストレッチするとかなり痛みが残っているということくらいでした。前日夜の宿でも胡坐をかくと両側のその部位に痛みがあり、不安はありました。

さて、レースは比較的順調に進みました。心拍数は予定よりやや高めの140前後(予定は138)で、疲労感は殆どなく、走りも順調でした。走り始めてすぐに脇腹が痛み出し、次第に痛みが大きくなり、痛みの部位も右、左と数か所でしたが、それで極端に走りが遅くなるということも有りませんでした。最初の問題は、20Kあたりに起こりました。両側の当該部位に疲労感と痛みが出始めそれが腰全体を覆うようになってきて、走るのが辛くなってき始めました。我慢してハーフ地点を通過して初めてストレッチのために止まってしまいました。歩きは入っていません。数度のストレッチで再び走り始めましたが、疲労感が次第に増して、その後数度止まってストレッチ。河口湖は26K地点でリタイアすると、スタート地点まですぐに戻れます。去年も同様な症状からここでリタイアしたのでした。今年もこれ以上は無理と感じ、26K地点でのリタイアを考えましたが、もう予定のタイムは無理と分かると、スロージョグでもいいからゴールをめざそう、と心を入れ替えて継続を選択しました。しかし、30キロを過ぎるあたりから痛みは増幅し、まともに走れなくなりました。とうとう歩きがはいり、何度も止まってはストレッチ。特に右の太ももに異常な痛みを感じ欄干に脚を載せて太もも部分を伸ばそうとしたらコリコリに盛り上がっていて痛みで伸ばせません。数度行いようやくコリコリが少なくなり、走行開始。もうこの後は、超スロージョグと歩きと止まってはストレッチの繰り返しでなんとかゴールまで辿り着きました。時間はフル初となる4時間越えの4時間2分台でした。相当気分的に凹みました。

今朝、健診のために主治医に昨日の事を報告すると、筋肉痛になりやすい原因に、服用しているコレステロール剤の副作用が大きいと言われました。思えば故障以後、タイム的には恐ろしいほどに後退していますが、ここ数年、腰周辺の筋肉痛でリタイアするレースが増えたことは故障が原因というより、この薬の副作用がある程度の影響を及ぼしているのかもしれません。医師はこの1ヶ月、服用を半分に減らして様子をみよう、と言ってきました。加齢と故障の後の回復の遅れ、服用薬の副作用と、マラソンの記録を後退させる原因が目白押しで今後が思い悩まれます。医師はハーフに転向したら?年齢も年齢で、体の変化は警告だ、言われました。