今日は、涙がこみ上げてくるほど感謝の気持ちがあふれてきた一日でした。
昨年、ルーマニアで出会った長野の方から、柿とリンゴが送られてきました。今朝、宅配便を受け取った時、私が御相手に送った物が住所間違いで返送されて来たのかと思ったのです。私が送った箱だったので、しかも、余りにも早かったので。
昨年の今頃は、精神が逝っていたので人様と話をするのも苦しかったけれど、雪のルーマニアで声を掛けて下さった。帰国して程なく、リンゴが送られて来た。お礼をしなくてはいけないと思いつつ、直ぐに旧ユーゴに飛び、そして、今年は次々と色々なことが在ったので、お礼が遅くなり無礼をしていたのです。
夏になり、今度は桃が送られてきました。添えられていた手紙を読み、涙が零れそうになりました。先回のリンゴのお礼をしない内に、今度は桃が。
そうしていると、又、色々な事が我が身に降りかかり、ようやく落ち着いた昨今、お店でリンゴが並ぶようになり、季節の巡りを改めて感じて、今までの無礼をさせて頂いた事をお詫びして近況報告をしなければいけないと、ようやくノロノロと動き出した私でした。
その方のイメージで磁器の制作をして6点ほど、無礼をしてしまったことのお詫びと近況報告を送ったのが一昨日の夜。受け付けは一昨日でも、発送は昨日になるという事でしたが、昨日の内にもう長野に届き、そして、即、私が送った箱で柿とリンゴを送り返して下さったのでしょう。
添えられていた手紙には、甘くないので皮をむいて1か月干してから食べる様にと書かれていました。北海道の両親や親族や知人からは、本当に特上の果物などが特上のラッピングで送られて来ます。長野の方が送って下さったのは、そのようなものとは違い、とても素朴な果物なのですが、とてもそのお気持ちが嬉しいです。
北海道は柿やお茶やミカンが育たたないので、干し柿などはとても珍しいものになります。けっこう豪華な包装で贈物の品にも選ばれるほどなのです。この写真のような柿は、あちらではほとんど見ることが無く、大きくて四角い柿を頂きます。先が尖った柿やこのような柿は、日本昔話の「猿柿合戦」の柿のイメージで、同じ日本でありながら、遠い日本のお話の感じでした。
柿の下には、リンゴが入っていました。形も不揃いで美しくありませんが(頂いておいてこんなことを口にすべきではないですが)、とても美味しかったです。何よりも、お気持ちが嬉しくって涙が零れそうになりました。ありがとうございます・・・・
近所を散歩していると、庭先に頂いたような柿が生っているのを見ることが在ります。そのような柿は単なる庭木で実は食べないものかと勝手に思っていました。しかし、聞いたところによると農家の方が育てているリンゴや柿のようでした。
農協を通じて購入するよりも、友人から入手したほうが、融通が利くのとその友人にも喜んでもらえるからと。見た目は悪くても味がよいとのこと。
折角ですから、不慣れですが頑張って干し柿造りにチャレンジしてみたいと思います。総ての柿がヘタの上の木の枝がT字型に残してカットされているので、干し柿を作ることを想定して収穫された様です。荷造り用のビニール紐でもいいのかしら?皮をむいて一つ一つ丁寧に結んで・・・・どこに干したらいいのかしら?やっぱり、お外よねぇ~?
早速電話を差し上げて、無礼のお詫びとお礼をお伝えしました。色々と近況報告をお互いにし、また、「レマンさんと出会えて嬉しい」そんな風に言っていただき、胸が詰まってしまいました。
私の方こそ、二度も無礼をさせて頂いたのに、そんな風に言って頂いて感謝と涙です。
今日一日は、頂いた果物を眺めて、明日は柿の皮むきです。一つ一つ皮をむきながら、感謝の気持ちが溢れて来るでしょう。人様の気持ちに応えると、御相手にも喜んでいただき、そしてその喜びが再びブーメランの様に還ってきます。
ありがとう。ありがとう。ありがとうございます。涙。涙。。。。。。
色々な出会いを通じて、少しずつ人様から教えと喜びを受け取り、私自身も一皮づつ剥けていくようです。
干し柿が上手くいくと良いな~。カビが生えたりしないのかしら?私が干し柿を作ったなどと言って両親に見せたら腰を抜かすでしょうね?きっと。
ああ~色々な人様に感謝です。
あなたも私も誰でもが、ブーメランのように、喜びと慈しみと感謝の気持ちが行きわたります様に・・・
Good night!
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