可視化とは?
人間が直接見る事のできない事象や現象、関係性を目で見る事にすることであるが、例えばビジネスの世界で売り上げをグラフなどで月別や、個人別成績として表現することもありだろうが、理系学者の可視化の理論と実論に触れて、凡人の私などはただ凄いなぁ~と感心して、聞き入ったり見入ったりしてしまう。ましてや、可視化の理論を数式で表現などされると、自分が余りにも無知であることを知らされて、恥ずかしくなって穴が在ったら入りたくなってしまいますねぇ~。
理系の博士はすごいです!
そんなことを思索しながら、札幌の冬景色を眺めていました。
一面銀世界の中で自分が既に見えている、「色彩」や直接見る事の出来ないが個々人が感じる事の出来る「気」を、表現するならばどうなるでしょうか?
これは何色の景色でしょうか?何色に見えるのでしょうか?子供の頃、図画工作で北国ですから当然雪景色の様子を描きました。が、どう表現していいのか周囲の皆を観察したり、教室の後ろや廊下に張られた絵をみてみると、青色や灰色で雪を描いている子が殆どでした。
同じ子供の頃、押し入れに山積みに束ねられている父の思想系の本は、最初の数ページが「世界の子供が描いた絵」でした。毎号、「今回はXX国の子供の絵」で、世界各国の子供の描いた絵をカラーで見ることができ、とても衝撃だったのを覚えています。中国の子供が描いた絵で、道端でスイカを売っている絵が描かれていたのを見た時、中国のスイカが楕円形であることを知り、驚きました。
丸い縞模様のスイカしか知らなかった私は、縞模様がなく黒いラグビーボールのような楕円のスイカを見て、子供心に「絵画」を見ると、世界の文化や歴史が理解できるのだと気が付きました。勿論、どんな物に焦点を当てても、その国の文化や歴史を知ることができるのですが・・・・難しい文字ばかりの本の、数ページのカラー部分の絵しか、子供の私には見る価値はありませんでしたから。^^
世界各国の子供の絵は、南国の子供は当然ながら南国の景色を描き、自分も子供でしたが、世界の子供の視線が楽しく「絵画」や「色彩」の美しさに魅せられました。
先日、TV番組でプロフェッショナルな写真屋さんが、昔の白黒写真からカラー写真にする番組を偶然見ました。ある老夫婦の新婚時代の写真でしたが、色黒写真というよりは、茶白写真に見えました。ネガ状態では、写真の見た目にはモノトーンでも色彩信号があり、色を起こすことができるということで、写真屋さんが色付けしていました。そのカラーの出来上がり写真をもって老夫婦に見せると、奥さんのモンペや袢纏の色がピンク色だったり、ご主人が来ているセーターが青色だったりと、ご本人たちが「あの頃が蘇ってくる」と涙して喜んでいました。「技術って凄いなぁ~」、写真屋さんの「愛」や老夫婦の「愛の歴史」を感じられて、とても心が温まりました。
「色彩」の発するオーラは見逃すことができませんね?
銀世界というと聞こえはいいですが、それは可聴化(文学では可視化という表現で見当て嵌まるかと思いますが)の表現で、雪景色は、色彩のない真っ白の光だけの雪景色や、重苦しい辛い冬の灰色や楽しい雪合戦の青色の雪の玉などに見えます。しかし、実際の雪が白であるので白色は基本中の基本ですが、何色でも、赤でも、黄色でも、紫でも、勿論ピンクでも雪は表現できるという事に気が付きました。^^
12月に描きました。
お遊びで、子供心に戻って雪だるまを描いてみました。
12月中には上記二つの絵を飾っていました。
1月に描きました。^^
静かで穏やかな雪山の風景です。^^ 2月に入ったので、少し春を心待ちにする絵に変えたいと思います。
^^
私が「引きこもり」であると思い、外に連れ出して下さると申し出られる方がいて(実際にはかなりフットワークが軽く、自分で何処でも飛んで行ってしまうアウトドア派??でもあるのですが「、引きこもり」という視線も間違っていないかも・・・・)、今からお花見のお誘いを受けました。都合の良い日時を教えて欲しいという事でしたが、そんな先の都合も何もなく、その方が忙しいのを知っているので、お仕事の都合で私の方が合わせるとお伝えすると、即、日時を指定してきたのであっという間に、数か月先のお約束ができました。^^
こういうのを約束というのでしょうね?とても勉強になり、実に気持ちが良いです。^^私もこれを機に約束の概念を自省して周囲の人々の約束に対する誠実さを考えてみたいと思います。 随分先なのですが、たとえその日が大雨でもお花見に出かけたいと思います。^^
小さな楽しみができました。^^
それまで、少しづつ季節の移り変わりを感じ、毎日を大切に過ごしたいと思います。
寒い毎日が続いています。
ですが、夜明け前が一番暗いものです。だからこそ、「春の喜び」を感じるのではないでしょうか?
スゥーデン、ノルウェー、フィンランド、ラトビア、リトアニア、エストニア・・・etcかの地を冬季間に訪れた時に一層、そう感じました。
あなたも私も誰でもが、残りの冬を暖かく過ごし、春の煌めきに幸福を感じられますように・・・・
それでは、またお会いしましょう。^^
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