ブルキナファソから帰国して☆

西アフリカ内陸国での協力隊活動を終えたつこの、結核闘病記!

4ヶ月

2011-09-13 16:19:59 | 日記
こんにちは。

昨日、9月12日、ブルキナのホームタウン、クドゥグに帰ってきました。


乾期の真っ盛りだったブルキナも、雨の季節が到来し、雨期ももう終わろうとしています。


【退避時】            【再赴任時】
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少しは緑が増えたでしょうか???





ブルキナの首都ワガドゥグに到着したのは8日ですが、やっぱり家がいちばん!

クドゥグの街に入って、やっと「帰ってきたなぁ。」と感じることができました。





まず、首都の様子はというと、騒乱の後なのでさぞかし荒れていると思いきや、

とても綺麗でした。




むしろ、道端のゴミは少なく、工事中だった道路は出来上がってるし、発展してる感じ。




雨期で砂埃の無い空は晴れやかで、干上がっていた池には蓮が咲きほこっていました。





そして、いつも通りのところは、いつも通り。


↑道に並ぶ、商品の冷蔵庫や自転車


↑革命広場





クドゥグも、概ねいつも通り。

乾期の茶色い世界から突然草ぼーぼーの緑の世界に来たので、少し戸惑いはありますが、

やっぱり落ち着きます。

電気、水道も止められることなく、良く出来た警備員のお陰で庭も荒れることなく、

乾期の間に降り積もった砂埃に苦戦しましたが、近所の友人たちのお陰で元通りの快適な家に戻りました。



↑家の門の真ん前で草を食べる牛。


あとは、超豪華なホテルがいつの間にか建設されていました。


↑帰る前に一回は泊まろう!







さて、ブルキナの空白の4ヶ月。

帰ってきて改めて、いや、初めて、その失ったものの大きさに気付かされました。


帰ることのできる幸運、残り4ヶ月の活動が残っている幸運ばかりを感じて帰ってきましたが、

この4ヶ月で変わったもの、失ったチャンス、そして残り任期が長く希望に燃える後輩隊員を見ていると、自分は何の為に帰って来たのかを考えずには居られません。


隊員の総数が減った今、一人の隊員に対するJICAのフォローが強化され、それもまた、「今、ここで時間があれば…」と、残りの任期を呪いたくなる原因となっています。









とはいえ、変わらないものも沢山あります。

クドゥグに着いたその日に家に来てくれた友人。活動関係者。

待っていたと喜んでくれた同僚。


クドゥグの街を歩けば、名前も知らない沢山の人たちが「おかえり。」と言ってくれます。





ピンチはチャンス。

残り任期も4ヶ月となりましたが、この4ヶ月、1日たりとも無駄にせず、

活動が終わったときに「短い時間の中で、自分はやった!」と心から思えるよう、

がんばります。

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2 コメント

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Unknown (nero)
2011-09-14 07:45:14
人々がすごく温かいね。
一度離れたことことで新しい一面とか、より多くのものを感じられたらいいね。
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>nero (tsuko)
2011-09-16 22:51:04
確かに、人の温かさとか離れたことで良く分ったし、私もこっちの人を好きになれた気がする。
退避期間は、ブルキナ目線でも日本を観察出来たから、ブルキナに還元できることも多いと思う
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